お問い合わせフォームはこちら

Web商談も対応中

商品紹介パンフレット制作事例-投資家向け不動産商品の案内

今回は、滋賀の総合建設会社様よりご依頼いただきました、投資家向けの不動産商品をご紹介するパンフレットの制作についてご紹介します。

建設会社は、個人の住宅や会社の社屋、公共施設など、さまざまな用途の建物を建てるサービスを提供しています。その中で、投資家向け不動産とは、投資家が利益を得るために購入する不動産のことで、主に賃料収入によって収益を生むことが期待されています。
投資家にとって、安定した収益を得られる物件が魅力的とされますが、不動産投資には長期的な視点が必要で、物件の管理や維持、地価の変動、経済状況の影響などを考慮する必要があります。そのため、信頼性の高い情報提供専門的なサポートが求められています。

今回のパンフレット制作では、読者となる投資家様に向けて、投資判断の材料となる有益な情報をわかりやすく掲載することはもちろん、クライアント様がこの商品に込めた親しみのある「カジュアル」な雰囲気を伝えられるよう、さまざまな表現に挑戦いたしました。サービス名のロゴ制作からご依頼いただき、このサービスのブランディングを担いました。

建設業者様や不動産会社様だけでなく、さまざまな新サービスをご紹介するパンフレットをご検討の方は、是非この記事を読んで、参考にしてください。

不動産商品紹介パンフレットのデザイン制作の概要

まず、今回の不動産商品紹介パンフレット制作の概要について、ご紹介いたします。

ご依頼主-滋賀県の総合建設会社様-

ご依頼主は、滋賀を拠点に京都・福井まで広範囲で、設計から施工まで一貫して手がける総合建設会社様です。同社は店舗や工場、オフィスから一般住宅のまで幅広く対応されていらっしゃいます。 その事業内容の広さから、これまでも様々な事業紹介パンフレットやイベント告知のチラシ、さらにWEBサイト、展示会ブース、映像まで様々な制作物をご依頼いただいております。

ご依頼内容-投資家向け不動産商品のパンフレット-

今回は、この建設会社様が、新たにライセンスを取得された投資家向けの不動産事業を、関西で展開していくための商品紹介パンフレットをご依頼いただきました。関西で展開していくにあたって、クライアントの考えた商品名を新たに使用されるということで、商品ロゴの作成も一緒にご依頼いただきました。

デザイン制作時のポイント-カジュアルで親しみのある雰囲気-

ターゲットは、投資目的で不動産購入を検討されている「投資家」向けですが、不動産商品の中では、高級な商品ではないため、「カジュアルな雰囲気を持たせたい」とのことでデザインの方向性は、フラットなデザインをご要望いただきました。

ページのレイアウトは、初めにお客様より大まかなページネーションをいただきましたが、パンフレットとしての読み応えや画像と文字量のバランスをデザイナーの方で考慮して、調整案をご提案させていただきながら進行しました。

不動産商品紹介パンフレットのデザイン制作の流れ

デザイン制作は、まず表紙のデザインとロゴをご提案して、全体の雰囲気を確認するところから、始まりました。表紙とロゴで全体のテイストを決定することができたら、中面のデザインへと着手し、全体が完成します。

ロゴと表紙デザインのご提案

商品特性が伝わるロゴと紙面デザインを提案してほしいとのご要望をいただき、まずはこの二つのご提案から着手しました。

今回パンフレットを作成する不動産商品の特性は、「木造」「3階建て」「3つのメリット(土地ポテンシャル・低コスト・法規制マッチ)」の3つで、「THREE+S(スリーズ)」という商品名が付けられていました。
そこで、ロゴデザイン案には商品名に含まれる+マークに3階建てや3つのメリットを表現した「3つ」のあしらいを加えてオリジナル性と商品特性を持たせることにしました。

表紙デザインは、実際の物件をスケッチ風の加工で使用するカジュアル感の強い案と木造感がダイレクトに伝わる、木目画像に焼印風のデザイン案をご提案。ロゴ、表紙案ともに同じコンセプトで初稿時に2案ご提案しました。

調整を加えながら、2稿目で、スムーズにスケッチ風画像を使用した案に決まりました。
その後、ご要望を頂きながら数回レイアウトの調整やロゴのブラッシュアップも行い、決定稿のデザインは、初稿時よりもさらに商品特性が伝わる仕上がりになりました。

ロゴデザインは、商品特性である「木造」の印象を強める意図で商品名の「TREE」の部分を強調し、書体もかっちりシンプルな印象でありつつ、木の温かみを感じるものに決まりました。

表紙デザインは、背景にスケッチノートのような方眼模様を施し、手書きの雲や鉛筆のかすれなどを追加して、シンプルでありつつも印象に残る仕上がりとなりました。

中面のデザインテイストのご提案

表紙案の方向性が固まったタイミングで、中面のご提案に取り掛かりました。
ロゴで使用している+の意匠を使用した画像レイアウトや、配色をベースにレイアウトをご提案しました。

表紙作成時にコンセプトが固まっていたこともあり、大きな修正のご依頼などはなく、スムーズに中面のテイストが決まりました。

残りのページは、画像や図の見せ方を考えながら一気にレイアウトを進めていきました。
画像の支給素材がなく原稿が文字のみになっていたページなどは、よりわかりやすく伝えるため、イラストやレンタルポジの使用をご提案させていただきながら作成いたしました。

不動産商品紹介パンフレットの完成

今回の案件は、レイアウトを先行し、写真素材はあとからご支給という流れでしたので、最後に画像を反映しながらレイアウトの最終調整を行いました。今回使用する画像は、様々な環境で撮影された画像をご支給頂きましたので、曇りの画像を青空にしたり、全体の色味をあわせる色調補正なども対応いたしました。

最後に、提案時にダミーのスケッチ画像を置いていた表紙画像も、実際の商品画像を元に、AI技術や手動の画像処理を施して、全ページが完成しました。

今回は、ご要望を細かくヒアリングできていたこと、最初のデザインテイストのご提案がスムーズに行えたことで全体的に大きな修正などもなく、スムーズに進行することができました。
これから販売が始まる商品ですので、今後の展開を期待しています。

商品・サービス紹介パンフレットのデザインのコツ

ここでは、今回の事例を参考に、商品やサービスを紹介するパンフレットを作るときのデザインのコツをご紹介いたします。

ターゲットを意識したデザイン

商品・サービス紹介パンフレットのデザインにおいては、ターゲット層を明確にすることは非常に重要です。ターゲットとなる年齢層や性別、ライフスタイルなどを考慮することで、デザイン全体の方向性が決まります。

今回の事例では、投資向けの不動産商品ではありましたが、その中でも高級志向ではない、カジュアルな商品だったため、温かい雰囲気で親しみのあるデザインに仕上げました。
例えば、若年層をターゲットとする場合は、カラフルでポップなデザインが効果的な一方、高級感を演出したい場合は、落ち着いた色調やシンプルで洗練されたレイアウトが最適です。

ターゲットを意識したデザインは、視覚的にアピールするだけでなく、メッセージを効果的に伝えるための重要な要素なので、まずは、ターゲットを明確に設定し、デザインの方向性を決定していきましょう。

魅力的な画像・ビジュアルづくり

パンフレットのデザインにおいて、魅力的な画像やビジュアルは、製品やサービスの魅力を引き立てるために欠かせません。ビジュアルは視覚的な印象を左右し、読者の興味を引きつける役割を果たします。そのため、画像選びは慎重に行う必要があります。
商品の特長や使用シーンを具体的にイメージさせる写真や、サービスの価値を伝えるグラフィックなどを取り入れることで、読者に強いインパクトを与えることができます。また、画像のクオリティも重要で、高解像度の鮮明な写真を使用することで、パンフレット全体の品質を高めることができます。
デザイン全体の統一感を保ちながら、ターゲット層に響くビジュアルを選び抜くことが、魅力的な商品・サービス紹介パンフレットを作成するためのポイントです。

今回の事例では、いただいた画像をレタッチすることで、紙面全体のトーンを揃え対応いたしました。また、JPCでは撮影もスタジオ・ロケともに対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

 JPCの自社スタジオについて、詳しくは下記のページもご覧ください。
  関西の方はこちら:ワンストップスタジオ京都
  関東の方はこちら:ワンストップスタジオ東京

不動産商品紹介パンフレットのデザイン制作のまとめ

今回は、投資家向け不動産商品を紹介するパンフレットのデザイン制作について、ご紹介いたしました。

JPCでは、今回のようにクライアントのニーズに応じた柔軟なデザイン提案や、撮影を含むトータルサポートを提供しています。パンフレットの制作をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。高品質でターゲットに響くデザインを通じて、貴社の商品やサービスを効果的に紹介するお手伝いをいたします。

JPCの商品紹介パンフレットのデザイン制作について、詳しくは、下記のページもご覧ください。
商品・製品紹介のカタログ・パンフレットデザイン制作

一覧へ戻る
TOP