お問い合わせフォームはこちら

Web商談も対応中

SNS動画のサイズ一覧【2025年最新版】映像制作から投稿のポイントまで解説

SNS動画のサイズ一覧_2025年最新版_映像制作から投稿のポイントまで解説

いまや、各企業がSNSを活用してプロモーションを行うことが当たり前となりました。しかし、SNS運用は簡単そうに見えて、意外と難しいと感じている方もいるのではないでしょうか。たとえば、SNSに動画を投稿してみたものの映像が見切れてしまったり、縦横比が崩れてしまったりと、苦戦した経験がある方も多いでしょう。

SNSは媒体ごとに適切な動画サイズやアスペクト比が存在するため、それにあわせて編集する必要がありますが、知らないまま投稿してしまうと、効果的な情報発信ができない可能性も。

この記事では、主要なSNSの動画サイズを一覧表で紹介します。映像制作のコツや投稿時の注意点もあわせて解説しますので、効果的なSNS運用を目指す方はぜひ参考にしてください。

JPCのSNS動画制作サービスはこちら

動画のサイズを表す単位

動画の“サイズ”といっても、具体的に何を指しているのかご存じでしょうか。実は、動画サイズを示す指標は一つではなく、大きく分けて以下の3つがあります。

  • 解像度(ピクセル数)
  • アスペクト比(縦横比)
  • 容量(ファイルサイズ)

これらはそれぞれ異なる側面から動画の特性を示しています。どの指標もSNS投稿や映像制作を行う際に重要となるため、しっかりと理解しておきましょう。

解像度(ピクセル数)

解像度とは、一定面積あたりに含まれるピクセル(画素)の密度によって、画像や動画の鮮明さを示す指標のこと。一般的には、1インチ(2.54cm)あたりの画素数で定義されます。

ピクセル(画素)とは

デジタルの動画・画像を構成している小さな点のこと。画素数が多ければ多いほど、画像・動画は鮮明になる。

たとえば、動画の推奨解像度が「1,200×1,200」とされている場合、縦横のピクセル数がそれぞれ1,200となるようなサイズの動画を用意しなければなりません。これより解像度が低い動画では、画質が粗くなり、見栄えを損ねてしまう可能性があります。

アスペクト比(縦横比)

アスペクト比_縦横比

アスペクト比とは、動画や画像の縦横の比率のこと。たとえば、先述した推奨解像度「1,200×1,200」の動画は、アスペクト比「1:1」に該当します。

一般的に、横型の動画は「16:9」、縦型の動画は「9:16」が適切なアスペクト比とされています。この比率から外れる場合、意図しない余白が生じたり、重要な部分が見切れたりする可能性があるため、注意が必要です。

容量(ファイルサイズ)

動画のデータ容量も、サイズの一種です。たとえば、「動画サイズが大きすぎてアップロードできない」という場合、それは動画のデータ容量が大きすぎることを意味しています。

近年では、各SNSが大容量の動画に対応しているケースも増えてきました。ただし、プラットフォームによって上限が異なるため、アップロード時には注意が必要です。

SNSごとの動画サイズ一覧

動画サイズの定義がわかったところで、主要なSNSごとの動画サイズについて見ていきましょう。

  • YouTube
  • Instagram
  • Facebook
  • TikTok
  • X(旧Twitter)
  • LINE

それぞれのSNSに適した動画サイズを、一覧表でわかりやすく紹介します。

YouTubeアイコン

YouTubeは代表的な動画投稿プラットフォームの一つで、日本国内だけでも月間アクティブユーザーが7,000万人を超えるといわれています。他のSNS媒体と異なり、コンテンツの質が優れていれば、長尺の動画でも視聴されやすい点が大きな特徴です。

YouTubeでは、パソコンでの標準アスペクト比は「16:9」とされています。推奨される解像度は以下のとおりです。

解像度画素数
4,320p(8K)7,680px × 4,320px
2,160p(4K)3,840px × 2,160px
1,440p(2K)2,560px × 1,440px
1,080p(HD)1,920px × 1,080px
720p(HD)1,280px × 720px
480p(SD)854px × 480px
360p(SD)640px × 360px
240p(SD)426px × 240px

参考:動画の解像度とアスペクト比|YouTubeヘルプ

スマートフォン向けのYouTubeアプリでは、動画サイズに応じてプレーヤーサイズが自動調整される仕組みになっています。ただし、意図しない見切れを防ぐためには、標準的な「16:9」のアスペクト比で作成しておくのが無難でしょう。

また、最大60秒の縦型ショート動画を投稿できるYouTubeショートでは、推奨されるアスペクト比は「9:16」とされています。

Instagram

Instagramアイコン

Instagramはフォトジェニックな投稿、いわゆる「映え」が重視されるSNSです。動画は、投稿から24時間で自動的に消える「Instagramストーリーズ」や、削除するまで公開が続く「Instagramリール」として投稿できます。

Instagramストーリーズ

推奨アスペクト比9:16
最大ファイルサイズ4GB
推奨解像度1,080px × 1,920px

参考:Instagramストーリーズ広告のデザイン要件

Instagramリール

アスペクト比1.91:1〜9:16
解像度720px以上

参考:Instagramリールのサイズとアスペクト比

「Instagramストーリーズ」や「Instagramリール」で、スマートフォンに全画面表示されるフォーマットを最大限に活かしたい場合は、アスペクト比「9:16」を意識するといいでしょう。

Facebook

Facebookアイコン

Facebookは実名登録が特徴のSNSです。職歴・勤務先などの情報が登録されているため、ターゲティングがしやすく、BtoBビジネスとの相性がいいともいわれています。動画サイズの規定は次のとおりです。

推奨される動画サイズ1,280px × 720px
最小幅1,200px
アスペクト比16:9~9:16
最大ファイルサイズ10GB
動画の長さ最長240分

参考:Facebook動画の要件

TikTok

Tiktokアイコン

TikTokは10代〜20代の利用者が多いSNSで、縦型動画に特化している点が大きな特徴です。広告にあわせて、以下の動画サイズで投稿するのがおすすめです。

アスペクト比9:16
動画解像度720px × 1,280px

参考:動画広告の仕様リスト|TikTok

TikTokといえば、短い動画が投稿されるイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし実際には、アップロード可能な動画の長さは最長で60分となっています。

X(旧Twitter)

Xアイコン

X(旧Twitter)は、非常に拡散力に優れたSNSです。テキストを中心としたコンテンツが特徴ですが、画像や動画も投稿可能で、幅広い形式に対応しています。

推奨動画解像度1280px × 720px(横長)
720px × 1280px(縦長)
720px × 720px(正方形)
推奨アスペクト比16:9(横長または縦長)
1:1(正方形)

参考:メディアのベストプラクティス

なお、動画の再生時間は、0.5秒~140秒の範囲内が推奨されています。この範囲を超えると閲覧者の離脱率が高まる可能性があるため、注意が必要です。

LINE

LINEアイコン

連絡手段として多くの人に利用されているLINEですが、LINE VOOM(旧タイムライン)を活用して動画を投稿できます。LINE VOOMは、スマートフォンの縦画面に最適化されたショート動画サービスとして注目されています。

推奨アスペクト比16:9
動画の長さ60秒以内

参考:再生されるために、押さえておきたい基本のキ|VOOM Creators

10秒以内の動画は再生されにくい傾向があるため、30秒~60秒程度の長さにまとめることが推奨されています。

【目的別】SNS媒体と動画尺の決め方

それぞれのSNSは動画の規定だけでなく、ユーザー層にも違いがあります。そのため、SNSを活用する目的にあわせて、適切な媒体を選ぶことが重要です。

さらに、SNSごとに好まれる動画の長さ(動画尺)も異なります。以下は、目的の例です。

  • ストーリー性のあるコンテンツを見てもらいたい
  • 認知度を向上したい
  • BtoB商材をアピールしたい
  • 女性・若年層に訴求したい

ここからは、目的に応じたSNS媒体の選び方と動画尺の決め方について、具体例を交えながら確認していきましょう。

ストーリー性のあるコンテンツを見てもらいたい

ストーリー性のあるコンテンツを見てもらいたい場合は、一定の動画尺が必要です。しかし、フロー性が高い「X(旧Twitter)」や「Instagramストーリーズ」では、多くのコンテンツが次々と流れるため、ストーリー性のある動画として認識されにくいことがあります。

ストーリー性を重視する動画は、「YouTube」への投稿がおすすめです。優れた内容であれば、長尺動画でも視聴されやすいことに加え、チャンネル登録を通じて新しいコンテンツを投稿した際には、プッシュ通知で知らせることが可能です。

認知度を向上したい

SNS動画を活用して商品やサービスの認知度を高めたい場合には、拡散性に優れた「X(旧Twitter)」や「TikTok」が適しています。魅力的な動画であれば、ユーザーが自発的に拡散したり、SNSアルゴリズムによって優先的に表示されたりします。

15秒程度の短くキャッチーな動画は、「YouTubeショート」で話題になる可能性があります。また、利用者数が多く、幅広い属性のユーザーにリーチできる「LINE VOOM」を活用するのも効果的でしょう。

認知度を向上させたい場合は、バイラルマーケティングが期待できるSNSを選ぶことを意識してみてください。

バイラルマーケティングとは

シェア機能を利用して、不特定多数に情報を広めるマーケティング手法。

バイラルマーケティング

BtoB商材をアピールしたい

BtoB商材をアピールしたい場合は、ビジネスパーソンや経営者の利用者が多いとされる「Facebook」を活用してみてください。

Facebookの投稿面は、他のSNSに比べてコンテンツ数が少なく、比較的落ち着いた雰囲気があります。ユーザーも次々と新しい情報を流し見するというよりは、役立つ情報を探す傾向が強いため、長尺の動画であっても冒頭部分で引き込むことができれば、最後まで視聴される可能性が高いでしょう。

女性・若年層に訴求したい

女性や若年層に訴求したい場合には、これらの層に人気がある「Instagram」や「TikTok」を活用するのがおすすめです。どちらか一つのSNSに限定せず、複数のプラットフォームに投稿することで、リーチの可能性をさらに広げられます。

若年層の中には、「Instagramは使っているけれど、ストーリーズしか見ない」というユーザーも少なくありません。そのため、リールとストーリーズの両方に投稿することで、より多くの視聴者にアプローチできるでしょう。

効果的なSNS用動画を制作・投稿する5つのポイント

効果的なSNS用動画を制作・投稿するポイントとしては、次の5つが挙げられます。

  1. アスペクト比には特に注意する
  2. SNSごとの視聴者層を意識する
  3. 尺は短いほうが望ましい
  4. テロップも活用する
  5. SNSに精通した映像制作会社に依頼する

効果的にプロモーションするためにも、これらのポイントはぜひ意識してみてください。それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

1.アスペクト比には特に注意する

まず、動画の「アスペクト比」には特に注意が必要です。アスペクト比が崩れると、動画が見切れてしまい、それだけでユーザーから敬遠される原因になりかねません。

基本的には、スマートフォン画面に適した「16:9(横型)」や「9:16(縦型)」の比率で作成するといいでしょう。これにより、ユーザーにとって見やすい動画が提供できます。

2.SNSごとの視聴者層を意識する

先述のとおり、SNSごとに視聴者層には違いがあり、それぞれで好まれるコンテンツも異なります。たとえば、X(旧Twitter)やTikTokで「面白い」と話題になる動画が、Facebookでは「騒々しい」などと評されるケースも珍しくありません。

そのため、投稿するSNSを事前に選定し、各プラットフォームのユーザー層にあわせた動画を制作することが重要です。適切なコンテンツを提供することで、より高い反応を得られるでしょう。

3.尺は短いほうが望ましい

動画配信プラットフォームである「YouTube」では、長尺動画が視聴されるケースも多いものの、その他のSNSでは、基本的に短尺動画のほうがユーザーに好まれる傾向があります。

スキマ時間であっても視聴してもらえるよう、15秒~30秒、長くても90秒程度の尺に収めることを意識するといいでしょう。適切な長さに調整することで、より多くの視聴者に動画を見てもらいやすくなります。

4.テロップも活用する

テロップも活用する

動画をクリックすると音声付きで再生される一方、タイムライン(投稿面)では無音で再生される仕様のSNSも少なくありません。また、電車などの公共の場でSNSを利用している場合、音が出ないように設定しているユーザーも多いでしょう。

そのため、無音でも内容が伝わるように、SNS用の動画にはテロップ(字幕)を入れることをおすすめします。さらに、テロップに動きを加えたモーショングラフィックスを活用することで、視覚的な演出だけでもユーザーの目を惹きつける効果が期待できます

モーショングラフィックスとは

グラフィックス(文字・イラスト・グラフなど)を動かすアニメーション技法。

5.SNSに精通した映像制作会社に依頼する

SNS用の短い動画であれば、「社内で作れるのでは」と考える方もいるかもしれません。たしかに、動画編集ソフトを使えば、短尺動画を自作することは可能です。しかし、昨今はハイクオリティなコンテンツが溢れているため、目の肥えたユーザーから「見にくい動画」だと感じられるリスクも否定できません。

視聴者を惹きつける動画を作りたい場合には、短尺であってもSNSに精通した映像制作会社に依頼するのがおすすめです。プロの力を借りることで、より効果的な動画を制作できるでしょう。

映像CTA

SNS用動画の制作費用相場

SNS用動画の制作費用は、動画の尺や使用する技術によって大きく変わります。最低限の要素だけを盛り込んだシンプルな動画であれば、30万円からが相場です。一方、アニメーションやナレーションを加えた、より作り込んだ動画の場合は、50万円以上になることが一般的でしょう。

また、SNS用の動画を制作する際は、1本のみでなく、複数のパターンをまとめて作るケースも多いです。このような場合には、まとめ撮りに対応した映像制作会社に依頼することで、1本あたりの制作費用を抑えられます。

SNS動画の制作事例

それでは最後に、JPCが制作したSNS動画の制作事例をご紹介します。

  • 商品PR映像【Instagram】
  • ブランディング映像【Instagram】
  • 縦型ショート映像【Tiktok・YouTubeショート】

SNS動画の制作実績一覧はこちら

商品PR映像【Instagram】

こちらは商品PRのInstagram動画です。

Instagram投稿用の縦型動画として、製品説明動画を制作しました。開梱から設置までの手順を、視聴者にとってわかりやすく伝えることを重視し、短尺ながらテンポのいい構成に仕上げています。

企画構成からモデルの手配、撮影、グラフィックデザイン、編集まで、JPCがワンストップで対応しました。効率的かつ高品質な制作プロセスにより、クライアントの要望を形にしています。

ブランディング映像【Instagram】

こちらはブランディングを目的にしたInstagram動画です。

SNSでも目を引く映像表現を目指し、ドローン「Inspire2」を使用した空撮映像を取り入れました。ダイナミックで洗練された映像が、視聴者の興味を引きつけます。

InstagramでのSNS運用、Webサイト制作、映像制作まで、JPCがワンストップでプロモーションを手がけました。一貫性のあるブランディングを実現することで、クライアントのメッセージを効果的に発信しています。

縦型ショート映像【Tiktok・YouTubeショート】

こちらは学校紹介用に制作した、Tiktok・YouTubeショート用の縦型動画です。

高校生に特化したプロモーション動画として、若年層に親和性の高い縦型ショート形式で制作した事例です。動きのある映像表現を実現するため、撮影にはiPhoneを活用しました。

さらに、TikTok広告やYouTubeショート広告としても展開し、多くの視聴者にリーチすることでプロモーション効果を加速させています。

まとめ

各SNSには、それぞれ適した動画サイズが定められていますが、基本的に横型は「16:9」、縦型は「9:16」のアスペクト比で制作することで、画面から見切れてしまうリスクを避けられます。SNS動画はスマートフォンでの閲覧が主流であるため、これらのサイズを意識して制作することが重要です。

しかし、サイズが適しているだけでは十分ではありません。SNS動画でユーザーを惹きつけるためには、内容そのものが視聴者にとって魅力的であることが不可欠です。ハイクオリティなコンテンツを目指し、視覚的にも訴求力のある映像を制作することで、効果的なプロモーションが実現します。

JPCは、SNS用動画の制作に豊富な実績を持ち、SNSアカウント運用やSNS広告運用のサポートも行っています。企画から制作、運用までワンストップで対応可能ですので、SNS動画に関するお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にJPCへご相談ください。

映像CTA
一覧へ戻る
TOP