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縦型ショート動画制作事例-商品の魅力を短尺で伝える実写映像-

縦型ショート動画制作事例-商品の魅力を短尺で伝える実写映像-

今回は、実写で商品の魅力を伝える縦型ショート動画の制作事例をご紹介します。

縦型ショート動画は、スマホで気軽に見てもらいやすく、SNSや製品ページなど幅広い場面で活用できるのが強みです。一方で尺が短いぶん、商品の魅力を短時間で的確に伝える設計が欠かせません。

本記事では、農業機械の制作事例に沿って、実写で商品の魅力を伝えるショート動画制作のポイントをご紹介します。ショート動画を活用した製品PRを検討されているご担当者様の参考になれば幸いです。

縦型ショート動画制作の概要

まず、縦型ショート動画制作の概要についてご紹介いたします。

ご依頼主-農業機械メーカー様-

今回の案件は、農業機械の開発・製造・販売・アフターサービスを手がける大阪のメーカー様からご依頼いただきました。JPCではこれまでも、トラクターやコンバイン、田植え機、耕うん機など、さまざまな農業機械のプロモーション動画を制作しており、継続してご依頼いただいています。

JPCの製造業・メーカーの動画制作サービス

ご依頼内容-ミニ耕うん機の縦型ショート動画制作-

今回ご依頼いただいたのは、家庭菜園向けミニ耕うん機を紹介する縦型ショート動画の制作です。

このミニ耕うん機は、以前PVを制作したミニ耕うん機と同シリーズのランク違いのモデルで、「以前のものと比べてどうパワーアップしたのか」を軸に訴求したいとご要望をいただきました。
制作にあたっては、まず約3分の横型PVを制作し、そのダイジェストとして縦型に再構成した約50秒のショート動画に仕上げています。掲載先はYouTubeと製品ページを想定しています。

縦型ショート動画制作のポイント-「パワー」と「コンパクト」を実写で伝える-

今回のミニ耕うん機は、以前のモデルとサイズは同じながら、馬力が上がっている点が特徴です。「パワーがあるのにコンパクト」という一見相反する魅力を、実写でどう伝えるかが制作のポイントになりました。

とくに意識したポイントは以下の2点です。

  • 「パワー」と「コンパクト」を撮り分ける
  • 手軽さが伝わる実写表現

これらを軸に、短尺でも商品の魅力が直感的に伝わる縦型ショート動画に仕上げました。

縦型ショート動画制作の流れ

オリエンテーション・ヒアリング

まずはクライアント様とのオリエンテーションからスタートしました。ターゲットや訴求ポイントをヒアリングし、製品への理解を深めます。

今回のミニ耕うん機は、本業で農業を営む方ではなく、家庭菜園など趣味で菜園を楽しむ方、とくに女性が主なターゲットです。

オリエンテーション・ヒアリング1
オリエンテーション・ヒアリング2

そこで、パワーアップした性能を伝えつつも、「手軽さ」「操作のしやすさ」が直感的に伝わる映像にする方針を固めました。この方向性を軸に、撮影・編集の具体的な進め方を検討していきます。

撮影準備・スケジュール調整

撮影する農園ではこれまでも数回撮影を行っていたため、今回はロケハン(撮影場所の下見)を行わずに進行しました。また、同時にパンフレット用のグラフィックの撮影も行う必要があったため、グラフィックチームと相談しながら撮影スケジュールを組み立てました。

撮影から納品までの期間があまり長くなかったため、撮影前の段階でテロップのデザインをあらかじめ準備し、後工程をスムーズに進められるようにしています。

撮影

撮影では、伝えたい魅力に応じてカメラワークを変えています。パワーを表現する場面では、ローアングルからワイドレンズで迫力ある映像を、コンパクトさを表現する場面では望遠レンズを中心に、人物に対してミニ耕うん機が大きく見えないよう配慮して撮影しました。

耕うん作業そのものは動きの変化が少ないため、ジンバルやドローンを活用し、映像にメリハリをつけています。実際に農園で使用しているシーンを撮影し、訴求ポイントを丁寧に押さえました。

撮影1
撮影2
撮影3

素材整理・仮編集

撮影後は、使用するOKテイクを選ぶ作業に入ります。OK以外のテイクも、インサート用のイメージ映像や別の訴求ポイントで使える可能性があるため、撮影素材は全クリップ確認しました。その後、仮のナレーションをAIで作成して全体の尺を組み立て、BGMも3パターンほど候補を用意します。

カラーグレーディング

編集を細かく固める前に、映像の色味を整えるカラーグレーディングに入ります。色味を調整してみると、前後のカットのつながりがよくない、思ったより効果的でなかった、といったことが見えてくる場合があります。使わないカットまで調整するのは手間になるため、全体像がある程度見えてきた段階でカラーグレーディングを行うようにしています。

縦型ショート動画への再構成

縦型ショート動画のもとになる横型PVは、初校提出後に数回の修正を重ね、納品2日前にナレーションを本収録して仕上げました。この横型PVをもとに、縦型ショート動画への再構成を行います。

約3分の横型PVには複数の訴求ポイントが盛り込まれていますが、縦型ショートは約50秒と尺が短く、スマホでの流し見が前提になります。そのため、すべてを詰め込むのではなく、ターゲット層にもっとも届けたい「手軽さ」「操作のしやすさ」を軸に、訴求ポイントを絞り込んで抜粋しました。

抜粋したカットは、単純に横型の画角を切り取るのではなく、縦画面で主役となるミニ耕うん機がしっかり伝わるよう構図を調整しています。横位置で成立していたレイアウトを縦向きに再設計し、限られた画面幅の中でも情報が読みやすく、視線が迷わない流れになるよう整えました。

こうして、YouTubeや製品ページでの掲載を前提に、短い尺でも要点が過不足なく伝わる縦型ショート動画に仕上げています。

縦型ショート動画の完成

完成した動画がこちらです。

ミニ耕うん機実写映像制作の実績紹介ページ

完成した縦型ショート動画は、サイズはそのままに馬力を高めたという商品の魅力が短い尺の中で整理され、実写ならではの説得力とともにテンポよく伝わる仕上がりとなりました。

商品の魅力を伝えるショート動画のポイント

商品を紹介するショート動画は、短い尺で気軽に見てもらえる一方、限られた時間の中で「その商品の魅力」をどれだけ的確に伝えられるかで印象が大きく変わります。

ここでは、商品の魅力を伝えるショート動画を制作する際に押さえておきたいポイントを3つご紹介します。

1. 「一番の魅力」を一つに絞って見せる

商品には複数の魅力があることが多いものですが、短いショート動画にすべてを盛り込むと、一つひとつの印象が薄まり、結局何も伝わらない動画になりがちです。まずは「その商品でもっとも伝えたい魅力は何か」を一つに絞り込むことが大切です。

絞り込む際は、他社商品にはない強みや、その商品が解決できる悩みを基準に考えると軸が定まりやすくなります。中心となる魅力を決めたら、それを補強する要素だけを残し、優先度の低い情報は思い切って削ぎ落とします。こうして訴求点を厳選することで、短い尺でも「この商品はこれが良い」と印象づき、記憶にも残りやすくなります。

2. 使用シーンとあわせて魅力を伝える

商品のスペックや特徴を言葉で説明するだけでは、視聴者は使ったときのイメージが持ちにくく、印象にも残りにくいものです。同じ魅力でも、実際に使っている場面や、使うことで得られる変化・結果を視覚的に見せると、価値が具体的に伝わります。

たとえば「軽い」という特徴も、数値を示すより実際に扱っている様子を映したほうが、扱いやすさが直感的に伝わります。「誰が、どんな場面で使い、その結果どう良いのか」というストーリーを短く設計し、機能そのものではなく機能がもたらす価値を見せることが、商品の魅力を実感として届けるコツです。

3. ターゲットに合わせて見せ方を変える

同じ商品でも、届けたい相手によって刺さる魅力は異なります。専門的に使う人には性能や精度が響き、はじめて使う人には手軽さや安心感が響くように、視聴者が何を重視するかは相手によって変わります。まず「誰に向けた動画なのか」を明確にすることが出発点です。

ターゲットが定まったら、その層が重視するポイントを優先して見せ、専門用語の量やナレーションのトーン、テンポまで届けたい相手に合わせて調整します。同じ商品でも、想定する視聴者に照準を合わせて訴求の切り口を変えることで、「自分に向けた動画だ」と感じてもらいやすくなり、商品の魅力がまっすぐ届きます。

縦型ショート動画制作まとめ

今回は、農業機械メーカー様よりご依頼いただいた、ミニ耕うん機の縦型ショート動画制作事例をご紹介しました。

「パワーがあるのにコンパクト」という商品の魅力を実写で伝えるため、撮影段階からアングルやレンズを設計し、カメラワークでメリハリをつけながら、短尺でも直感的に伝わる映像に仕上げています。ターゲットである家庭菜園ユーザーにとっても取りかかりやすい映像となり、クライアント様にもご満足いただけました。

JPCのショート動画制作サービスでは、企画から撮影・ドローン撮影・編集・グラフィック制作まで社内で一貫して対応しており、横型PVから縦型ショート動画への展開もワンストップで承っています。ショート動画制作をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

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