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カタログデザイン制作事例 – 読み手に合わせた分かりやすいデザインにリニューアル

カタログデザイン制作事例 – 読み手に合わせた分かりやすいデザインにリニューアル

今回は、大阪に本社を構える住宅建材メーカー様よりご依頼いただきました、カタログデザイン制作についてご紹介します。

サービスカタログは、企業が提供する製品やサービスの魅力や特徴をわかりやすく伝える重要なツールです。営業活動や商談の場で活用されるほか、ウェブサイトや展示会など、さまざまなシーンでお客様との接点を創出します。
特に、製品カタログやサービスカタログは、情報の鮮度や視覚的な訴求力が購買意欲に直結するため、定期的なリニューアルが欠かせません。時代のトレンドやお客様のニーズに合わせて見直すことで、企業のブランドイメージ向上や販促効果の最大化につながります。

本記事では、住宅建材メーカー様よりご依頼いただいたサービスカタログのデザインリニューアル事例をご紹介します。
カタログ更新をご検討中のご担当者様や、自社サービスの訴求力を高めたいとお考えの企業様にとって、参考になれば幸いです。

カタログデザイン制作の概要

はじめに、今回の制作事例の概要をご紹介します。

ご依頼主-大阪の住宅建材メーカー様-

今回の案件は、大阪に本社を構える住宅建材メーカー様からご依頼いただきました。
この企業様は主に新築木造向けの外装建材や内装建材、基礎建材などの開発・製造・販売を行っています。これまでJPCでは、総合カタログの制作や製品リーフレット作成、展示会ブースの設計・施工など多くの販促ツールを制作させていただきました。

ご依頼内容-アフターサービス紹介カタログ制作-

今回ご依頼いただいたのは、顧客向けに使⽤している既存カタログのリニューアルです。
製品を使われているお客様向けのアフターケアサービスのご案内カタログで、サービス名の変更に伴い、内容とデザインを全⾯的に⾒直すこととなりました。

デザイン制作時のポイント-ターゲットに伝わりやすいデザインに刷新-

既存カタログのデザインは、どちらかと言えば若い世代のお施主様向きで、情報量は豊富ではあるものの文字が細かくなってしまい、結果的に読みやすさが損なわれていました。本カタログは手に取る方の年齢層が比較的高めの傾向にあることから、読みやすさ・分かりやすさを重視し、より伝わりやすいツールを⽬指しました。

また、今回のリニューアルにあたり、ロゴデザインに合わせてカタログの基調カラーをコーポレートカラーでもあるグリーンに変更しました。既存カタログの紺色から一新、やさしい色彩へイメージチェンジとなりました。

アフターサポートカタログデザイン制作の流れ

この章では、カタログデザインについて、制作の流れに沿ってご紹介いたします。新サービス名に伴い、表紙や配色なども見直しました。
次節より詳細をご説明します。

表紙デザイン提案

今回サービス名が変わったことにより、サービスロゴをJPCにて新たにデザインしました。
その新規サービスロゴに合わせて、カタログは表紙デザインから取りかかり、以下の4つの表紙デザインをご提案しました。

〇表紙デザイン案 左からA案、B案、C案、D案

〇表紙デザイン案 左からA案、B案、C案、D案

●A案
リニューアルしたロゴを大きく扱い、主なサービス内容をアイコン化しました。グラフィック要素だけで構成したシンプルなデザイン案です。

●B案
「住宅にまつわるさまざまな問題に対応する」というサービス内容を受けて、住宅模型の内部を俯瞰で表現したデザイン案です。

●C案
幸せな家族の集合写真と、オシャレなインテリア写真を組み合わせて「安全・安心な暮らし」をイメージしたデザイン案です。

●D案
アフターサポートサービスの大きな目玉のひとつであるシロアリ対策を強調するため、床下から地下まで入っている住宅模型の断面図をチョイスしました。さらに各種サービスのアイコンも加えた、より訴求力を高めたデザイン案です。

表紙デザインの決定と中面デザイン修正

ご提案した4つの表紙デザイン案の中からD案を採用いただきました。
「ロゴをもっと大きく」「イメージビジュアルは紙面いっぱいに」などいくつかの修正指示をいただき、最終デザインへと詰めて行きます。

中面については、既存カタログを踏襲するページと、サービス変更に伴って新たにデザインし直さなければならないページが混在していました。
まず、テーマカラーがコーポレートカラーでもあるグリーンになったことに伴い、カタログ全体の色彩プランを変更しました。
そのほか、フォントサイズが小さい部分や行間が詰まりすぎていた個所などは細かなブラッシュアップを行い、全体のレイアウトは前回を踏襲しつつ、より可読性にすぐれた誌面作りを心掛けて作業しました。

表紙デザインの決定と中面デザイン修正

さらに1ページあたりの情報量を削りシンプルに整理したり、サービス内容の変更に伴って、レイアウトを大きく変更したりするなど、ページごとに調整を行いました。

例えば以下のページは、旧カタログでは文字の羅列だったものを、新版ではジャンル別にブロックに分けて種類を明示しました。さらに分割ブロックの背景に薄くアイコンをあしらうなどの工夫を重ねて、より親しみやすい誌面となるようデザインしました。

〇左:旧カタログ  右:新カタログ

左:旧カタログ  右:新カタログ

ストックフォト活用によるイメージ画像の提案

今回のカタログリニューアルでは、さまざまな事情から既存カタログのモデルを使ったイメージカットが使用できませんでした。そのため、代わりのビジュアルを用意する必要がありました。

そこで今回は「ストックフォト」を活用する方針を採用しました。

ストックフォト活用によるイメージ画像の提案

表現したいテーマに合わせて最適な1枚をチョイスし、実際にカタログデザインに反映した状態でお客様にご提案しました。

その後、クライアント様のご意見をお聞きしながら何度かストックフォト提案を繰り返しました。
画像を単体でお見せするのではなく、完成カタログに近い状態でご提案することで具体的なイメージがつかみやすくなるため、結果的に制作がよりスムーズに進みました。

サービスカタログの完成

完成したカタログがこちらです。

サービスカタログの完成

既存カタログからカラーリングやサービスロゴを一新し、中面のデザインもリニューアル。

テキストやレイアウトに余裕を持たせ、製品が導入されている場所をわかりやすく説明するためにイラストアイコンを用いるなど、どの年代の方でも読みやすいように工夫を施しました。

カタログ制作でJPCが選ばれる理由

JPCでは年間を通して、今回のようなサービスカタログをはじめとして、総合カタログや製品カタログ等多くのデザインをご依頼いただいています。
JPCがカタログ制作会社として選ばれる理由をご紹介します。

ロゴマーク制作や撮影まで社内で完結

今回のように、サービスが新しくなったタイミングでのご依頼は、カタログデザインだけでなく、ロゴデザインや素材の再撮影が必要になるケースも多くあります。
JPCは幅広いグラフィックデザインに対応しており、ロゴデザインや撮影も自社一貫で承っております。

今回はストックフォトを活用しましたが、JPCは自社スタジオを京都・東京に保有していますので、製品撮影も自社内で行い、スピーディにデザインへ反映できます。「カタログ用に製品写真を探しているけど、古くて見つからない」「画質がバラバラで統一感のないカタログになりそう」という場合は、ぜひJPCにご相談ください。

関連販促デザインを流用でき効率的

JPCではカタログ制作以外にも、チラシ制作やポスター制作などグラフィックデザインを幅広く承っています。

今回のように、製品やサービスの販促物を継続的にご依頼いただいている場合、それらのデザインデータを流用して新たにカタログを制作できます。ゼロベースで新しい制作会社に頼むよりも効率的で、制作コストを抑えられます

また、複数の販促物を継続的にJPCへ依頼いただくことで、クライアント様の好みやNGポイントなどを把握したうえで制作を進められる点も大きなメリットです。

印刷までワンストップでクライアント様の負担を減らす

カタログの紙質や表紙加工にもこだわりたいという場合、制作会社と印刷会社を分けているクライアント様は、希望の印刷形式を各会社に伝え、ミスが無いように適宜橋渡しをする工程が発生します。

JPCなら、印刷紙や表紙加工など印刷に関することもワンストップで対応可能なため、ご担当者様の負担を減らすことができます。デザインして終わりではなく、必要であれば色校のご確認や印刷立ち合いなど、最後まで責任を持ってカタログ制作を行います。

アフターサービス紹介カタログのデザイン制作まとめ

今回はアフターサービスカタログのデザイン制作について、ご紹介いたしました。

表紙デザインから中面のレイアウトまで、既存カタログから大幅にデザインを刷新しました。メインカラーにクライアント様のコーポレートカラーを使用したことで、ターゲット顧客に寄り添ったやさしい印象に仕上がり、クライアント様らしさがより高まりました。カタログの読み手を意識したデザインで、分かりやすく整理されたカタログデザインが完成いたしました。

JPCは数ページもののカタログ制作から、200ページ超えの総合カタログ制作まで、幅広く承っております。
多数のデザイナーと豊富な実績がございますので、カタログ制作をご検討中のお客様は、まずはお気軽にお問い合わせください。

そのほかのカタログデザイン制作ついては、こちらのページもご覧ください。

サービスカタログの完成
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