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ブランディング動画制作事例-演出と撮影にこだわった会社紹介映像-

ブランディング動画制作事例-演出と撮影にこだわった会社紹介映像-

今回は、ブランディング動画の制作事例をご紹介します。

ブランディング動画は、自社の理念や事業の魅力を映像で伝え、企業の認知向上や信頼構築につなげる手段として、多くの企業で活用されています。とくに、組織再編やリブランディングの場面では、企業の新たなイメージを社内外に印象づける映像の重要性がいっそう高まります。

本記事では、化学・薬品メーカー様からご依頼いただいたブランディング動画の制作事例に沿って、ブランディングと会社紹介を両立させるための演出や撮影のこだわり、制作の進め方をご紹介します。

「自社のブランドイメージを映像で伝えたい」「営業活動や展示会で使える会社紹介動画をつくりたい」とお考えのご担当者様の参考になれば幸いです。

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ブランディング動画制作の概要

まず、ブランディング動画制作の概要についてご紹介いたします。

ご依頼主 – 化学・薬品メーカー様 – 

今回の案件は、ヘルスケア・医薬品業界で酵素を軸に研究・開発・製造を手がける化学・薬品メーカー様からご依頼いただきました。もともとグループ会社の一部署として事業を展開されていましたが、事業譲渡を経て新会社として新たなスタートを切られたタイミングで今回のご相談をいただきました。

ご依頼内容 – 新会社のブランディング動画制作 – 

今回ご依頼いただいたのは、新会社の「名刺がわり」となる企業ブランディング動画の制作です。新会社へ移行しても既存顧客に安心感を持っていただけるような映像をつくりたいというご要望をいただきました。

あわせて、展示会やWebサイト、営業活動などさまざまな場面で活用できる映像にしたいとのことで、企業の紹介映像も含む構成になっています。
また、取引先のほとんどが海外企業であることから、英語版・中国語版を含む多言語対応でのご依頼でした。

ブランディング動画制作のポイント – CM風パート×説明パートによる2部構成の演出 – 

今回の制作では、イメージアップを狙ったCM風パートと、企業の歴史や信頼感を伝える説明パートの2部構成を採用しました。
とくに、以下の3点にこだわって制作しています。

  • 冒頭から惹きつけるさわやかなCM風演出
  • 企業の魅力を引き出す撮影と映像設計

「名刺がわり」として幅広い場面で活用される動画だからこそ、事業内容を細かく説明するのではなく、映像の印象で企業の世界観を伝えることを重視しました。そのうえで、説明パートでは企業の歴史や実績をナレーションベースで伝え、信頼感につなげる構成としています。

これらの方針を軸に、ブランドの世界観と企業としての信頼感をそれぞれのパートで印象づける映像に仕上げています。

ブランディング動画制作の流れ

ヒアリングと企画書作成

本案件は他社との競合コンペからスタートしました。まず営業、シナリオライター、グラフィックデザイナーが集まり、営業からのヒアリング内容をもとにディスカッションを実施。参考資料を出し合いながら、映像の方向性について共通のイメージを形成しました。

「新会社の名刺がわりとなる映像」という目的をふまえ、インパクトとフックのある企画が求められました。シナリオライターが全体の構成を組み立て、グラフィックデザイナーがキービジュアルを作成。その草案をデザイナーが仕上げ、企画書を完成させました。

今回はプレゼンなしの企画書コンペだったため、企画書単体で魅力が伝わるよう、構成・ビジュアルともにとくにこだわって仕上げました。

構成・絵コンテの作成

コンペ通過後は、完成に向けた実制作がスタートします。クライアント様と構成やナレーションについて修正のやりとりを繰り返しながら、絵コンテを完成させていきました。

構成は、冒頭とエンディングにCM風のイメージパートを配置し、中盤で事業内容や歴史を伝える説明パートを挟む2部構成に。イメージ先行で視聴者を惹きつけたうえで、企業としての信頼感をしっかり伝える流れを設計しました。

ロケ地選定・ロケハン

絵コンテの方向性が固まった段階で、ロケ地と撮影日の選定を進めました。
クライアント様の社屋・工場が静岡県にあるため、当初はイメージカットの砂浜も静岡で探していましたが、条件に合う場所が見つからず、浜の広さや日の向きを考慮して千葉県の九十九里浜をご提案しました。

ドローン撮影に必要な許可申請も取得し、静岡・千葉それぞれに営業とカメラマンがロケハンに赴きました。撮影方法や時間帯、所要時間などを確認しながら香盤表を作成し、3日間の撮影に向けた段取りを整えていきました。

ロケ地選定・ロケハン1
ロケ地選定・ロケハン2

撮影

撮影は静岡の社屋・工場で2日間、千葉の砂浜で1日間の計3日間で実施しました。

CM風パートの撮影では、酵素の構造を科学的に可視化するとさまざまな色のテープが絡み合った形状になることから、実際にカラーテープを海辺で風になびかせて撮影しています。
撮影当日はかなりの強風でしたが、結果的にテープがダイナミックに舞い、リスタートの爽快さを感じさせる印象的な映像を収めることができました。

撮影1

説明パートにあたる社屋や工場、研究室内の撮影では、1カットずつ丁寧にライティングを施し、企業の信頼感と先進性が伝わるよう設計。

撮影2
撮影3

映像編集・モーショングラフィックス

撮影後は素材を確認し、構成に沿って編集を進めます。CM風パートと説明パートのトーンが自然につながるよう、全体のテンポや色味を調整しました。

細かいカット割りが主流の昨今、あえて冒頭を長尺で見せることで「何の映像だろう?」と視聴者の興味を引く演出にもこだわりました。

会社の歴史パートなどモーショングラフィックスが必要な部分は映像チーム内の別メンバーが担当し、カラーグレーディングはカメラマンが行うなど、社内の専門スタッフが分担して制作を進めています。

多言語対応・ナレーション収録

本案件では日本語での納品はなく、英語版・中国語版として納品するため、構成とナレーションがある程度固まった段階で翻訳を実施しました。
ナレーションはJPCが運営するナレーターキャスティング事務所「ボイスマート」の所属ナレーターが宅録で収録。提出と修正を数ターン繰り返し、仕上げていきました。

ブランディング動画の完成

完成した動画がこちらです。

冒頭のCM風イメージカットから中盤の説明パート、エンディングのさわやかな映像まで、2部構成の演出が自然に調和する仕上がりとなっています。

完成した動画は、展示会やWebサイト、営業活動などさまざまな場面でご活用いただいています。クライアント様からは「感動した」「これ以上の仕上がりはない」といったお声をいただき、大変ご満足いただけました。

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ブランディング動画で企業イメージを高める映像表現のコツ

ブランディング動画は、事業内容を伝えるだけでなく、映像表現を通じて「この会社と取引したい」「信頼できそう」という印象を持ってもらうことが大切です。ここでは、企業イメージを高める映像表現のコツを3つご紹介します。

1. 冒頭の演出で「世界観」を提示し、視聴者を引き込む

ブランディング動画を制作する際、事業内容やサービスの説明から考え始めるケースは少なくありません。しかし、視聴者の印象に残るのは細かい情報よりも、映像全体から受ける企業のイメージです。

制作に入る前に「自社をどのような企業として認知してもらいたいか」を明確にし、映像のトーンや色味、テンポといった演出をその方向性に合わせて設計することで、視聴者に一貫したブランドイメージが伝わりやすくなります。この方向性が定まっていれば、ロケ地の選定や音楽、ナレーションのトーンといった個々の要素にも判断基準ができ、映像全体にブレのない統一感が生まれます。

逆に、ここが曖昧なまま進めると、各要素がバラバラな印象になり、ブランドとしてのメッセージが伝わりにくくなります。

2. 撮影・編集のクオリティで企業の信頼感を引き出す

ブランディング動画は、いわば映像でつくる「企業の顔」です。どれだけ良い内容であっても、撮影や編集のクオリティが低いと、企業そのものの印象にも影響します。

とくに社屋やオフィス、製品などを映す場面では、ライティングやアングル、色味の統一感といった映像の質が、清潔感・先進性・信頼感といった企業イメージに直結します。視聴者は映像のクオリティを通じて、無意識にその企業の仕事の質や姿勢を判断する傾向があります。「何を撮るか」と同じくらい「どう撮るか」を重視し、1カットごとに意図を持った撮影・編集を行うことが、映像表現で企業の魅力を高めるポイントです。

3. 情報を絞り、映像で語るブランドの世界観をつくる

ブランディング動画では、情報を盛り込みすぎると視聴者が疲れてしまい、かえって印象に残りにくくなります。テロップやナレーションで説明を重ねるよりも、映像のビジュアルや構成で自然と伝わる表現のほうが、ブランドの世界観は強く印象に残ります。

伝えたい情報の優先順位をつけ、映像で見せる部分と言葉で補足する部分を意識的に分けることが重要です。あえて語りすぎないことで、視聴者自身が映像から企業の魅力を感じ取る余地が生まれ、結果として記憶に残りやすい映像になります。情報を「足す」よりも「削る」判断ができるかどうかが、ブランディング動画の完成度を左右します。

ブランディング動画制作まとめ

今回は、化学・薬品メーカー様よりご依頼いただいたブランディング動画の制作事例をご紹介しました。

新会社のリブランディングにあたり、CM風パートと説明パートの2部構成で、ブランドイメージと企業の信頼感を1本の映像で伝える設計としました。企画構成からドローンを含む撮影、ディレクション、編集、多言語ナレーション収録まで一貫して社内で対応し、展示会・Webサイト・営業活動など幅広い場面でご活用いただけるブランディング動画に仕上がっています。

JPCでは、ブランディング映像や企業紹介動画をはじめ、目的や用途に合わせた映像制作をワンストップで対応しています。ブランディング動画の制作をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

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