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パンフレット作成費用の相場は?形状・ページ数別の料金と内訳をデザイン会社が解説

パンフレット作成費用の相場は?形状・ページ数別の料金と内訳をデザイン会社が解説

パンフレットの作成費用は、ボリュームや依頼先、仕様によって大きく変わり、数万円で収まるものから100万円を超えるものまで幅があります。費用の内訳や変動する要因を知らないまま進めると、見積もりが適正か判断できず、必要以上のコストをかけてしまうこともあります。

本記事では、カタログ・パンフレット制作を手がけるデザイン会社が、パンフレット作成費用の相場をボリューム別・内訳別・依頼先別に解説します。費用を抑えるポイントや、抑えすぎることのリスクもあわせて紹介するため、パンフレット制作を検討している方は参考にしてみてください。

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パンフレット作成費用の相場【ボリューム別】

パンフレット作成費用の相場【ボリューム別】

パンフレット作成にかかるボリューム別の費用相場は、以下のとおりです。

ボリューム費用相場
二つ折り・三つ折りパンフレット(1枚もの)5万〜20万円程度
中綴じパンフレット(8〜16ページ)20万〜50万円程度
中綴じパンフレット(20ページ以上)40万〜100万円程度

それぞれの詳細を解説します。

二つ折り・三つ折りパンフレット(1枚もの)

二つ折り・三つ折りパンフレットの費用相場は「5万〜20万円程度」です。1枚の紙を折るタイプで、営業資料やサービス紹介、イベント案内など、要点を短く伝える場面でよく使われます。

1枚ものは折るだけで製本工程がなく、印刷もシンプルです。そのため費用はデザイン費の比重が大きく、デザイン面が少ないぶん、冊子に比べて全体の費用を抑えやすくなります。

二つ折り/三つ折り

二つ折り:1枚の紙を半分に折る形式。シンプルな見開きと高い視認性が特長。
三つ折り:1枚の紙を3分割して折る形式。二つ折りより面が細かく分かれるため、比較的詳細な情報を掲載できる。

中綴じパンフレット(8〜16ページ)

中綴じパンフレット8〜16ページの費用相場は「20万〜50万円程度」です。会社案内や詳しいサービス紹介、採用パンフレット、観光ガイドなど、ある程度の情報量をまとめて見せたい制作物で選ばれます。

1枚ものと違い複数ページで構成するため、ページごとにデザインの工数が積み上がります。

さらに、ページを綴じる製本や折りの工程が加わり、用紙の使用量も増えることから、印刷にかかる費用も1枚ものより大きくなります。デザインと印刷の両面でボリュームが増える点が、費用が上がる理由です。

中綴じパンフレット(20ページ以上)

中綴じパンフレット20ページ以上の費用相場は「40万〜100万円程度」です。大企業の会社案内や総合的な製品紹介、情報誌などが代表例で、掲載する情報量が多いほどページ数も増えていきます。

ページ数が多いぶん、デザイン費に加えて、全体の構成を設計し進行を管理するディレクションの費用も大きくなります。複数の事業やサービスを章立てして見せる、写真や図表を多用して詳しく説明するなど、作り込みの度合いが上がるほど工数も増え、費用がかさみます。

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パンフレット作成費用の内訳

パンフレット作成費用の内訳

続いて、パンフレット作成にかかる内訳ごとの費用相場を解説します。

内訳費用相場
企画・ディレクション費制作費全体の10〜20%程度
デザイン費1ページあたり2万〜5万円程度
原稿・取材・撮影費・原稿・取材費:1ページあたり1万5,000〜3万円程度
・写真撮影費:半日3万〜5万円程度、1日5万〜10万円程度
印刷費3万〜10万円程度
(1,000部目安)

なお、ここで挙げる金額は費目ごとの目安です。すべてを単純に合計した額が総額になるわけではなく、実際の費用はボリュームや依頼範囲によって変わります。

それぞれの費目について、詳しく見ていきましょう。

企画・ディレクション費

企画・ディレクション費の目安は「制作費全体の10〜20%程度」です。具体的には以下のような業務が含まれます。

  • パンフレット全体の方向性決め
  • ターゲットの整理
  • 掲載内容の企画
  • ページの構成作成
  • 制作スケジュールの管理
  • デザイナーやライターなど関係者との調整

企画・ディレクションは、パンフレット全体の方向性を定め、伝えたい情報を効果的な順序で組み立てる工程です。ここが固まっていないと、デザインや原稿が後から手戻りし、かえって費用がかさみます。

デザイン費

デザイン費は1ページあたりの単価で計算されるのが一般的で、目安は1ページあたり「2万〜5万円程度」です。ページ数が増えるほど費用も高くなります。

デザイン費に含まれるのは、ページ全体のレイアウト、写真やイラストの配置、文字組み、配色など、誌面を形づくる作業です。

なお、デザイン費に原稿のライティングが含まれるかは会社によって異なります。別途加算される場合もあるため、見積もりの際に作業範囲を確認しておきましょう。

関連記事:会社案内パンフレットのデザイン制作のポイントとは?制作事例・依頼先の選び方も紹介

原稿・取材・撮影費

原稿・取材・撮影費の目安は、原稿・取材費が1ページあたり「1万5,000〜3万円程度」、写真撮影費が「半日撮影で3万〜5万円程度、1日撮影で5万〜10万円程度」です。文章作成や写真撮影をプロに依頼する場合に発生します。

撮影費は、撮影する点数や日数、レタッチ加工の有無によって変わります。原稿・取材費も、ページ数や取材の回数に応じて増えていきます。いずれも、自社で原稿や写真を用意できれば、その分の費用は抑えられます。

印刷費

印刷費の目安は、1,000部で「3万〜10万円程度」です。デザイン費がデザインの作業量で決まるのに対し、印刷費は刷る量や仕様で決まります。具体的には、部数やサイズ、ページ数、紙質、加工の有無によって変動します。

同じデザインでも印刷の条件次第で費用は上下するため、デザイン費とは別に予算を見ておくことが大切です。

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パンフレット作成費用を左右する要因

パンフレット作成費用を左右する要因

パンフレット作成費用を左右する要因としては、主に以下が挙げられます。

  • ページ数とサイズ
  • 印刷部数
  • 紙質・加工・オプション

合計金額を大きく左右する変動原因を知っておくことで、パンフレット作成時により正確なコストを見積もれます。

ページ数とサイズ

パンフレットのページ数とサイズは、デザイン費・印刷費の両方に影響します。

ページが増えるほどレイアウトや校正の工数がかさみ、使用する用紙も増えるため、費用は上がります。また、サイズは規格内か規格外かで費用の動き方が変わります。A4やA5などの規格サイズは料金表が整っており、標準的な費用で作れます。

一方、円形や変形サイズのように規格から外れると、裁断時に紙のロスが出て用紙代が増え、型抜きなどの加工費も加わります。凝った形は印象に残る反面、コストは上がります。

印刷部数

基本的に、印刷部数が増えるほど総額は上がりますが、1部あたりの単価は下がります。これは、版の準備などの初期費用が部数で分散されるためです。反対に少部数の印刷は総額を抑えられる一方、1部あたりの単価は割高になります。

そのため、明らかに必要な部数が読めている場合はまとめて印刷したほうが単価を抑えられます。配布計画に対して部数が多すぎても少なすぎても費用の無駄につながるため、必要部数を見極めることが大切です。

紙質・加工・オプション

用紙の種類や厚み、表面加工の有無も費用を左右します。一般的なパンフレットで標準的に使われるのは、コート紙90kg程度の用紙です。ここから紙を厚くしたり、光沢や質感のある上質な用紙に変えたりすると、その分だけ用紙代が上がります。

また、表面加工も費用に影響します。PP貼りで耐久性や光沢を持たせる、箔押しやエンボスで装飾する、型抜きで特殊な形にするといったオプションは、それぞれ専用の工程が必要になるため、加工の種類が増えるほど費用も積み上がります。標準的な仕様から離れるほど費用が上がる、と捉えておくとわかりやすいです。

依頼先別に見るパンフレット作成費用の違い

依頼先別に見るパンフレット作成費用の違い

同じ仕様でも、どこに依頼するかで費用や対応範囲、品質は変わります。費用の目安は、デザイン制作会社が高め、印刷会社が中程度、フリーランスが抑えめという関係です。それぞれの特徴を見ていきます。

デザイン制作会社

3つのなかで費用は高めですが、企画構成から戦略設計、デザイン、撮影、印刷の手配までまとめて任せられます。伝えたい相手や促したい行動から逆算し、構成やデザインに落とし込む設計力が強みです。

撮影や凝ったデザイン、ページ数の多い冊子など、作り込むほど費用は上がりますが、費用は高めでも、成果につながるパンフレットに仕上がりやすい点が、依頼する価値といえます。

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印刷会社

印刷を主業務とし、デザインを含めて発注できる会社も多くあります。印刷を自社で行うため、デザイン会社に印刷を手配してもらう場合と比べ、印刷費を抑えやすいのが強みです。紙質や加工の知識も豊富で、印刷を含めた進行もスピーディに進みます。

ただし、デザインを外部に発注する印刷会社も多く、デザイン面はデザイン制作会社ほど安定しない傾向があります。印刷仕様が決まっている、既存のパンフレットを増刷したいといったケースに向いていますが、ゼロから構成を設計したい場合はデザイン制作会社のほうが適している場合が多いです。

フリーランス

個人への依頼で中間コストがかからないため、もっとも費用を抑えやすく、進め方も柔軟です。ただし、対応範囲や品質や納期の安定性には注意が必要です。

デザインのみを請け負うケースが多く、印刷の手配や進行管理、撮影は自社で行うか別の業者に発注することになります。これらを別途依頼すると費用も手間も加わり、デザイン料の安さだけで判断すると総額ではかえって高くつくこともあります。

配布部数が少ない、予算を抑えたいといったシンプルな案件に向いた選択肢です。

パンフレット作成費用を抑えるポイント

パンフレット作成費用を抑えるポイントは、以下の3つです。

  • 目的と掲載内容を事前に整理する
  • 支給できる素材を準備する
  • ページ数と部数を最適化する

詳細を確認しましょう。

目的と掲載内容を事前に整理する

パンフレットの目的と掲載内容は、発注前に整理しておきましょう。方向性が固まらないまま依頼すると、出来上がったデザインを大きく修正することになり、追加費用がかさみます。修正は別料金になることも多く、費用が膨らむ原因です。

また、掲載内容を絞ることも費用を抑えるうえで大切です。目的が曖昧だと情報を詰め込みすぎて、優先度の低いページや制作に余計なお金をかけてしまいます。目的から逆算して載せる情報を決めれば、必要な部分にだけ費用をかけられます。

支給できる素材を準備する

ロゴデータや商品写真、原稿などを自社で用意できれば、その分の原稿作成費や撮影費を抑えられます。
費用を抑えたい場合は、対応できるものだけ自社で準備し、難しい部分を依頼するという分け方も有効です。発注前に、どこまで自社で用意できるかを整理しておきましょう。

ただし、無理に使い回すのは逆効果です。解像度の低い写真や古いロゴ、内容の合わない原稿をそのまま使うと、仕上がりの質が下がり、パンフレットの目的を果たせません。自社での用意が難しいものは、撮影やイラスト制作まで対応できる制作会社に任せる方が安心です。

ページ数と部数を最適化する

ページ数は、掲載内容を整理したうえで必要な分だけに絞りましょう。
デザイン費はページ単位で増えるため、見栄えのためにページを足すと、その分費用がかさみます。会社案内や採用パンフレットでは、読者が知りたい情報を基準に構成すると、無駄なページを増やさずに済みます。

部数は、配布計画から逆算して決めます。展示会や営業訪問、採用イベントなど、使う場面と期間がはっきりすれば、必要な部数を見積もりやすくなります。印刷は部数が増えるほど1部あたりの単価が下がるため、長く使うことが決まっている場合は、まとめて印刷するとコストを抑えられます。

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費用を抑えすぎることで生じるリスク

費用を抑えすぎることで生じるリスク

費用は抑えられるに越したことはありませんが、削りすぎると逆効果になる場合があります。安さを優先した結果、次のようなリスクが生じることもあります。

  • 情報が伝わらず成果につながらない
  • 安価な仕上がりでブランド価値を損なう
  • 修正・刷り直しでかえって割高になる

それぞれ詳しく解説します。

情報が伝わらず成果につながらない

費用を削る対象を間違えると、パンフレットの伝える力そのものが落ちてしまいます。たとえば企画・ディレクション費を抑えると、情報を整理して伝わる順序に組み立てる工程が省かれ、内容が雑多に並びます。原稿費を削れば文章が読みづらくなり、デザイン費を削れば要点が視覚的に伝わりません。

パンフレットは、情報を正確に伝え、読者の行動を促してこそ成果につながります。伝える力に関わる費用まで削ってしまうと、配っても問い合わせや来店に結びつかず、かけた費用が無駄になりかねません。費用を抑える際は、伝わりやすさを支える部分まで削っていないか見極めることが大切です。

安価な仕上がりでブランド価値を損なう

紙質が薄い、写真が粗い、デザインに統一感がないといったパンフレットは、安っぽい印象を与えます。パンフレットは企業の顔として相手に手渡すものだけに、その仕上がりがそのまま会社の印象につながります。とくにBtoBの会社案内や営業資料では、品質の低さが信頼感の低下に直結することもあります。

凝った加工や高級な紙が、すべてのパンフレットに必要なわけではありません。ただし、企業イメージや商材の価格帯に見合った品質は確保しましょう。安さを優先して仕上がりが伴わないと、かえって企業の印象を下げてしまいます。

修正・刷り直しでかえって割高になる

安く仕上げようとした結果、修正や刷り直しが重なると、最初から相応の費用をかけた場合よりも総額が高くつくことがあります。

パンフレットの費用は、印刷の段階まで進むと取り返しがききません。印刷費は刷った分だけ確定するため、納品後に誤りや不備が見つかれば、すでに刷った分は無駄になり、刷り直しに同じだけの費用がもう一度かかります。修正が増えるほど、この上乗せは膨らみます。

また、極端に安い依頼先では、修正対応の回数が限られていることもあります。その場合、追加の修正に別料金がかかり、当初の安さが結局相殺されてしまいます。安さだけで判断せず、必要な工程に適切な費用をかけておくほうが、結果的に総額を抑えられます。

パンフレット作成費用に関するよくある質問

最後に、パンフレット作成費用に関するよくある質問と回答をまとめました。

  • デジタルパンフレット(PDF)の作成費用は紙より安いですか?
  • パンフレットの作成にはどのくらいの期間がかかりますか?
  • 少部数でもパンフレットの作成を依頼できますか?

それぞれの回答を確認しましょう。

デジタルパンフレット(PDF)の作成費用は紙より安いですか?

PDFのみで仕上げる場合、紙の印刷費や製本費がかからないため、安くなる傾向にあります。

ただし、企画構成費やデザイン費、コピーライティング費、撮影費などは、紙のパンフレットと同じように発生します。

パンフレットの作成にはどのくらいの期間がかかりますか?

一般的には1ヶ月程度が目安です。小規模で素材が揃っていれば2週間ほどで仕上がる場合もあり、ページ数の多い大規模なものでは2ヶ月程度かかることもあります。

期間は、ページ数や撮影の有無、修正回数、支給素材の有無によって変わります。

印刷や加工の工程は後ろの日程を圧迫しやすいため、配布したい日が決まっている場合は、余裕をもったスケジュールで相談しましょう。

少部数でもパンフレットの作成を依頼できますか?

基本的には依頼できます。営業資料のテスト運用、社内向けの資料、限定イベント用など、少部数での依頼に対応している会社は多くあります。

ただし、会社によっては最低部数が決められている場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

まとめ

パンフレットの作成費用は、ボリュームや部数、仕様によって幅があり、1枚ものなら5万〜20万円程度、ページ数の多い冊子では数十万円から100万円程度が目安です。内訳や変動する要因を押さえておくと、自社に必要なコストを見積もりやすくなります。

ただし、費用は抑えればよいわけではありません。削る場所を誤ると、情報が伝わらない、刷り直しで割高になるなど、かえって成果を損ないます。目的に必要な部分を見極めて適切に費用をかけることが、成果につながるパンフレットへの近道です。

JPCは、企画・コピーライティングから撮影、デザイン、印刷の手配までをワンストップで対応しています。窓口を一本化することで余計な手間や中間コストを抑え、ご予算のなかで成果を最大限に引き出すご提案が可能です。パンフレット制作をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

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