2026.02.19
会社案内リーフレット制作事例 –Webデザインと連動した職人性を伝える一冊
今回は、京都の鉄道車両用電気機器メーカー様よりご依頼いただいた、三つ折り会社案内リーフレットの制作事例をご紹介します。
企業を知るきっかけとして手に取られる会社案内は、掲載されている情報そのものだけでなく、全体の印象やトーンからも多くを感じ取られます。掲載内容が同じでも、デザインや写真によって受ける印象は変わるものです。限られた紙面の中で、営業ツールとして伝えたい内容を整理しながら、企業らしさが伝わるデザインをしっかりと打ち出すことがポイントになります。
本記事では、三つ折り会社案内リーフレット制作事例に沿って、Webサイトとトーンを統一しながらデザインに取り組んだ流れや意識したポイントをご紹介します。会社案内の新規制作やリニューアルをご検討中のご担当者様の参考になれば幸いです。
目次
会社案内リーフレット制作の概要
まず、リーフレット制作の概要についてご紹介いたします。
ご依頼主-京都の鉄道車両用電気機器メーカー様-
今回の案件は、京都に本社を置く鉄道車両用電気機器メーカー様からご依頼いただきました。この企業様は、鉄道車両用電気機器・クレーンホイスト用部品・電力用品の開発・設計から製造までの事業を展開されています。
ご依頼内容 -巻き三つ折りの会社案内リーフレット-
今回ご依頼いただいたのは、営業活動で使用する会社案内リーフレットの制作です。Webサイトリニューアルを弊社へご依頼いただき、その展開として会社案内リーフレットもお任せいただくこととなりました。企業概要や理念、製品紹介までを、A4巻き三つ折りのコンパクトな紙面にまとめ、営業ツールとして活用できる内容となっています。
デザイン制作におけるポイント-営業ツール機能と職人性の両立-
リーフレットデザイン制作においては、「営業ツールとしての実用性」と「京都企業の職人性」の融合を目指しました。
人流、物流のコアインフラである鉄道を支える部品メーカーとしての“信頼性”の打ち出せるように、デザインも落ち着きと誠実さを感じさせるものとしています。
また、クライアント様は京都の企業であることも大事にされていたため、京都の職人文化を感得される色の設定や書体の選定をしています。 職人的技術を持つ社員様が多数在籍しており、長年にわたり琢磨された社員様のクラフトマンシップを表徴する紙面デザインと写真の質感を大切にしました。
三つ折り会社案内リーフレットのデザイン制作の流れ
レイアウト設計とコンセプトの統一
本案件は、Webデザインが先行していたため、リーフレット単体で浮いてしまわないよう、Webとのトーンの統一を意識して制作を進めました。
色味や書体、写真の扱い方など、ブランドとしての一貫性を保ちながら、紙媒体としての見せ方に最適化しています。

デザインの主題に置いたのは、「曖昧さが許されないシリアスな製品信頼性」と「人の手による技巧の温かみ」という、一見相反する要素の統合です。
変圧器や配電箱など、ミスが許されない製品を扱う企業様であるからこそ、デザインも軽やかすぎず、堅実であることを重視しました。しかし同時に、その製品を生み出しているのは熟練した社員の皆様です。その技術力や誇りも、伝えるべき価値のひとつでした。
紙面デザインにおいても、こうした職人的な「冷静さ」と「温かさ」のバランスを意識。
余白を活かした落ち着きのあるレイアウトを基調としながら、要素の配置や線の扱い、文字組みに繊細さを持たせることで、洗練された印象を形成しています。
A4巻き三つ折りという限られたスペースの中で、企業情報・理念・製品紹介を過不足なく整理し、営業現場で使いやすい実用性も担保しました。
掲載写真の撮影
掲載した写真もJPCで撮影させていただきました。
写真の質感は、会社案内リーフレット全体の印象を決定づける重要な要素です。単に明るく爽やかに見せるのでもなく、工業製品らしい重厚さだけに寄せるのでもない。精緻で確かな技術力と、人の手による温もりの両方を感じさせるトーンを目指し、撮影にはこだわりをもって取り組みました。
製品のディテールや、作業に向き合う姿勢が伝わるカットを丁寧に選定し、デザインコンセプトと整合するビジュアルづくりにチャレンジしました。

会社案内リーフレットの完成
完成した会社案内デザインがこちらです。

完成したリーフレットは、メーカーとしての「確かな信頼性」と、京都企業ならではの「職人性」を併せ持つデザインに仕上がりました。
Webサイトとトーンを統一することで、紙とWebの双方から一貫したブランドイメージを発信できるようになりました。撮影した工場や作業風景の写真を効果的に配置することで、人の手による技術力や現場の空気感も感じられる一冊となっています。
三つ折り会社案内のメリット
会社案内といえば冊子形式をイメージされることも多いですが、実は「三つ折り」というフォーマットにも独自のメリットがあります。ボリュームを抑えながらも企業の全体像を伝えられる三つ折りは、用途や目的によっては非常に効果的な選択肢となります。ここでは、三つ折り会社案内の魅力についてご紹介します。
手に取りやすく読みたくなるコンパクトなサイズ感
三つ折りは、分厚い冊子と比べて軽やかな印象があります。コンパクトで重さもなく、相手に気負わせずに手渡せる点が特徴です。
受け取った側も、「まずは目を通してみよう」と感じやすく、展示会や訪問時など、荷物が増えやすい場面でも扱いやすいフォーマットです。第一印象としての“取り回しの良さ”は、三つ折りならではの魅力といえます。
情報を整理しやすい6面構成
三つ折りは、表紙・中面・裏面を含めた6面構成になります。そのため、「どの面に何を載せるか」という設計がしやすく、自然と情報の整理につながります。表紙で企業の印象を伝え、中面で事業内容や製品を紹介し、裏面で会社情報をまとめるなど、開いていく動作からストーリー性を持たせた構成が可能です。
コストとボリュームのバランスが良い
三つ折りは、冊子ほど制作が大掛かりではありませんが、一枚ペラのチラシよりも“きちんと感”を持たせることができます。制作コストやボリュームとのバランスを取りながら、企業としての信頼感や整った印象を表現できる点は、三つ折りフォーマットの強みです。必要な情報をコンパクトに過不足なく伝えたい場合に選びたいフォーマットといえるでしょう。
Webサイトと連動した会社案内リーフレット制作まとめ
今回は、鉄道インフラを支えるメーカー様の三つ折り会社案内リーフレット制作事例をご紹介しました。
完成した会社案内は、製品の高い信頼性を感じさせる落ち着いたデザインを基調としながら、撮影素材を通して企業の技術力やものづくりへの姿勢が伝わるものに仕上げました。リニューアルを行ったWebサイトとトーンを統一し、企業としてのブランドイメージが一貫して伝わる会社案内リーフレットが完成いたしました。紙面にはWebへリンクする二次元コードも掲載し、連動して観ていただける仕様となっています。新しい会社案内が、多くの場面でクライアント様の魅力を伝える一冊となれば幸いです。
JPCでは、会社案内や製品パンフレットなどの印刷物制作をはじめ、撮影や印刷まで幅広く対応しています。企業の特性や目的に合わせた構成・トーンづくりを通して、らしさが伝わるツール制作をサポートいたします。お見積もりは無料で承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
