2026.09.18
縦型ショート動画の制作事例 – 大学のオープンキャンパス来場促進 –
今回は、縦型ショート動画の制作事例をご紹介します。
スマホでの視聴が当たり前になり、TikTokやInstagram、YouTubeショートといった縦型ショート動画は、若年層をはじめ幅広い層への情報発信に欠かせない手段になっています。
本記事では、オープンキャンパスの来場促進を目的とした大学の縦型ショート動画制作事例に沿って、ターゲットに合わせたショート動画づくりのポイントをご紹介します。「学校のPRに縦型ショート動画を活用したい」「若い世代に届く動画を作りたい」とお考えのご担当者様の参考になれば幸いです。
縦型ショート動画制作の概要
まず、縦型ショート動画制作の概要についてご紹介いたします。
ご依頼主-兵庫県の女子大学様-
今回の案件は、兵庫県の大学様からご依頼いただきました。JPCは大学をはじめとした教育機関の動画制作を数多く手がけており、そうした実績を見て今回の案件をお任せいただきました。
ご依頼内容-オープンキャンパス告知の縦型ショート動画制作-
今回ご依頼いただいたのは、大学のオープンキャンパス来場促進を目的とした、YouTubeショート向けの縦型ショート動画制作です。
完成した動画は、大学のSNSから発信するだけでなく、TikTok・Instagram広告へも出稿しています。
縦型ショート動画制作におけるポイント-作り込みすぎない親近感と女子大らしい画づくり-
今回は、高校生の来場を後押ししつつ、来場後もスタッフと話すきっかけにもなる動画を目指しました。実際のオープンキャンパススタッフである学生が、複数名リレー形式で出演し、それぞれが楽しそうに大学の魅力を発信する内容です。
そのなかで意識したポイントは以下の2点です。
- 制作側の存在を感じさせない親しみやすい映像設計
- 一眼レフで引き出すフォトジェニックな画づくり
これらを軸に、高校生がかまえずに見られて、大学の魅力が伝わる縦型ショート動画に仕上げました。
縦型ショート動画制作の流れ
構成のリライト
まずは先方から大まかな構成をいただき、そこから学生が実際に話す自然な言葉へリライトします。プロが作り込んだ印象になりすぎないよう、学生自身の言葉を活かして調整しています。
グラフィック制作
動画で使用するタイトルや告知情報などのグラフィックは、大学のオープンキャンパス特設サイトのテイストに合わせて撮影前に作成しました。水色・ブルーを基調に、ピンク・パープル・オレンジを差し色として加え、方眼ノートのような背景で親しみやすさと可愛さのある仕上がりにしています。


開催日やスタート時間は大きく見せ、重要な情報は吹き出しで配置。学生の写真は波打つカラフルな枠で切り抜き、ポップで明るい印象にまとめています。全体を通して統一感を保ちつつ、女子大らしい柔らかさと清潔感が伝わるデザインを目指しました。
実写撮影
出演者が学生のため、学校側と連絡を取りながら撮影スケジュール(香盤)を作成し、当日の動きを事前に固めておきます。今回はロケハンを行わなかったため、当日現場で撮影場所を決めていきました。限られた時間の中での判断は簡単ではありませんが、7名分の撮影場所をそれぞれの話す内容に合わせて1時間ほどで固め、スムーズに撮影へつなげています。

学生が話す内容に合わせて、その場面に合った場所が背景に写るように構図を設計し、一眼レフでフォトジェニックに撮影しました。カメラは固定にし、学生が話しやすいように制作スタッフの存在をできる限り感じさせないように意識しました。
キャンパスのさまざまな場所を学生の背景に取り入れることで、話の内容だけでなく、視覚的にもキャンパスの雰囲気や魅力が伝わるように撮影しました。香盤通りの進行を意識し、学生の負担を抑えながら撮り進めています。
映像編集
撮影素材と事前準備したグラフィックを合わせて編集を構築します。BGMを選定し、見ている高校生が飽きないよう効果音を多めに入れながら、テンポよく最後まで見られる映像に整えました。
編集後は2〜3回の修正やり取りを行い、細部を調整したうえで納品します。
縦型ショート動画の完成
完成した動画がこちらです。
完成した動画では、学生のフレッシュな笑顔と自然な語り口が活き、大学に親近感を持てるオープンキャンパス告知動画に仕上がりました。作り込みすぎない親しみやすさと、女子大学らしい柔らかな雰囲気が両立した縦型ショート動画になっています。
ターゲットに届く縦型ショート動画制作のポイント
届けたいターゲットが決まっている場合は、まずその相手をよく知ることが、響く動画への近道です。ターゲットの理解が深いほど、媒体・トーン・切り口といった設計の判断がぶれなくなります。
ここでは、ターゲットを設定したうえで意識したいポイントを3つの観点からご紹介します。
ターゲットの視聴環境を想定する
ターゲットが「いつ・どこで・どんな状態で」動画を見ているかを想定すると、それに合わせて演出や構成を変えられ、より効果的な動画になります。
たとえば通学や移動の合間にスマホで流し見する層なら、テンポを速め、音がなくても字幕だけで伝わる短めの構成が向いています。反対に、じっくり情報収集する層であれば、内容が整理されていれば多少尺が長くても最後まで見てもらえますし、文字量や情報密度も高めに設計できます。同じ内容でも、見られる状況に合わせて見せ方を変えることで、ターゲットに無理なく届く動画になります。
ターゲットの趣味嗜好を把握する
ターゲットが普段どんなものを好み、どんなトーンや訴求に反応するかを、動画に限らず幅広く把握することも重要です。好きな色や世界観、心を動かされる言葉やデザインの傾向、いま関心を集めているトレンドまで捉えると、動画で「刺さる見せ方」の判断がしやすくなります。その層の好みに寄せるほど、興味を持って見てもらいやすくなります。
色使いやBGM、テロップの雰囲気といった細部はもちろん、出演者やナレーションの人物像も、ターゲットが親近感や憧れを抱けるタイプに寄せると効果的です。好みを深く捉えるほど、映像全体のテイストや作り込みの度合いも選びやすくなります。
ターゲットの悩みや関心を捉える
ターゲットが何に悩み、何に興味を持っているかを捉えると、冒頭で何を見せれば手を止めてもらえるかが見えてきます。関心のあるテーマや解決したい悩みを起点に、「○○な方へ」と名指しする、結論を先に出す、意外性のある事実を提示するなど、思わず続きを見たくなる切り口を組み立てます。
1本の動画に情報を詰め込みすぎず、その層に最も刺さるメッセージを1つに絞ると、内容が伝わりやすくなります。さらに、視聴後に取ってほしい行動(来場・問い合わせ・応募など)まで見据えて構成すると、再生されて終わりではなく成果につながる動画になります。
縦型ショート動画制作まとめ
今回は、大学のオープンキャンパス告知を目的とした縦型ショート動画の制作事例をご紹介しました。SNSに親しんだ高校生に向け、あえて作り込みすぎない親近感を大切にしながら、出演学生の自然な表情や女子大学らしい雰囲気が伝わるよう、撮影・編集を丁寧に整えています。
JPCのショート動画制作サービスでは、TikTok・Instagram・YouTubeをはじめとする縦型ショート動画・SNS動画を、企画・撮影から編集までワンストップで対応しています。大学の紹介動画やショート動画を活用したプロモーションをご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。