チラシのデザイン制作-イメージカット撮影にこだわる
2024年1月25日
近年、広告デザインにおいて、ビジュアルの優位性が一段と高まっています。
その中でも特に重要視されているのが、イメージカットです。
新製品の魅力をぐっと引き出し、一目で"欲しい"と思わせるようなビジュアルづくりが求められています。
本記事では、当社が担当した新製品のチラシデザインの事例を通じて、イメージカットの撮影に対するこだわりと、その撮影カットを使用したデザインの制作についてご紹介いたします。
イメージカットもしっかりこだわった広告ビジュアルを作成したいとお考えのみなさまは、是非この記事を参考にしてみてください。
イメージカットの撮影とチラシのデザイン制作の概要
まずは、今回JPCで制作したご依頼内容について、詳しくご紹介します。
撮影&チラシデザインのご依頼主企業様
今回のご依頼は、大阪府大阪市に本社のあるメーカー様です。
カッターをはじめとした刃物手道具の製造販売をされていらっしゃいます。
撮影&チラシデザインのご依頼概要
今回は、新製品のイメージカットの撮影とチラシの制作をご依頼いただきました。
ここで紹介する新製品とは、コンパクトサイズの小さなカッターナイフです。
普段は、専門メーカーとして、本格的な道具としてのカッターを売りにしているメーカー様ですが、今回の商品は、日常の「ちょっと切りたい」というような場面に便利な商品です。
女性にも気軽に手に取っていただくために、トレンドのくすみカラーを取り入れたカラー展開となっており、お好みやお部屋のスタイル・インテリアに合わせて選んでもらえるようにアピールしたいと考えておられました。
消費者のお好みのイメージに馴染む"かわいくて手元に置いておきたいもの"として選んでもらうには、イメージカットの撮影は欠かせません。
メインビジュアルとなるイメージカットの撮影をはじめ、WEBに掲載する説明用の画像の撮影と、商品の説明がしっかり載ったA4サイズのチラシの制作をご依頼いただきました。
次からは、流れに沿って、制作のポイントをお伝えいたします。
イメージカット撮影&チラシデザイン制作の流れ
イメージカットの撮影とチラシのデザイン制作を進めるにあたって、その流れを今回の事例に沿ってご紹介いたします。
イメージカットの撮影ラフの作成
撮影前に、お客様と撮影のイメージを固めるために、撮影ラフを作成しました。
カッターナイフと言うと無骨で男性的なイメージがありますが、
今回の製品は、日常生活の「ちょっと切りたい」がコンセプトの商品です。
生活の中で溶け込むトレンドのくすみカラーを取り入れたカラー展開や、ちいさいサイズ感・丸いフォルムなどの特徴から、ターゲットを女性としました。
女性向けのターゲットなので、ナチュラルで明るい雰囲気かつ生活感を感じる絵作りを意識しています。
イメージカットの撮影
お客様とイメージのすり合わせが完了したら、撮影の準備へと進みます。
ラフでイメージしていたそれぞれの色のカッターのイメージカットを実際に撮るために、
撮影小物の準備をいたしました。
今回の撮影小物は、身近なアイテムを演出する意図として、文房具をメインに使用しました。
実際に撮影したイメージカットはこちらです。
この画像はチラシではなく、主にWEBなどの媒体で使用しています。
この撮影は、当社の自社スタジオ「ワンストップスタジオ京都」で行いました。
イメージカットの撮影とチラシのデザインを同時に進行
今回のチラシは、イメージカットの写真がメインになるデザインなので、大部分をビジュアルに使用できるレイアウトにしました。そのため、撮影前に大まかなデザインの制作は済ませ、撮影当時は、撮影とデザインの調整を同時進行で行いました。
リアルタイムに仕上げることで、チラシのレイアウトに合わせて、小物の配置を細かく調整していくことができます。例えば、写真の上に製品ロゴが入るため、大きく小物がかぶらないようにするなど、デザインを入れたときにきれいに収まるように微調整しました。
最終的に、製品の使用イメージをチラシの方にも多く入れたいとのご要望があり
レイアウトを少し変更して完成しました。
使用シーンが画像でわかりやすくなり、生活の中で使いやすい雰囲気が伝わるデザインになったと思います。
JPCがイメージカットの撮影やデザイン制作でお客様にご満足いただける理由
当社がイメージカットの撮影やチラシなどのデザイン制作でお客様にご満足いただいている理由をご紹介いたします。
様々なデザインテイストに対応できる幅広いデザイナーが在籍
当社には、経験豊富な男性・女性デザイナーから、あたらしいテイストを柔軟に取り入れる若い世代まで、多数のデザイナーが在籍しております。お客様の商品のテイストやターゲットに合わせて、さまざまな角度から広告をご提案させていただくことができます。今回のように、撮影までデザイナーがディレクションしてイメージ通りの広告をおつくりいたします。
自社スタジオでの撮影でデザインとの連携もスムーズ
当社では、京都と東京に自社スタジオを構えております。白ホリのスタジオはもちろんのこと、京都では自然光を取り入れられるハウススタジオまで完備しておりますので、さまざまな撮影に対応。自社施設なので、撮影とデザインの連携もスムーズです。今回の事例のように、撮影とデザイン制作を連動しながら対応を進めることも可能です。
イメージカット撮影とチラシのデザイン制作についてのまとめ
JPCでのイメージカット撮影や、チラシのデザイン制作について、ご理解いただけましたでしょうか。
イメージカット撮影にもチラシデザインにもどちらにもこだわって進められたい場合、当社のようにワンストップでお任せいただけると制作がスムーズです。
身近な商品から、大きな工業製品まで、さまざまなアイテムのチラシやパンフレット・カタログなどの制作実績がございますので、まずは、お気軽にご相談ください。