2026.04.08
製品紹介動画制作事例 – 社員解説×実機撮影で伝える新ラインナップのPR映像 –
今回は、製品紹介動画の制作事例をご紹介します。
製品紹介動画は、新製品の認知拡大や販売促進を目的に、製品の特長や使用シーンをわかりやすく伝える映像です。とくに、カタログやWebだけでは伝えきれない「実際の動き」や「使用感」を映像で補うことで、購入検討時の理解を後押しする役割を担います。
本記事では、農業機械の新ラインナップ紹介動画の制作事例に沿って、製品紹介動画制作のポイントをご紹介します。「新製品の魅力を映像で伝えたい」「製品の使い方や特長をわかりやすく紹介したい」とお考えのご担当者様の参考になれば幸いです。
目次
製品紹介動画制作の概要
まず、製品紹介動画制作の概要についてご紹介いたします。
ご依頼主 – 農業機械メーカー様 –
今回の案件は、農業機械(トラクター、コンバイン、田植機など)の開発・製造・販売を手がける農業機械メーカー様からのご依頼です。
6年ほど前から継続してお取引いただいており、製品のプロモーション映像をはじめ、カタログやWebサイトの制作など、関連するクリエイティブを幅広くご依頼いただいています。
ご依頼内容 – 新ラインナップ作業機の製品紹介動画制作 –
今回ご依頼いただいたのは、従来製品からサイズアップして新たに販売する作業機の紹介動画制作です。
トラクターや田植機のように作業に必須の機械とは異なり、導入することで得られるメリットや活用シーンが伝わりにくい製品のため、農家の方に「どんな場面で使えるのか」「どのようなメリットがあるのか」をわかりやすく伝えたいというご要望をいただきました。掲載先は自社YouTubeチャンネルで、登録者である農家の方が主なターゲットです。
製品紹介動画制作のポイント – 社員解説と実機撮影の工夫 –
今回は、社員の方同士の掛け合いをベースにした構成で、硬くなりすぎないテンポのよい映像に仕上げることを意識しました。あわせて、ドローンやアクションカメラを活用し、作業機の動きや仕上がりが映像だけで伝わるように、撮影も工夫しています。
制作で意識したポイントは以下の2点です。
- 社員の掛け合いによるわかりやすい解説
- 実機の動きを多角的に見せる撮影手法
これらの方針を軸に、製品の特長と活用シーンが直感的に伝わる製品紹介動画に仕上げました。


製品紹介動画制作の流れ
ヒアリング・構成検討
まずは、初回の打ち合わせで訴求したい内容やターゲット層、製品の特長などを詳しくうかがい、制作の方向性を整理しました。長年にわたり同社の映像制作を担当しているため、クライアント様の求める方向性を初回のミーティングでスムーズに把握できました。
原稿はクライアント様側で準備いただき、全体の構成やインサート映像のイメージなどは制作側で検討して進行。あわせて、編集の方向性も軽くヒアリングしたうえで、訴求内容に合った見せ方はJPCから提案する体制で進めました。
また、今回は絵コンテを作成せず、打ち合わせ内容をもとに簡単な香盤を制作し、撮影に臨みました。
撮影
撮影する映像のイメージは事前に想定しつつ、撮影当日は現場で作業いただく方やクライアント様の社員の方と話しながら、具体的なカットを決めていきました。
農家の方が注目する「すき込み方」「仕上がり」「作業機の動き」が映像で的確に伝わるよう、何度も撮り直しながらベストなアングルを追求しています。
ドローンを使用して、ほ場全体の雰囲気が伝わるイメージカットを撮影したほか、トラクターや作業機にアクションカメラを取り付け、作業の仕上がりを間近で見せるカットも撮影。


出演いただいた社員の方は話の上手な方を選出いただいており、農家の方にもわかりやすい言葉づかいで、硬くならない自然な掛け合いに仕上がっています。撮影現場の雰囲気づくりも大切にしており、出演者やスタッフがリラックスした空気の中で撮影に臨めることが、映像のクオリティにもつながっています。

また、今回の撮影現場では映像素材に加えてスチールカットも同時に撮影。チラシや展示用ツールの素材も一度の現場で確保することで効率的に進行しました。
編集・仕上げ
撮影素材をもとに、社員の掛け合いとインサート映像を組み合わせた編集を行いました。SE(効果音)を多めに取り入れ、テンポのよい楽しげな雰囲気を演出しています。
訴求に合った見せ方は制作側から提案し、クライアント様と確認を重ねながら仕上げていきました。
製品紹介動画の完成
完成した動画がこちらです。
完成した製品紹介動画では、社員の方の自然な掛け合いと、多彩なアングルから捉えた実機映像が組み合わさり、作業機の特長や使用シーンがわかりやすく伝わる仕上がりとなりました。
また、動画掲載後にJPCでサムネイルを作成・変更したところ、再生回数が大きく伸びました。
製品紹介動画で実機の魅力を伝える撮影のポイント
製品紹介動画では、スペックや機能を言葉で説明するだけでなく、「実際に動いている様子」を映像で見せることが購入検討者の理解を大きく後押しします。ただし、ただ撮るだけでは製品の良さは伝わりません。
ここでは、実機撮影で製品の魅力を効果的に伝えるためのポイントを3つご紹介します。
1. 撮影前に「映像で伝えるべき情報」を整理する
撮影に入る前に、製品のどの特長を、誰に・どんな順番で伝えるかを明確にしておくことが重要です。ここが曖昧なまま撮影に入ると、見栄えのよいカットは撮れても、肝心の訴求ポイントが映像に残っていないという事態が起きがちです。
具体的には、「この製品を選ぶ決め手になる情報は何か」を軸に、必要なカットをリストアップしておくと撮り漏れを防げます。このとき、製品そのものの動きだけでなく、「使用前後の比較」や「従来品との違いがわかるカット」など、視聴者の判断材料になる要素も洗い出しておくと、説得力のある素材が揃いやすくなります。
撮影日当日は時間的な制約も大きいため、事前の整理が現場の判断スピードに直結します。
2. カメラポジションを「視聴者の視点」から逆算する
実機の撮影では、機械の全体像が映る引きのカットだけでなく、「視聴者が実際に目の前で見たら注目するであろう部分」を寄りで押さえることが欠かせません。
どのアングル・距離感で撮れば製品の動きや質感が最も伝わるかは、製品特性やターゲットによって異なります。
たとえば、業界に詳しい視聴者であれば細部の仕上がりや動作精度に目が行きますし、導入検討段階の視聴者であれば操作のしやすさや現場に収まるサイズ感のほうが気になるかもしれません。ターゲットが「何を基準に選ぶか」を事前に把握しておくことで、撮るべきアングルの優先順位が明確になります。
撮影現場では、想定していた画角で十分に伝わるかをモニターで確認しながら、必要に応じて距離やアングルを調整し、複数パターンを押さえておくと編集時の選択肢が広がります。
3. 撮影と同時に「編集で必要になる素材」も押さえておく
現場撮影では、メインとなるカット以外に、編集段階で必要になるインサート素材やイメージカットも意識的に撮影しておくことがポイントです。
たとえば、製品のディテールカット、使用環境がわかる風景ショット、操作中の手元、起動音や動作音といった音素材など、本編のつなぎや補足に使える素材があると編集の幅が大きく広がります。
こうした素材は、優先度が下がりがちですが、編集段階で不足に気づいても後から撮り直すのは難しいケースがほとんどです。
とくに屋外や工場など、日程や場所の調整が必要な現場では再撮影のハードルが高いため、「あとから欲しくなりそうなカット」を現場で多めに押さえておくと安心です。
製品紹介動画制作まとめ
今回は、農業機械メーカー様よりご依頼いただいた新ラインナップ作業機の製品紹介動画制作事例をご紹介しました。
社員の方の掛け合いによるわかりやすい解説と、ドローンやアクションカメラを活用した多角的な撮影により、製品の特長と活用メリットが直感的に伝わる映像に仕上げています。映像制作と同時にスチール撮影やチラシ制作もワンストップで対応し、効率的な制作進行を実現しました。
JPCでは、製品紹介動画をはじめ、用途や媒体に合わせた映像制作を幅広く対応しています。製品紹介動画の制作をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。