2026.09.24
アプリ紹介パンフレット制作事例 – サービスの良さを最短で伝えるデザインリニューアル
今回は、東京のITソリューション企業様よりご依頼いただいた、アプリ紹介パンフレットの制作事例をご紹介します。
パンフレットは、サービスや商品の魅力を1冊にまとめ、商談や展示会などの場で手渡しで伝えられるツールです。サービス内容の刷新や新商品の追加、掲載情報やデザインが古くなったときなど、作り替えが必要になる場面は少なくありません。こうしたタイミングでは、見た目を新しくするだけでなく、これまでに増えた情報を整理し直すことも求められます。
本記事では、アプリ紹介パンフレットの制作事例をもとに、パンフレットリニューアル時に見直したいポイントをご紹介します。サービス紹介パンフレットの作り替えを検討されている方は、ぜひご参考ください。
アプリ紹介パンフレットデザイン制作の概要
ご依頼主 -東京のITソリューション企業様-
今回のご依頼主は、現場業務の改善を目的としたソリューションサービスを展開する、東京のIT企業様です。主力のアプリは、ビルメンテナンスや不動産管理など、さまざまな現場業務の報告に活用されています。
JPCとのお取引は今回が初めてです。新規でお問い合わせをいただき、パンフレットにどのような内容を掲載するかという企画の段階から制作をスタートしました。
ご依頼内容 -アプリ紹介パンフレットのリニューアル-
ご依頼いただいたのは、A4二つ折りのアプリ紹介パンフレットのリニューアルです。アプリのサービスが新しくなったことを受け、デザインの刷新も含めてパンフレットを作り変えたいというご依頼でした。
紹介するのは、スマートフォンから「現場からの報告」と「管理者による確認」の双方を行いやすくする現場報告アプリ。完成したパンフレットは、展示会での配布や資料ダウンロードでの提供が予定されていました。
デザイン制作におけるポイント -掲載内容の整理とデザインの刷新-
今回の制作には、大きく2つの課題がありました。
1つ目は、掲載内容の整理です。多くの機能を備えたツールのため、載せたい情報がどうしても増えてしまいます。そのままでは、本当に伝えたい点が埋もれかねません。
2つ目は、デザインの刷新。これまで使われていたパンフレットは文字の多い印象で、使用シーンの写真を大きく使ったデザインでした。
そこで、「サービスの良さを最短で伝える」ことを目標に、訴求ポイントを絞り込んだ構成を組み立てました。デザイン面では、イラストやアイコン、実際のアプリ画面を配置し、文字の圧迫感を抑えながら使用シーンや対象者が伝わる紙面を目指しています。
アプリ紹介パンフレットのデザイン制作の流れ
掲載内容の整理
最初に取りかかったのは、掲載する情報の整理です。機能の多いツールだったため、過去に制作された資料やカタログなどから訴求ポイントを洗い出し、本当に伝えたい情報が伝わるように取捨選択を進めました。
情報を整理する段階では、あれもこれも載せたくなりがちです。今回は「サービスの良さを最短で伝える」という観点で新たに構成を組み立てました。
表紙デザインの提案
表紙は、2つの方向性でご提案しました。1案目は、既存のパンフレットのイメージから脱却するため、余白を大切にしたデザイン。2案目は、ターゲットと大きなメリットを見せることで、中面を開かなくても誰に向けたサービスなのかが伝わるデザインです。

最終的には、2案目の方向性で制作を進めることになりました。
中面の構成
中面は、表紙と役割を分けて構成しました。表紙でターゲットとツール導入による3つのメリットを先に示す一方で、中面には具体的なお客様の声や、訴求につながるツールの特徴を掲載しています。表紙から中面へと読み進めることで、サービスの概要がつかみやすくなる構成です。
コピーのリライトと中面デザイン
中面の構成に沿って、支給資料をもとにしたコピーのリライトとデザインを並行して進めます。コピーとデザインを同じ社内で担当しているため、文章の量や言い回しと紙面のバランスを相談しながら、スムーズに調整できました。
リニューアル前のパンフレットは、文字量が多いうえに、使用シーンの写真も大きく使われたデザインでした。そこで今回は、文章で説明していた内容の一部をイラストやアイコンで表現し、あわせて実際のアプリ画面を配置しています。文字の圧迫感を抑えながら、どのような場面で使うのか、誰に向けたサービスなのかが伝わりやすい紙面を意識しました。
イラストについても、どのような作画ならサービスとデザインに合うかを考え、数パターンを作成。比較を重ねたうえで、納得のいく作画に落ち着きました。

配色はキーカラーを基調に、イラストやポイントには黄色などの色を使用し、紙面になじみながらもメリハリの出るデザインを目指しています。色味についてはご担当者様もこだわりをお持ちだったため、理想の色味を根気強く探っていきました。
デザインの提出後、数回の修正のやりとりを経て仕上げました。

アプリ紹介パンフレットの完成
完成したデザインがこちらです。

掲載する情報を絞り込み、デザインを一から見直した結果、文字の多かった既存のパンフレットから、イラストやアイコンを取り入れた紙面へと一新できました。
企画から支給資料をもとにしたコピーのリライト、デザイン、印刷までをワンストップで対応し、約1か月半で納品しました。
パンフレットのリニューアルで見直したい3つのポイント
パンフレットをリニューアルするときは、見た目を新しくするだけではなく、現在の営業活動や販促方法に合った内容になっているかを見直すことが大切です。
制作当時から商品・サービスの内容やターゲット、Webサイトなどが変わっている場合、以前と同じ構成やデザインをそのまま踏襲すると、今伝えたいこととのズレが生じることがあります。ここでは、パンフレットをリニューアルする際に確認しておきたい3つのポイントをご紹介します。
1. 現在のターゲットや利用シーンに合っているか確認する
パンフレットを制作してから時間が経つと、商品・サービスの内容だけでなく、ターゲットや営業方法、パンフレットが使われる場面も変化していることがあります。そのため、リニューアル時には、制作当時の前提をそのまま引き継ぐのではなく、現在の状況に合っているかを改めて確認する必要があります。
ターゲットが変われば、相手が知りたい情報や響きやすい訴求も変わります。また、パンフレットの役割がサービスの認知なのか、理解促進なのか、比較検討の後押しなのかによっても、優先して掲載すべき情報は異なります。
ターゲットや利用シーンを整理しないままデザインだけを刷新すると、見た目は新しくなっても、現在の営業・販促活動では使いにくいパンフレットになりかねません。現在の顧客像や営業フローまで含めて整理しておくと、パンフレットに求める役割が明確になり、構成や訴求内容を見直す際の判断軸になります。
2. 情報の優先順位を整理する
パンフレットは、商品やサービスの機能追加、実績の増加などに合わせて情報を継ぎ足していくうちに、内容が過密になりやすい媒体です。情報が増え続けると、重要な訴求が埋もれ、何を伝えたいパンフレットなのかが分かりにくくなってしまいます。
そのため、リニューアル時は新しい情報を追加するだけではなく、既存の掲載内容も含めて一度整理し直すことが大切です。現在のターゲットやサービス内容に照らして、残す情報・削る情報・まとめられる情報を見直し、伝えるべき内容を改めて絞り込みます。
こうして情報を整理し直すことで、過去の訴求をそのまま引き継ぐのではなく、現在の顧客ニーズやサービスとして伝えたい内容の優先順位に沿ったパンフレットに更新できます。
3. Webサイトや他の販促物とのデザインをそろえる
Webサイトや営業資料、展示会ツールなどの制作物は、それぞれ異なるタイミングで更新されるため、気づかないうちにブランドイメージや世界観がばらつくことがあります。そのため、パンフレットをリニューアルする際は、他のクリエイティブとの統一感も確認しておくと安心です。
具体的には、既存のWebサイトや販促物で使われている色や書体、写真・イラストのテイストをパンフレットにも取り入れることで、媒体をまたいでも一貫した印象を保てます。
ただし、すべてを同じデザインにする必要はありません。大切なのは、媒体が変わっても同じブランドだと自然に認識できるかどうかです。この視点で既存のクリエイティブとのつながりを見直すと、パンフレットだけが浮いてしまうことを防げます。
アプリ紹介パンフレットデザイン制作まとめ
今回は、東京のITソリューション企業様よりご依頼いただいた、アプリ紹介パンフレットの制作事例をご紹介しました。
多くの機能を備えたサービスだからこそ、訴求ポイントを絞り込み、表紙と中面で役割を分けた構成にすることで、「サービスの良さを最短で伝える」一冊に仕上がりました。
パンフレット制作会社のJPCでは、企画・構成からコピーライティング、撮影、デザイン、印刷までをワンストップで対応しています。新規制作はもちろん、既存パンフレットのリニューアルや掲載内容の整理まで、業界を問わず幅広いご提案が可能です。パンフレットづくりでお困りの際は、ぜひお任せください。