2025.12.04
会社案内カタログ制作事例 –グローバルに活用できる英語版デジタルパンフレット
今回は、京都に本社を構えるヘルスケア関連企業様の英語版会社案内カタログ制作事例をご紹介します。
海外の取引先やパートナーに向けて魅力を伝える場面では、英語版の会社紹介ツールがあるかどうかで印象や伝わり方が大きく変わります。展示会や商談、海外拠点とのやり取り、Webでの資料共有など、英語で企業情報を届けられる環境が整っていることで、コミュニケーションのハードルが下がり、海外へのPRや信頼づくりもスムーズに進めやすくなります。「海外にも自社の取り組みをしっかり伝えたい」と考える企業様にとって、英語版会社紹介冊子は心強いサポートツールになります。
本記事では、英語版会社紹介カタログ制作事例に沿って、海外向けに企業の魅力を整理・発信する際のポイントをご紹介します。「海外向けの会社紹介ツールを整えたい」「英語でも違和感なく読める会社案内を用意したい」とお考えの企業様の参考になれば幸いです。
目次
英語版会社案内カタログ制作の概要
まず、会社案内カタログ制作の概要についてご紹介いたします。
ご依頼主-京都のヘルスケア関連企業様-
今回は、京都に本社を置くヘルスケア関連の企業様からご依頼いただきました。この企業様は、多くのアスリートにも愛用されているボディケアアイテムをはじめ、体の健康に着目したアイテムを幅広く製造販売されています。JPCとは長いお付き合いがあり、各種広告やチラシ、カタログをはじめ、Webサイトや映像、バナー、店頭ディスプレイなど幅広い販促物をお任せいただいております。
ご依頼内容-英語版会社案内冊子の制作-
今回ご依頼いただいたのは、英語版の会社案内カタログ制作です。日本語版の会社案内パンフレットをベースに、海外向けの全22ページの英語版カタログを制作いたしました。海外のビジネスパーソンや顧客に向け、企業情報・技術・事業展開などを分かりやすく伝えることが目的です。毎年新年度に合わせて内容を見直す定期改訂の流れの中で、英語版としても常に最新情報を反映できるよう整備しています。完成後は各ページをPDF化し、デジタルパンフレットとして閲覧できる形式で納品しました。
デザイン制作におけるポイント-英語版でも読みやすいバランス調整-
英語は日本語に比べて文字量が増えやすく、同じ内容でもレイアウトが窮屈に見えてしまう課題があります。そこで、フォントサイズや行間、段落構成、余白の取り方を細かく調整し、英語でも読みやすく自然な誌面になるよう設計しました。見出しには横幅を抑えた英字フォントを使用し、本文は可読性の高いフォントを採用。さらに、ビジュアルとテキストのバランスを整え、翻訳文を流し込んだ印象にならないよう「最初から英語で制作されたパンフレット」のような仕上がりを意識しました。
英語版会社案内デザイン制作の流れ
英語原稿の差し替え
まず、日本語版パンフレットを基に作成された英語原稿をご提供いただき、全体の構成と内容を確認しました。ページごとに英語テキストへ差し替えを行いながら、見出しの階層や情報の順番が英語でも自然に伝わるかをチェックします。日本語版の流れを大切にしつつ、英語としての読みやすさや意味のまとまりを損なわないよう整理を進めました。
英語版としてのデザイン最適化
英語版パンフレットでは、単に日本語を英語に置き換えるだけでは収まりきらない課題が出やすく、“読みやすさ”と“ブランドらしさ”を両立するための設計が重要になります。
今回は特に、以下の4点を軸にデザインを調整しました。
● 文字量・ワードバランス
英語は日本語よりも1語あたりの文字数が多く、同じ情報量でも誌面が詰まって見えやすい傾向があります。そこで段落構成を見直し、文字のまとまりごとに余白を再調整しました。さらに箇条書きや見出しの組み方を工夫することで、視線の流れを整理し、無理なく読めるレイアウトに整えました。
● フォント選定やマージン
英語版ではフォントが印象を左右するため、見出しと本文で役割を分けて設計しています。
見出しには横幅が抑えられる英字フォントを採用し、長い見出しでも収まりよくインパクトを維持。
本文は可読性の高いサンセリフ体を使用し、行間や段落間マージンも調整して、視線が止まりにくい読みやすさを確保しました。

● 余白とメリハリ
英語版は情報量が増えやすいからこそ、詰め込みすぎによる見づらさを避ける工夫が大切です。コンテンツの情報階層に応じて余白を大胆に使い、文字サイズやコントラストも見直し、年齢層や文化圏の異なる読者でも読み取りやすい誌面とデザイン性の両立を目指しました。

● ビジュアルとテキストのバランス調整
クライアント様の製品・サービスは技術性が高い内容になるため、説明テキストが増えやすい傾向にあります。視覚的な単調さを防ぐ工夫として、製品写真やイラストを効果的に配置し、視線の切り替えポイントを設計しました。また、見出し・本文・補足情報の役割を明確に分け、必要に応じてアイコンや図解も用いることで、情報密度が高くてもストレスなく読める構成に仕上げました。

英語版会社案内カタログの完成
完成した英語版会社案内カタログがこちらです。

校了後は各ページをPDF化し、デジタルパンフレットとして編集・活用されます。
紙媒体のカタログをデジタル化し、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスで閲覧することができるため、印刷・配送費用といったコストを削減できます。
英語版パンフレットは、単に翻訳された文字をレイアウトにあてはめるだけでは、美しい仕上がりにはなりません。英語特有の文構造や文字量を踏まえて、全体のバランス・可読性・視認性を徹底的に調整する必要があります。今回の制作では、「最初から英語で制作されたパンフレット」のような自然で洗練されたデザインを意識したことで、文字を詰め込みすぎず、かつ十分な情報量を持った高品質な仕上がりになったと感じています。適切な余白を確保しながら、文字サイズや行間、フォント選びにも細心の注意を払い、見やすく、伝わりやすい英語版会社案内を完成させることができました。
会社紹介ツールを“紙+デジタル”で持つメリット
会社紹介ツールは、届ける場面や相手によって「伝わりやすい形」が変わります。紙とデジタルのどちらか一方に寄せるのではなく、両方を用意しておくことで、用途に合わせた最適な伝え方が可能になります。
ここでは、紙カタログとデジタルカタログを併用することで得られる3つのメリットをご紹介します。
1. 配布シーンに合わせて最適な形で届けられる
対面の商談や展示会など、その場で手渡すタイミングでは紙カタログが効果的に機能します。一方、オンライン商談やメールでの共有、海外拠点とのやり取りでは、デジタル版の共有しやすさが大きな武器になります。シーンごとに“相手が受け取りやすい会社案内”を選べることで、コミュニケーションの質が高まります。
2. 情報の伝わり方と印象づけが強くなる
紙は実物があることで、企業の世界観や信頼感をしっかり印象づけられるのが特長です。また、年度ごとに手元に残して比較・保管しやすく、社内外で“資料として蓄積できる安心感”もあります。物理的に存在することで、新規相談のタイミングで自社を思い出してもらえるきっかけにもつながります。
一方デジタルは、拡大表示や検索性、共有のしやすさがあり、内容理解を後押しします。営業時に映し出すプレゼン資料としても柔軟に活用できます。両方を持つことで「印象に残る体験」と「わかりやすい情報伝達」をバランスよく両立できます。
3.運用と更新がしやすく、長く活用できる
デジタル版があると、情報更新や差し替えが発生した場合でも対応しやすく、配布範囲も広げやすくなります。紙は必要な場面で確実に手元に渡せるツールとして、安定した運用が可能です。
更新性と運用性が補い合うことで、ツールとして長く使いやすい状態を保てます。
英語版会社案内カタログのデザイン制作まとめ
今回は、京都に本社を構えるヘルスケア関連企業様の英語版会社案内カタログ制作事例をご紹介しました。
日本語版の構成をベースにしながらも、英語特有の文字量やワードバランスに配慮し、フォント選定や行間・余白設計を丁寧に調整。翻訳を差し替えた印象にならないよう、英語版として自然に読めるレイアウトへ最適化しました。完成後はPDF化してデジタルパンフレットとして活用できる形で納品し、オンライン商談や海外拠点への共有など、さまざまな場面で使いやすい企業紹介ツールに仕上がっています。
JPCでは、カタログの新規制作はもちろん、英語版をはじめとする多言語展開や、紙・デジタルを併用した企業ツール制作など、さまざまなご要望にお応えしています。「海外向けの会社紹介ツールを整えたい」「英語でも読みやすいデザインに最適化したい」そんなご要望がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
