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2026.02.20

会社案内の作り方【初心者必見】パンフレット作成のポイントや流れを紹介

会社案内の作り方【初心者必見】パンフレット作成のポイントや流れを紹介

営業や採用活動などさまざまな場面でその価値を伝える会社案内。しかし、いざ作ろうとすると「何から手をつければいいかわからない」「どんな内容を盛り込めば魅力が伝わるのだろう」と悩む担当者の方も多いのではないでしょうか。ただ情報を羅列しただけでは、読者の心には響かず、期待する効果は得られません。

この記事では、会社案内を初めて作る方でも失敗しないよう、制作の基本的な流れから、目的別の構成ポイント、デザインの考え方までを網羅的に解説します。この記事を読めば、自社の魅力を最大限に引き出し、ターゲットの行動を促す「成果の出る」会社案内を作るヒントが得られるはずです。

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目次

会社案内とは?

会社案内とは、企業の事業内容やサービス、理念といった全体像を、自社をまだよく知らない相手に向けて体系的に説明するための冊子です。企業の強みや価値観を一貫したメッセージとデザインで伝えることで、以下のような効果が期待できます。

  • ブランドイメージの強化
  • 社会的な信頼性の向上
  • 新規顧客の獲得

呼び方は「会社案内」が一般的ですが、「会社概要」や「企業パンフレット」などさまざまです。数ページから数十ページで構成されるパンフレット形式のほかに、一枚の紙を折りたたんで作成する「リーフレット」形式もあります。リーフレットは掲載できる情報量が限られますが、コンパクトで配布しやすいという特徴があります。

会社案内の主な活用シーンと目的

会社案内の主な活用シーンと目的

会社案内は、さまざまなビジネスシーンで活用できる汎用性の高いツールです。ここでは、その主な活用シーンと目的を、以下の5つの観点から解説します。

  • 営業活動における信頼性向上
  • 採用活動・リクルートでの理解促進
  • 広報・IR活動における補完ツール・情報提供
  • 企業ブランディング
  • Webサイト・PDF資料としての二次活用

営業活動における信頼性向上

会社案内は、営業活動において企業の信頼性を補完し、商談の受注確度を高める上で役立ちます。
口頭での説明だけでは伝えきれない企業の強みや実績、技術力などを会社案内のような資料にまとめて提示することで、顧客はより深く企業を理解でき、安心して取引を検討できます。

営業活動における具体的な活用シーンとしては、以下が挙げられます。

  • 商談の冒頭で企業を紹介する
  • 提案内容を補足する資料として活用する
  • 社内共有用の資料として活用してもらう
  • 展示会やイベントで配布する
  • DM(ダイレクトメール)に同封する

採用活動・リクルートでの理解促進

会社案内は、採用活動において求職者の企業理解を深め、入社意欲を高める上で役立ちます。

汎用の会社案内に加え、採用を目的とした会社案内パンフレットを別途用意している企業もあります。企業理念や社風、働く環境などを資料で詳細に伝えることで、入社後のミスマッチを防ぐ効果が期待できます。
また、手元に残るため、本人が読み返すだけでなく、家族の目に触れることもあり、最終的な入社決定を後押しする一因にもなります。

採用活動における具体的な活用シーンとしては、以下が挙げられます。

  • 合同企業説明会や学内セミナーで配布する
  • インターンシップの参加者に配布する
  • OB/OG訪問時に説明資料として活用する
  • 大学のキャリアセンターに設置する
  • 内定者に送付し、入社前のフォローに活用する

広報・IR活動における補完ツール・情報提供

広報・IR活動においても、会社案内は株主や投資家、金融機関といったステークホルダーに対する補完的な情報提供ツールとして活用できます。

企業の活動内容や財務状況、成長戦略、社会貢献への取り組みなどをイラストや写真を用いて視覚的に伝えることで、ステークホルダーからの理解と支持を得やすくなり、良好な関係構築が期待できます。

広報・IR活動における具体的な活用シーンとしては、以下が挙げられます。

  • 株主総会で資料として配布する
  • 投資家向けの説明会で資料として活用する
  • 金融機関への提出資料として活用する
  • プレスリリースとあわせてメディア向けに提供する

企業ブランディング

会社案内は、ブランドイメージの構築や社外へのPR活動でも活用できます。

企業が何を大切にし、社会にどのような価値を提供しようとしているのかを一貫したデザインやメッセージで伝えたり、企業の歴史・理念・社会貢献活動などを紹介したりすることで、顧客や取引先からの共感や信頼を得られます。その結果、ブランドイメージの向上や認知度の拡大が期待できます。

企業ブランディングにおける具体的な活用シーンとしては、以下が挙げられます。

  • 新規取引先への初回訪問時に企業を紹介する
  • 既存顧客に新体制や事業方針を共有する
  • 株主や投資家向けの説明会で配布する
  • メディアや地域社会向けの広報活動で活用する
  • 社内での理念浸透やインナーブランディングに活用する

Webサイト・PDF資料としての二次活用

作成した会社案内は、紙媒体としてだけでなく、PDF化してWebサイトに掲載するなど、デジタルデータとしても二次活用できます。PDF化して企業のWebサイトに掲載すれば、遠方の顧客などWebから情報を得る層にも、手軽に企業の情報を届けられます。

具体的な活用シーンとしては、以下が挙げられます。

  • Webサイトに掲載し、ダウンロードを促す
  • オンライン商談で画面共有する
  • 商談後のフォローメールに添付する
  • 採用候補者に事前に送付する

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会社案内の作り方・作成の基本フロー

会社案内の作り方・作成の基本フロー

会社案内を制作する際は、目的設定から印刷・製本まで、計画的に進めることが重要です。ここでは、制作の基本的な流れを、以下の7つのステップで解説します。

  1. 目的とターゲットを明確にする
  2. 掲載内容を企画・構成する
  3. 原稿や写真などの素材を準備する
  4. デザインを作成する
  5. 内容を校正する
  6. デザインデータを入稿する
  7. 印刷・製本する

1 目的とターゲットを明確にする

会社案内を制作する上で、はじめに「誰に、何を伝えて、どのような行動をとってほしいのか」を具体的に定義し、目的とターゲットを明確にすることが大切です。目的が曖昧なままでは内容にブレが生じ、企業の魅力が十分に伝わらなくなってしまいます。

そのため、以下の内容を定義しましょう。

会社案内を作成する目的とターゲット
誰に(ターゲット)新規顧客、既存顧客、求職者、学生、株主など
何を伝えて(メッセージ)技術力、信頼性、社風、将来性など
どうなってほしいか(ゴール)問い合わせ、応募、ファン化、ブランド理解促進 など

2 掲載内容を企画・構成する

次に、定めた目的とターゲットに基づき、掲載するコンテンツを企画・構成します。

まず、会社概要や事業内容、企業理念といった基本的な項目の中から、目的にあわせて必要な情報を取捨選択しましょう。たとえば、採用目的なら社員紹介を、IR目的なら財務情報を加えるなど、ターゲットにあわせたコンテンツを追加することが有効です。

その上で、読み手の理解を促し、問い合わせや応募といった最終的なゴール達成につながるよう、全体のページ構成を決定することが重要です。企画・構成を考案する際には、以下のポイントに注意しましょう。

  • 読み手の興味を引く情報を冒頭に配置する
  • 共感や納得を生むストーリー性のあるページ順にする
  • 情報を詰め込みすぎず、1ページ1テーマを原則とする

3 原稿や写真などの素材を準備する

構成案が固まったら、各ページに掲載する原稿や写真、イラストなどの素材を準備します。
素材の品質が会社案内全体のクオリティを大きく左右するため、プロに依頼することも視野に入れ、品質にこだわって準備を進めることが重要です。

素材を準備する際は、まず原稿において、専門用語を避け、誰にでもわかりやすい平易な表現を心がけましょう。写真については、プロのカメラマンに依頼することで、より魅力的なビジュアルを用意できます。

また、社員や顧客への取材を実施する際には、対象者に事前に質問項目を共有し、リラックスして話せる雰囲気を作ることが大切です。内容や伝えたい雰囲気にあわせて、Q&A形式や対談形式、モノローグ(独白)形式などから最適な形式を選びましょう。

4 デザインを作成する

準備した素材をもとに、デザイナーがデザインを作成します。
デザインは企業のブランドイメージと訴求力を左右するため、以下のポイントに注意しましょう。

  • 企業のコーポレートカラーを用い、ブランドイメージとの一貫性を持たせる
  • ターゲット(顧客、求職者など)にあわせたテイストを意識する
  • 情報の優先順位に従って、重要な情報が目立つようにレイアウトする
  • 余白を効果的に使い、読みやすさを確保する

会社案内パンフレットのデザイン制作について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
参考:会社案内パンフレットのデザイン制作のポイントとは?制作事例・依頼先の選び方も紹介

5 内容を校正する

デザインが完成したら、印刷前に必ず校正を行います。
校正とは、文章の誤字脱字や記載内容の事実誤認などがないか最終確認する作業です。間違いが企業の信頼を損なう恐れがあるため、複数人でチェックしたり、声に出して読み上げたりするなど、複数の視点から確認することが大切です。

校正では、主に以下のような項目を重点的にチェックしましょう。

  • 誤字脱字がないか
  • 固有名詞(社名、人名、商品名)に間違いがないか
  • 数字(日付、電話番号、価格)が正しいか
  • デザインのズレや画像の解像度の粗がないか

6 デザインデータを入稿する

校正が完了し、最終的なデザインデータが完成したら、印刷会社へデータを入稿します。
印刷時のトラブルを防ぎ、意図した通りの仕上がりにするため、入稿前には以下の点を確認しましょう。

  • 印刷会社が指定するファイル形式(PDF、AIなど)になっているか
  • 裁断時に白地が出ないよう、塗り足しが正しく設定されているか
  • 文字化けを防ぐため、フォントがアウトライン化されているか
  • 画像のリンク切れを防ぐため、画像が正しく埋め込まれているか

印刷会社によっては、データ形式や作成方法に独自のルールを定めている場合があるため、事前に確認して不備のないデータを作成しましょう。

7 印刷・製本する

データ入稿後、印刷に進みます。用紙の種類や厚み、表面加工によって会社案内の印象は大きく変わります。
そのため、企業のイメージにあわせて、以下のような点に注意して選びましょう。

  • 光沢のある「コート紙」や光沢を抑えた「マットコート紙」など、与えたい印象に合った用紙を選んでいるか
  • 用紙の厚みは、ページ数や求める質感に適しているか
  • 表面加工は、耐久性の高い「PP加工」やツヤを出す「ニス加工」などから、用途に適したものを選べているか

また、この段階で、実際の印刷機で刷った色味を確認する「色校正」を行うこともできます。イメージ通りの色を再現したい場合に有効です。印刷には一定の期間が必要なため、使用したい日から逆算して余裕を持って手配することが大切です。

会社案内に盛り込むべき内容・構成

ここでは、多くの会社案内に共通して含まれる、以下の基本的な項目を紹介します。

  • 会社概要
  • 企業理念・ビジョン
  • 代表挨拶
  • 沿革
  • 事業内容
  • 実績・導入事例
  • 地図・アクセス

会社概要

「会社概要」は、企業の基本情報をまとめた項目です。企業の信頼性を示す上で必須の情報となるため、以下のような項目を正確に記載しましょう。

  • 社名、本社所在地、連絡先(TEL/FAX)
  • 設立年月日
  • 資本金
  • 役員名
  • 従業員数
  • 事業内容
  • 許認可、免許番号(業種による)

業種によっては保有資格や所属団体などの掲載も、専門性を示す上で重要です。

企業理念・ビジョン

「企業理念・ビジョン」は、企業の存在意義や価値観を示す項目です。企業の姿勢を伝えることで読み手の共感を促す効果があります。
この項目には、たとえば、以下のような内容を盛り込むと効果的です。

  • ミッション・ビジョン・バリュー
  • 経営哲学や行動指針

単なるスローガンだけでなく、その理念を持つに至った背景やストーリーを語ることで、より深い共感を得られます。

代表挨拶

「代表挨拶」は、経営トップが事業への想いを語る項目です。企業への信頼感や親近感を高める効果が期待できます。とくに、コンサルティングなど人がサービスの中核となる業種で重要な項目です。
この項目には、以下のような内容を盛り込みましょう。

  • 事業に対する情熱や哲学
  • 顧客、従業員、社会へのメッセージ
  • 今後の事業展開やビジョン

代表者の写真とあわせて掲載することで人柄や情熱をより伝えられます。

沿革

「沿革」は、企業の設立から現在までの歩みを記す項目です。企業の歴史と実績を伝えることで、安定性や信頼性をアピールできます。
具体的には、以下のような情報を時系列で記載します。

  • 設立から現在までの主な出来事(年表形式)
  • 事業所の開設や移転、資本金の変動歴
  • 新商品・サービスのリリースや受賞歴

事業内容

「事業内容」は、自社が提供する価値を具体的に示す項目です。どのような事業を行っているかを明確に伝えることで、訴求力を高める効果があります。
この項目には、たとえば以下のような内容を盛り込みましょう。

  • 主要なサービスや製品の概要
  • 独自の強みや技術、ビジネスモデルの図解
  • 事業ごとの部門紹介

単に事業を説明するだけでなく、その事業を通じて顧客のどのようなニーズを満たしているのかまで記載すると、より効果的です。

実績・導入事例

「実績・導入事例」は、事業の信頼性を客観的に示す項目です。サービスの価値を説得力をもって伝えられ、潜在顧客からの信頼獲得が期待できます。
この項目では、以下のような内容を掲載します。

  • 導入事例
  • 主要な取引先企業名(許諾を得たもの)
  • 実績(導入社数、顧客満足度、受賞歴など)

このほか、特許や認証の取得状況なども専門性を示す上で有効です。

地図・アクセス

「地図・アクセス」は、オフィスへの来訪を促すための項目です。来訪者が迷わずに訪問できるよう、以下のような情報をわかりやすく掲載しましょう。

  • 本社の住所、地図
  • 最寄り駅からの交通手段、所要時間
  • 駐車場の有無
  • 社屋の外観写真

会社案内の目的によって盛り込むべき内容は変わります。たとえば、採用目的であれば社員紹介や働く環境、IR目的であれば中期経営計画や財務情報などを加えることで、それぞれのターゲットにより響く内容となります。

会社案内パンフレット制作の失敗しやすいポイントと改善策

会社案内を自社で制作する際に陥りがちな失敗例と、その改善策を紹介します。

  • 目的が曖昧なまま作り始めてしまう
  • 読み手の視点が抜け落ちてしまう
  • 他社と似た内容・構成になってしまう
  • 情報を詰め込みすぎる
  • 更新や差し替えを想定していない
  • 写真やビジュアルのクオリティを軽視してしまう
  • 印刷時のトラブルに対処できない

これらのポイントは専門的な知見が求められることも多いため、内製での対応が難しい場合は制作会社への依頼がおすすめです。

目的が曖昧なまま作り始めてしまう

会社案内を制作する際によくある失敗が、「誰に、何を伝えて、どのような行動をとってほしいのか」という目的を明確にしないまま作り始めてしまうことです。目的が定まっていないと、内容が散漫になり、ターゲットに意図が伝わらないパンフレットになってしまいます。

こうした失敗を防ぐためには、制作を始める前に、会社案内をどのような場面で活用するのかを具体的に想定することが重要です。たとえば、商談の冒頭で使うのか、採用イベントで配布するのかによって、掲載すべき情報・伝えるべき情報の優先順位は変わってきます。

その上で、目的やターゲットを社内で明確に整理し、言語化しましょう。関係者間で目的意識を共有するために、アンケートを実施するなどして意見を集約するのも有効な方法です。

読み手の視点が抜け落ちてしまう

自社が伝えたいことだけを一方的に発信してしまい、読み手であるターゲットの興味を引けなくなるのも、よくある失敗の一つです。

この失敗を避けるためには、ターゲットのニーズを最優先に考えることが重要です。たとえば、専門的な技術の説明よりも、その技術が顧客の課題をどのように解決するのかという便益を先に示すなど、ターゲットを起点に情報の優先順位や見せ方を工夫しましょう。

ただし、自社の視点に偏ってしまい難航するケースも少なくないため、客観的な視点を持つ制作会社に企画構成のサポートを依頼するのもおすすめです。

他社と似た内容・構成になってしまう

他社と似た内容や構成になり、自社の独自性が伝わらないという失敗も起こりがちです。

他社との差別化を図るためには、まず制作前に競合他社の会社案内を研究し、差別化のヒントを探しましょう。その上で、技術力や実績、サポート体制、企業文化など、自社ならではの価値を具体的に示すことが重要です。企業の魅力を一言で伝えるキャッチコピーに力を入れるのも効果的です。

自社だけでは客観的な強みを見つけるのが難しい場合は、制作会社に相談し、差別化のポイントを提案してもらうのもよいでしょう。

情報を詰め込みすぎる

伝えたいことが多いあまり、情報を詰め込みすぎて要点がぼやけてしまうのも、よく見られる失敗です。情報を効果的に伝えるためには、先述のとおり、まず目的とターゲットを再確認し、本当に伝えるべき情報を絞り込むことが大切です。

会社案内ですべての情報を網羅しようとせず、読み手の興味を引く「きっかけ」を作ることを目指しましょう。詳細な情報については、Webサイトへ誘導するなど、他の媒体との連携を検討するのも有効な方法です。

更新や差し替えを想定していない

役員構成や事業所の所在地といった情報は時間とともに変更されるため、更新や差し替えを想定せずに設計してしまうと、後々差し替えコストがかさむ原因になります。

こうした事態を避けるためには、まず掲載前に、その情報が本当に冊子本体に必要なのかを精査することが重要です。その上で、更新頻度の高い情報を掲載する場合は、別紙に印刷してポケットファイルに差し込む形式にするなど、柔軟に対応できる設計を検討しましょう

写真やビジュアルのクオリティを軽視してしまう

写真やビジュアルのクオリティは企業の印象を大きく左右します。スマートフォンで撮影した写真や、フリー素材に安易に頼ってしまうと、安っぽい印象を与え、企業全体の信頼性を損なう恐れがあるため注意が必要です。

高品質な印象を与えるためには、プロのカメラマンに撮影を依頼し、クオリティの高い写真を使用することが基本です。また、写真だけでは伝えきれない抽象的なコンセプトを表現したい場合は、オリジナルのイラストを活用するのも効果的です。イラスト作成もプロのクリエイターに依頼することが大切です。

印刷時のトラブルに対処できない

印刷段階でのトラブルも、内製で起こりがちな失敗です。制作したデータの不備で入稿できなかったり、校正不足によるミスが発覚したり、イメージ通りの色味にならなかったりといった問題が起こり得ます。

こうしたトラブルを防ぐためには、印刷に関する専門知識を持つ担当者を置くことが理想です。社内に適任者がいない場合は、企画から印刷までを一貫して依頼できる制作会社に頼るのがおすすめです。

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会社案内デザインの基本パターン

会社案内のデザインは、企業の第一印象を決定づけます。ここでは、代表的なデザインのパターンを3つ紹介します。

  • 写真を印象的に使用したデザイン
  • イラストを効果的に取り入れたデザイン
  • コーポレートカラー・ロゴマークをモチーフとしたデザイン

写真を印象的に使用したデザイン

高品質な写真を用いて製品やオフィスの様子、働く社員の表情などを紹介することで、企業の信頼性やプロフェッショナルな姿勢を視覚的にアピールでき、リアルで説得力のある印象を与えられます。

このデザインは、とくに以下のような場合に適しています。

  • 製品や設備のクオリティを視覚的に伝えたい場合
  • 働く社員の姿を通して、企業のリアルな雰囲気を伝えたい場合
  • 事業の規模感や現場の臨場感をアピールしたい場合

イラストを効果的に取り入れたデザイン

イラストを用いることで、親しみやすく温かみのある印象を演出できます。このデザインは、とくに以下のような場合に効果的です。

  • 無形商材や複雑なサービスを図解でわかりやすく説明したい場合
  • 企業のコンセプトや理念など、抽象的なメッセージをわかりやすく表現したい場合
  • 親しみやすさを演出したい場合

コーポレートカラー・ロゴマークをモチーフとしたデザイン

コーポレートカラーやロゴマークをデザインの軸に据えることで、紙面全体に統一感が生まれ、自社がどのような組織であるかを強く印象付けられます。

このデザインは、とくに以下のような場合に適しています。

  • 企業ブランドの認知度を高め、アイデンティティを強く印象付けたい場合
  • 競合との差別化を強調したい場合
  • 複数の事業やサービスを展開しており、全体としての一貫性を持たせたい場合

会社案内の主な仕様・形状

会社案内の主な仕様・形状

会社案内は、用途やページ数に応じて最適な仕様・形状を選ぶことが大切です。ここでは、代表的な4つの種類の特徴と適したシーンを解説します。

  • 中綴じ冊子
  • 折り加工
  • ポケットファイル
  • リング綴じ・リングファイル

中綴じ冊子

中綴じ冊子は、見開きの状態の紙を重ねて中央を針金(ホチキス)で留める、最も一般的な製本方法です。ページを180度フラットに開けるため見開きのデザインを活かせ、豊富な情報量を盛り込める点が特徴です。

この仕様は、とくに以下のようなシーンに適しています。

  • 企業の全体像を伝える、一般的な会社案内として使用する場合
  • 製品カタログや事業案内など、多くの情報を盛り込みたい場合

折り加工

折り加工は、一枚の紙を折って仕上げるリーフレット形式です。コンパクトで持ち運びやすく、情報を要点に絞って伝えられる点が特徴です。

この仕様は、とくに以下のようなシーンに適しています。

  • 展示会やイベントで、多くの人に手軽に配布したい場合
  • 特定のサービスやキャンペーンの概要を簡潔に紹介したい場合

ポケットファイル

ポケットファイル(タトウ)は、表紙の内側にポケットが付いたファイル形式です。役員情報や見積書など内容が変動する資料を柔軟に差し替えられる点が特徴です。

この仕様は、とくに以下のようなシーンに適しています。

  • 提案内容に応じて、見積書や企画書を差し替えて渡したい場合
  • 役員情報や拠点情報など、更新頻度の高い情報を扱う場合

リング綴じ・リングファイル

リング綴じ・リングファイルは、各ページに穴を開けてプラスチックや金属のリングで綴じる方法です。ページの追加・差し替えが容易で、耐久性が高い点が特徴です。

この仕様は、とくに以下のようなシーンに適しています。

  • 商品情報の更新が頻繁で、ページの差し替えが想定される製品カタログとして使う場合
  • 長期間にわたって使用する、営業用の提案資料として使う場合

会社案内を自社で内製する時に使えるツール

会社案内を自社で内製する際には、以下のようなツールを活用できます。

Canva豊富なテンプレートと素材が揃う、ブラウザ上で操作可能なオンラインデザインツール
PowerPoint使い慣れた操作感で、スライドを用紙サイズに設定して冊子デザインが可能なプレゼンテーションソフト
Word文章中心のシンプルな構成の会社案内に適した、レイアウト機能も備える文書作成ソフト
Adobe ExpressAdobe社が提供する、直感的な操作が可能なデザインツール

ただし、これらのツールは手軽に利用できる一方で、専門的なデザインソフトと比べて機能が限定されます。また、高品質なものを作成するには一定のデザインスキルも必要となるため、プロが制作するような高いクオリティや独自性を表現するのは難しい点には注意が必要です。

会社案内の制作をプロの制作会社に依頼すべき3つの理由

※デザイン要

クオリティの高い会社案内を制作したい場合や、社内にリソースがない場合は、プロの制作会社への依頼が有効な選択肢です。ここでは、プロに依頼することで得られる主なメリットを3つ解説します。

  1. 第三者視点で自社の強みや魅力を言語化できる
  2. 高品質なクリエイティブで企業ブランド力を高められる
  3. 目的にあった構成・表現で成果につながるツールになる

1. 第三者視点で自社の強みや魅力を言語化できる

多くの企業では、自社の価値を客観的に捉えることが難しく、「当たり前」になっている業務や文化の中に、顧客にとっての魅力が隠れていることも少なくありません。

外部の制作会社は、競合他社との比較分析を通じて差別化できるポイントを発見したり、ターゲットの心に響くメッセージやキャッチコピーを提案したりするなど、社内では気づきにくい新たな価値を掘り起こしてくれます。

2. 高品質なクリエイティブで企業ブランド力を高められる

デザインやコピーライティングの専門知識がないまま内製すると、伝えたい魅力が十分に伝わらないだけでなく、かえってブランドイメージを損なう可能性もあります。

制作会社に依頼すれば、企業の魅力を引き出す企画構成はもちろん、洗練されたグラフィックデザインやプロによる写真・イラスト制作などを通じて、企業の価値を的確に表現してもらえます。

3. 目的にあった構成・表現で成果につながるツールになる

プロの制作会社であれば、「新規顧客を獲得したい」「採用応募を増やしたい」といった目的にあわせて、ターゲットの心に響き、行動を促すための最適な構成を設計してもらえます。
その結果、会社案内を単なる企業紹介ツールとしてではなく、問い合わせや資料請求の増加、あるいは優秀な人材からの応募獲得といった、具体的な成果を生み出すツールとして活用できます。

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会社案内パンフレット制作にかかる費用相場

会社案内の制作費用は、デザインの内容やページ数など、さまざまな要因によって大きく変動します。会社案内パンフレットを制作するためには、主に以下のような費用が掛かります。

  • 企画・構成費
  • デザイン制作費
  • 原稿作成・取材費
  • 写真撮影・イラスト制作費
  • 印刷費
  • 校正費

デザイン制作会社に依頼する場合、A4サイズ24ページの中綴じ冊子で、デザイン費が約400,000円~、印刷費が約200,000円~/1000部というのが一つの目安となります。
これらの費用はあくまで一例であり、依頼する作業範囲や会社案内の仕様によって変動します。

企画構成やコピーライティングは、ターゲットへの伝わりやすさを確保するために重要な作業です。また、プロによる写真撮影、イラスト制作などを依頼すれば、ビジュアルのクオリティやオリジナリティがアップするでしょう。

ただし、費用を抑えたい場合は、原稿は自社で準備する、極力既存の画像素材を流用するといった手段もあります。予算と照らし合わせ、必要なサポートを選択して依頼することがポイントです。

失敗しない!会社案内のパンフレット制作会社の選び方

ここでは、成果につながる制作会社を選ぶための4つのポイントを解説します。

  1. 制作実績が豊富で自社の業界に知見があるか
  2. 各分野の専門クリエイターが在籍しているか
  3. 企画構成から印刷までワンストップで対応可能か
  4. 英語・中国語などの多言語化に対応できるか

1 制作実績が豊富で自社の業界に知見があるか

業界への理解が深い会社であれば、専門的な内容やビジネスの慣習を正確に汲み取ってくれるため、コミュニケーションが円滑に進み、手戻りの少ない制作が期待できます。

具体的には、制作会社のWebサイトなどで、以下の点を確認しましょう。

  • 自社と同じ業界や、類似する業種の制作経験があるか
  • 掲載されている制作物のデザインテイストが、自社のブランドイメージと合っているか

加えて、一つの業界に特化しているだけでなく、幅広い業種の制作実績がある会社を選ぶこともポイントです。自業界の常識にとらわれない客観的な視点からの提案や、他業界で成功したノウハウの応用など、より多角的な提案が期待できます。

2 各分野の専門クリエイターが在籍しているか

会社案内の品質は、制作に携わるクリエイターの専門性によって大きく左右されます。多様なクリエイターが連携して制作にあたる体制が整っている会社であれば、企画、デザイン、コピーライティングといった異なる視点から企業の魅力を掘り下げ、より訴求力の高い会社案内を制作できます。

在籍を確認すべき専門クリエイターとしては、以下が挙げられます。

  • プロジェクト全体を統括するディレクターやプランナーが在籍しているか
  • 企業のブランドイメージを形にするデザイナーが在籍しているか
  • 訴求力の高い文章を作成するコピーライターが在籍しているか
  • 高品質な写真を撮影できるプロのカメラマンと連携可能か

3 企画構成から印刷までワンストップで対応可能か

企画構成から印刷までワンストップで対応可能かも確認しましょう。各工程を別々の業者に依頼すると、コミュニケーションコストが増大し、メッセージのトーンに一貫性が失われるリスクがあります。一方で、ワンストップで依頼することで、以下のようなメリットが得られます。

  • プロジェクト全体の進行管理がスムーズになる
  • 担当者の工数を大幅に軽減できる
  • メッセージにブレのない高品質な仕上がりが期待できる
  • 印刷工程も一任することで、印刷トラブルを減らせる

4 英語・中国語などの多言語化に対応できるか

インバウンド対策や海外市場への進出を視野に入れている場合、制作会社が多言語化に対応できるかどうかも重要な選定ポイントです。単に翻訳するだけでなく、現地の文化や商習慣にあわせた「ローカライズ」ができる会社を選ぶことが重要です。

具体的には、以下のようなポイントを確認しましょう。

  • 多言語での会社案内制作の実績があるか
  • 翻訳対象言語のネイティブ翻訳者が在籍、または連携しているか
  • 言語や文化の違いを考慮したデザインや編集のノウハウがあるか

会社案内の制作事例

ここでは、会社案内制作の具体的なイメージを掴んでいただくために、目的別に5つの制作事例を紹介します。それぞれの課題に対してどのようなアプローチで成果につなげたのか、ご参考にしてください。

  • 【福祉・医療施設】医療機器製造メーカーの会社案内
  • 【美容・健康・スポーツ】英語版 会社案内
  • 【製造業】築炉工事会社の会社紹介
  • 【建築・建材・不動産】空間施工企業の会社案内
  • 【アパレル】鞄メーカーの会社案内

【福祉・医療施設】医療機器製造メーカーの会社案内

【福祉・医療施設】医療機器製造メーカーの会社案内

医療機器という専門性の高い製品を扱う企業の事例です。

開発から製造まで一貫して対応できる企業の強みを、営業ツールとして効果的に伝えることを目指しました。この目的を達成するため、実際の製品写真やサービスの流れを直感的に理解できるアイコンを多用し、複雑な情報をわかりやすく整理。また、競合他社とは差別化した配色でデザインすることで、企業の先進性や独自性を視覚的に印象付けています。

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【美容・健康・スポーツ】英語版 会社案内

【美容・健康・スポーツ】英語版 会社案内

海外展開を行う健康・スポーツ関連企業の、英語版会社案内の事例です。

グローバルな活用を想定し、企業の理念や事業内容を海外のステークホルダーへ的確に伝えることを目的として制作しました。紙媒体だけでなく、Webサイト上で閲覧しやすいデジタルカタログとしての利用も視野に入れ、シンプルでわかりやすいデザインを採用。これにより、国や地域を問わず、企業のブランドイメージを統一して発信できるようになりました。

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【製造業】築炉工事会社の会社紹介

【製造業】築炉工事会社の会社紹介

築炉工事という専門的な事業を手がける製造業の事例です。

既存パンフレットのデザインが古くなったため、企業イメージを刷新したいという要望があったため、デザインのリニューアルにあわせて企業の顔となるロゴマークから再設計。その上で、企業の核となる事業や技術力といった強みが明確に伝わるよう、情報を整理し、視線の流れを計算したレイアウトを採用しました。

制作実績ページはこちら

【建築・建材・不動産】空間施工企業の会社案内

【建築・建材・不動産】空間施工企業の会社案内

空間施工を手がける建築関連企業の事例です。

定期的な情報の更新に対応しつつ、さまざまなビジネスシーンで活用できる会社案内を目指しました。最新の施工実績写真の差し替えや、新サービスの追加がしやすいように設計。デザイン面では、洗練されたイメージを演出しながらも、主役である施工実績の写真が際立つよう、レイアウトを工夫。冊子と同時にプレゼンテーション用のデータも制作することで、幅広い用途に対応できるようにしました。

制作実績ページはこちら

【アパレル】鞄メーカーの会社案内

【アパレル】鞄メーカーの会社案内

鞄メーカーのブランドイメージ向上を目的とした会社案内の事例です。

製品の品質や世界観を伝えるため、ビジュアルを重視した構成にしました。商品の素材感や立体感を最大限に引き出すため、撮影段階からライティングにこだわり、洗練された写真をメインに配置。テキスト情報を最小限に抑えることで、シンプルながらも見る人の印象に残るデザインとなっています。

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まとめ

会社案内は、営業や採用、ブランディングに役立ちます。その効果を最大化するには、明確な目的設定に基づき、ターゲットに響く構成やデザインを設計することが求められます。

しかし、記事で解説したポイントをすべて踏まえ、高品質な会社案内を自社だけで制作するのは容易ではありません。「内製は難しそう」「リソースが足りない」とお悩みの場合は、一度プロの制作会社に相談してみてはいかがでしょうか。

株式会社ジェー・ピー・シー(JPC)では、会社案内制作において以下のような強みがあり、貴社の課題解決に貢献できます。

  • 目的やターゲットにあわせた戦略的な企画構成を提案できる
  • 企業の強みを引き出す高品質なデザインを制作できる
  • 取材、撮影、コピーライティング、印刷までワンストップで対応できる
  • Webサイトや動画など他媒体と連携した総合的なブランディングを支援できる

企業の価値を高め、採用や営業活動の成果につながる会社案内を制作したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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