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2026.10.09

会社案内の形状やサイズの選び方|種類別の作成ポイントも解説

会社案内の形状やサイズの選び方|種類別の作成ポイントも解説

会社案内は、自社の事業内容や強み、企業としての考え方などを伝えるための重要な営業・広報ツールです。営業活動や展示会、採用活動など幅広い場面で活用されますが、用途や配布するシーンによって、適した仕様や情報量は異なります。

本記事では、会社案内の形状やサイズの種類、それぞれの選び方や作成時のポイントについて解説します。これから会社案内を新しく制作する方や、リニューアルを検討している方はぜひ参考にしてください。

会社案内の形状と特徴

会社案内の代表的な形状としては、以下の4タイプがあります。

  • 冊子タイプ(中綴じ・無線綴じ)
  • 1枚もの
  • 折り加工タイプ(二つ折り・三つ折り)
  • ポケットフォルダー付きタイプ

それぞれ掲載できる情報量や使い勝手が異なるため、会社案内の目的や配布シーンに合わせて選ぶことが大切です。ここからは、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

会社案内の形状と特徴

冊子タイプ(中綴じ・無線綴じ)

複数のページを綴じて1冊にまとめたものが、冊子タイプの会社案内です。一定のページ数を確保できるため、事業内容やサービス、実績、沿革など、自社について幅広く伝えたい場合に適しています。

冊子タイプの主な綴じ方には、「中綴じ」と「無線綴じ」があります。

中綴じは、二つ折りにした用紙を重ね、中央部分を針金で留める製本方法です。コストを抑えやすく、ページも開きやすいため、会社案内でも広く用いられています。ページ数がそれほど多くない会社案内であれば、中綴じで対応できるケースが一般的です。

一方、無線綴じは、本文の背の部分を接着剤で固めて製本する方法です。中綴じよりもページ数の多い冊子に対応しやすく、背表紙を設けられることも特徴です。グループ企業の情報をまとめて掲載する場合や、事業・サービスについて詳しく紹介する場合など、情報量が多い会社案内に適しています。

1枚もの

1枚の用紙の表裏で完結する会社案内です。会社概要や事業内容、強みなど、伝えたい情報をコンパクトにまとめられることが特徴です。

掲載できる情報量には限りがありますが、チラシのように手軽に配布でき、営業先やイベントでの手渡し、ほかの資料への同封など、さまざまな場面で活用できます。

また、製本や折り加工が必要なく、デザインする面数も少ないため、冊子タイプや折り加工タイプと比べて制作コストを抑えやすい点もメリットです。

折り加工タイプ(二つ折り・三つ折り)

1枚の用紙に折り加工を加えて仕上げる会社案内です。代表的なものに二つ折りや三つ折りがあり、折ることでコンパクトにしながら、複数の面を使って情報を整理できます。

二つ折りは4面、三つ折りは6面を使えるため、会社概要や事業内容、強み、実績などを面ごとに分けて掲載しやすいことが特徴です。また、折りたたんだ状態ではコンパクトになるため、営業先や展示会などで配布するツールとしても活用しやすいでしょう。

冊子ほど多くの情報を掲載する必要はないものの、1枚ものより情報を整理して見せたい場合に適した形状です。

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ポケットフォルダー付きタイプ

台紙の内側に、資料を差し込めるポケットを設けたタイプです。厚手の用紙を二つ折りにした本体に、A4の別紙を複数枚収められる構造が一般的で、名刺を差し込むスリットを設けることもできます。

本体に印刷できる面は限られるため、掲載する情報量は差し込む資料の枚数で調整します。本体と別紙を分けて制作するため、別紙だけを入れ替えたり、渡す相手に合わせて組み合わせを変えたりといった運用も可能です。

一方、型抜きと貼り加工が加わることから、ほかの形状と比べて工程が多い点には注意が必要です。差し込む資料の枚数によっては厚みも出るため、郵送する場合は封筒のサイズや重量もあわせて検討します。

配布シーンから考える形状の選び方

配布シーンから考える形状の選び方

会社案内は、どのような場面で、誰に渡すのかによって適した形状が異なります。

代表的な配布シーンとしては、以下のようなものがあります。

  • 営業ツール
  • 展示会・イベント
  • 会社説明会・採用イベント
  • 郵送・DM

ここからは、それぞれのシーンでどのような形状が適しているのかを見ていきましょう。

営業ツール

営業ツールとして使用する会社案内は、営業プロセスのどの段階で渡すのかを基準に考えると選びやすくなります。

初回訪問や新規営業など、まず自社について知ってもらう段階では、1枚ものが使いやすいでしょう。会社概要や事業内容、強みなどを簡潔にまとめられ、持ち運びや配布もしやすいためです。多くの相手に配布する場合にも、冊子タイプと比べて印刷・加工コストを抑えやすくなります。

商談や具体的な提案の場では、より詳しい情報を掲載できる冊子タイプが適しています。事業内容や実績、強みなどを順序立てて説明できるため、会社への理解を深めてもらいやすくなります。

また、取引先の業種や課題によって提案するサービスや実績を変えたい場合は、資料を差し替えられるポケットフォルダー付きタイプも便利です。

展示会・イベント

展示会やイベントでは、限られた時間で多くの来場者に会社案内を配ることになるため、持ち帰りやすさや配布のしやすさを意識して形状を選びます。

会場で多くの来場者に手渡す場合は、二つ折りや三つ折りなどの折り加工タイプが向いています。仕上がりサイズをコンパクトにできるうえ、会社概要や事業内容、強みなどを面ごとに整理して掲載できます。ブース内でも場所を取りにくいため、配布用のツールとして扱いやすいでしょう。

一方、ブース内で商談を行ったり、製品やサービスについて詳しく説明したりする場合は、冊子タイプを用意しておく方法もあります。

来場者への配布用には折り加工タイプ、商談用には冊子タイプと、役割を分けて複数のツールを使い分けるのも効果的です。

会社説明会・採用イベント

採用向けの会社案内では、求職者との接点や、どの段階まで企業理解を深めてもらいたいかを考えて形状を選びます。

合同説明会や就活イベントでは、一度に多くの企業資料を受け取る求職者も多いため、コンパクトに持ち帰れる折り加工タイプが使いやすいでしょう。会社概要や事業内容、働く環境など、まず知ってほしい情報を絞って掲載するのに適しています。

自社で開催する会社説明会では、企業理念や事業内容、社員紹介、働き方などをより詳しく伝えられる冊子タイプが向いています。ページを分けて情報を整理できるため、企業への理解を深めてもらいやすくなります。

募集要項や待遇、選考スケジュールなど、年度ごとに変わる情報については、ポケットフォルダーに別紙を差し込んだり、二次元コードから採用サイトへ誘導したりする方法もあります。更新しやすい情報と長く使用する情報を分けておくと、会社案内自体を長期間活用しやすくなります。

郵送・DM

郵送やDMで会社案内を送る場合は、何を同封するのか、どのような状態で届けたいのかを基準に形状を考えます。

会社概要や事業内容など、必要な情報だけをコンパクトに届けたい場合は、A4用紙を三つ折りにした折り加工タイプが使いやすいでしょう。長3封筒に収められるため、郵送物全体をコンパクトにまとめられます。

会社案内を折らずに届けたい場合や、商品資料・事例などもあわせて送りたい場合は、A4サイズが収まる角2封筒を使用し、冊子タイプやポケットフォルダー付きタイプでまとめる方法があります。

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会社案内のサイズと選び方

会社案内の形状とあわせて考えておきたいのが、仕上がりのサイズです。サイズによって、掲載できる情報量や持ち運びやすさ、受け取ったあとの保管のしやすさなどが変わります。

会社案内でよく使われる代表的なサイズは、以下の3つです。

  • A4仕上がり(210×297mm)
  • B5仕上がり(182×257mm)
  • A5仕上がり(148×210mm)

サイズごとの特徴を見ていきましょう。

会社案内のサイズと選び方

A4仕上がり(210×297mm)

A4仕上がりは、会社案内で広く使われている定番のサイズです。一般的なビジネス書類と同じ大きさのため、ほかの資料と一緒に保管しやすく、営業や採用など幅広い用途で使いやすいという特徴があります。

紙面を広く使えるため、事業内容を詳しく紹介したり、拠点・設備などの写真を大きく掲載したりと、ある程度の情報量を盛り込みたい場合にも適しています。

また、提案書や見積書などA4サイズの資料とあわせて使用する場合は、それらを収納できるポケットフォルダー付きタイプにする方法もあります。会社案内と関連資料をひとまとめにして渡したい場合に使いやすいでしょう。

B5仕上がり(182×257mm)

B5仕上がりは、A4より一回り小さく、コンパクトさと紙面の広さを両立しやすいサイズです。

持ち運びやすさを重視しながらも、写真や文章をある程度ゆとりをもって掲載したい場合に適しています。A4ほど大きな紙面を必要としない会社案内や、手に取りやすいサイズ感に仕上げたい場合の選択肢になるでしょう。

A5仕上がり(148×210mm)

A5仕上がりは、A4の半分ほどの大きさで、持ち運びやすさに優れたコンパクトなサイズです。鞄にも収まりやすいため、展示会や合同説明会など、来場者が複数の資料を持ち帰る場面にも適しています。

一方、A4やB5と比べて紙面が小さいため、掲載できる情報量は限られます。内容を絞って構成し、文字を詰め込みすぎないよう、フォントサイズや余白にも配慮してデザインすることが大切です。

会社案内のページ数の決め方

会社案内のページ数は、まず掲載したい情報を洗い出し、それぞれにどの程度のスペースが必要かを考えて決めます。情報を詰め込みすぎると読みづらくなるため、項目数だけでなく、写真や図版をどの程度使用するかも考慮することが大切です。

冊子タイプの場合は、掲載項目を洗い出したうえで、各項目に半ページ、1ページ、見開き2ページなど、どの程度のスペースを使うのかを決めていきます。

なお、中綴じで制作する場合は、製本の仕組み上、総ページ数を4の倍数にする必要があります。用紙1枚で4ページ分になるためです。このページ数には表紙・裏表紙も含まれるため、16ページの冊子であれば中面は14ページ。必要な情報を無理に増減させるのではなく、写真の大きさや余白、各コンテンツのページ配分を調整しながら決めます。

折り加工タイプの場合は、ページ数ではなく「面数」で考えます。表紙・裏表紙に加えて会社概要や事業内容を掲載するなら4面の二つ折り、代表あいさつや実績なども載せるなら6面の三つ折りというように、掲載項目の数から必要な面数を割り出します。

関連記事:会社案内の作り方【初心者必見】パンフレット作成のポイントや流れを紹介

【種類別】会社案内の作成ポイント

会社案内は、形状によって使える紙面や情報の見え方が異なります。そのため、同じ内容をそのまま当てはめるのではなく、それぞれの形状を活かして構成・デザインすることが大切です。

今回紹介するのは、以下の4タイプです。

  • 冊子タイプ
  • 1枚もの
  • 折り加工タイプ
  • ポケットフォルダー付きタイプ

ここからは、それぞれの形状について、作成時に押さえておきたいポイントを解説します。

冊子タイプの作成ポイント

冊子タイプでは、ページをめくりながら読み進める特徴を活かして、情報の流れを設計することがポイントです。会社の概要や強み、事業内容、実績など、伝えたい情報を整理したうえで、読み進めるにつれて会社への理解が深まるようにページを構成します。

また、冊子は左右のページを同時に見るため、見開きを一つの単位として考えることも大切です。関連する内容を同じ見開きにまとめたり、写真や図版を左右のページで大きく見せたりすると、冊子の紙面を活かした構成にできます。

デザインする際は、綴じ方による見え方の違いにも注意しましょう。無線綴じは中央の綴じ部分が見えにくくなるため、文字や重要な写真を中央ぎりぎりに配置しないようにします。一方の中綴じはページを大きく開けますが、ページ数が多いと中心に近いページほど外側が多めに裁ち落とされます。綴じ方にかかわらず、中央側・外側ともに余白を確保しておくことが大切です。

1枚ものの作成ポイント

1枚ものの会社案内は、限られた紙面の中で、自社の概要や強みを短時間で伝えられる構成にすることがポイントです。「まず何を知ってほしいか」を明確にし、掲載する情報に優先順位をつけて整理します。

たとえば表面では、社名や事業内容、強みなど、会社の特徴がひと目で伝わる情報を中心に見せます。裏面には、サービスの詳細や実績、会社概要、問い合わせ先など、興味を持った人が次に知りたい情報をまとめるとよいでしょう。

また、限られたスペースに情報を詰め込みすぎると、重要な内容が埋もれてしまいます。詳しいサービス情報や事例などは二次元コードからWebサイトへ誘導するなど、紙面だけですべてを伝えようとせず、1枚ものに持たせる役割を明確にして構成することが大切です。

折り加工タイプの作成ポイント

折り加工タイプでは、完成した状態だけでなく、「どの面が最初に見え、どの順番で開かれるか」まで考えて構成することがポイントです。

折り加工タイプの作成ポイント

たとえば三つ折りの場合、閉じた状態で見える表紙から、折りを開いたときに現れる面、全体を開いたときに見える中面へと、段階的に情報を見せることができます。この特徴を活かし、表紙で興味を引き、中面で事業内容や強みを紹介するなど、開く動作に合わせて情報を配置すると内容を追いやすくなります。

また、二つ折りや三つ折りは、折り方によって各面の幅や折り位置が異なる場合があります。とくに巻三つ折りでは、内側に巻き込む面をほかの面より狭く設計する必要があるため、デザインを始める前に仕上がりサイズや折り方を確定しておきましょう。文字や重要なビジュアルが折り位置に重ならないようにすることも大切です。

ポケットフォルダー付きタイプの作成ポイント

ポケットフォルダー付きタイプでは、「フォルダー本体に載せる情報」と「差し込み資料に載せる情報」を分けて設計することがポイントです。

企業理念や会社概要など、長期間変わりにくい情報はフォルダー本体に掲載し、商品・サービス情報や料金、実績、募集要項など、更新する可能性がある情報は差し込み資料として制作します。情報の性質に応じて分けておけば、変更があった資料だけを差し替えながら会社案内を運用できます。

あわせて、どのような資料を何枚程度収納するのかも、制作前に決めておきましょう。差し込む資料のサイズや枚数、本体の厚みなど、実際の使用方法に合わせてフォルダーの仕様を決めておくと、より使いやすくなります。また、複数の差し込み資料を用意する場合は、フォルダー本体と配色やレイアウトのルールをそろえ、一式の会社案内として統一感が出るようにデザインします。

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会社案内の形状・サイズに関するよくある質問

最後に、会社案内の形状・サイズに関するよくある質問をいくつか紹介します。

形状によって制作費用の相場は変わる?

会社案内の制作費用は、選ぶ形状によって変わります。

たとえば、1枚ものや折り加工タイプは、冊子タイプと比べてデザインする面数や印刷・製本の工程が少ないため、比較的費用を抑えやすい傾向があります。一方、冊子タイプはページ数が増えるほどデザインや印刷の費用がかかり、製本の工程も必要になります。

ただし、実際の制作費用は形状だけで決まるものではありません。サイズやページ数、印刷部数、用紙、表面加工などの仕様に加えて、原稿作成や撮影を依頼するかどうかによっても変わります。

そのため、まずは会社案内の目的や必要な情報量から適した形状を決め、そのうえで予算に合わせてページ数や用紙、加工などの仕様を調整するとよいでしょう。

関連記事:パンフレット作成費用の相場は?形状・ページ数別の料金と内訳をデザイン会社が解説

詳しい制作費用を知りたい場合は、お気軽に当社へご相談ください。ご要望を伺ったうえで、会社案内の仕様に合わせて無料でお見積もりいたします。

会社案内のページ数は何ページが一般的?

会社案内のページ数は、表紙・裏表紙を含めて4〜16ページ程度が目安です。

会社概要や事業内容を簡潔にまとめる場合は4ページ、強みや実績なども含めて紹介する場合は8〜12ページ程度。複数の事業やサービスを詳しく紹介する場合は、16ページ以上になることもあります。

ただし、適したページ数は会社案内の用途や掲載する情報量によって異なります。ページ数を先に決めるのではなく、必要な情報を整理したうえで、無理なく掲載できるボリュームを決めることが大切です。

会社案内の情報が変わりやすい場合はどう対応する?

料金や実績、募集要項など、更新頻度の高い情報は、会社案内本体とは分けて掲載するのがおすすめです。

たとえば、ポケットフォルダーに差し替え用の資料を入れる方法や、二次元コードからWebサイトへ誘導する方法があります。こうした形にしておけば、会社案内全体を作り直さずに最新情報を伝えられます。

変更頻度がそれほど高くない場合は、改訂時にまとめて刷り直す方法もあります。情報の更新頻度や会社案内の使い方に合わせて、運用しやすい方法を選びましょう。

まとめ

会社案内の形状やサイズは、見た目の好みだけで決めるのではなく、誰に・どのような場面で渡すのか、どの程度の情報を伝えたいのかを踏まえて選ぶことが大切です。

多くの情報を整理して伝えるなら冊子タイプ、コンパクトにまとめるなら1枚ものや折り加工タイプ、資料を差し替えながら運用するならポケットフォルダー付きタイプなど、それぞれに適した使い方があります。サイズやページ数についても、配布方法や掲載内容とのバランスを考えて決めましょう。

JPCの会社案内パンフレット制作サービスでは、会社案内をはじめとするパンフレット・カタログの企画からデザイン、撮影、印刷まで一貫して対応しています。会社案内の形状やサイズ、ページ構成に迷っている場合も、用途やご予算に合わせてご提案しますので、カタログ・パンフレット制作会社のJPCへお気軽にご相談ください。

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