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今さら聞けない?インタビュー映像撮影の心得

撮影機材は日々、進化し続けています。
カメラが高性能で簡易化され、手軽に撮影できるようになり、規模の小さいインタビュー撮影くらいであれば、自社で撮影するという会社や企業も増えてきています。
しかし、いざ撮影してみると、「上手く撮れていない」「暗い」「寄り過ぎている」など、案外難しく、失敗した話をよく耳にします。
「編集でどうにかなりませんか?」という問い合わせもございます。
そこで、撮影会社に頼らず、自社でインタビュー撮影する場合の注意点、ポイントをご紹介します。

カメラの設定

・1カメの場合、4K収録を推奨

カメラが2台以上ある場合は、HD収録でも構いませんが、カメラ1台の場合は4Kでの収録をお勧めします。
理由は、編集するときにとても助かるからです。
編集の時に、言葉を噛んでしまったところや、不要なところをカットする場合、カメラが2台以上ある場合は、カメラを切り替えてカット編集ができます。
カメラ1台の場合、それができません。
同じサイズでブツブツ切れた動画になってしまいます。
しかし、4Kで収録できていれば、1台のカメラでも編集時に寄ったり引いたりすることができるので、編集時の苦労が減ります。
4Kで撮影する場合、後で寄ることも考慮し、広めの画角で撮影しましょう。

4K とトリミング例

・話している方向の空間を空ける

これはあくまで基本的にということですが、
話している方向の空間を空けることで、話している相手を感じさせることができるので、ナチュラルになります。

・30p、または24pで撮影

4K撮影する場合、HDに比べるとデータの容量は単純に4倍と、とても重くなります。
さらに60pで撮影すると、30pの倍のデータ量になります。
インタビュー撮影において、60pで撮影するメリットはほぼないので、30p、もしくは24pに設定しましょう。

音声

音声がとても大事

失敗談でよく聞くのが「声がきれいに録れていない」ということです。
現場では上手く撮影できたと思っていても、あとで確認してみるとノイズだらけ、ということも多々あります。
撮影となると、どうしても画の方だけに注意がいきがちですが、インタビューは内容が命なので、声がちゃんと録れていないとあまり意味がありません。
編集でクリアにするにも限界があります。

・極力静かなところで撮影

基本中の基本ですが、人の出入りや雑音の少ない、静かな空間で撮影しましょう。
空調なども、撮影するタイミングだけは止めるなど、周りの音に注意を払ってください。

・ピンマイクを駆使する

ピンマイクがない場合、音はカメラ内蔵のマイクで収録することになるので、他のノイズが入る上に、人物の声が小さくなります。
カメラ内蔵のマイクは基本的にステレオ収録なので、その場の環境のいろんなノイズ音を拾ってしまうのです。
演出意図がない限りは、ピンマイクを駆使して撮影することをお勧めします。
ピンマイクを使用する場合は、事前にチャンネル設定や、ヴォリューム設定、カメラへの接続、収録テストをしてから、撮影に臨みましょう。

・イヤホン等で、モニタリング

現場で、耳で聞いている音と、収録されている音は全然違います。
イヤホンやヘッドホンをカメラに繋ぎ、実際に収録されている音を聞きながら撮影しましょう。

照明

・陰影が出過ぎないように注意

照明は極力使った方が良いですが、生で当てるとお顔の陰影がキツく出てしまいます。
バルーンやトレーシンペーパーなどを駆使して、光を柔らかくして当ててあげてください。
また、メガネをかけてる方の場合、レンズの反射にも注意を払いましょう。

・自然光は避ける

太陽の光はとても強いです。
条件にも寄りますが、自然光は顔の陰影がパキッと出てしまい、キレイ撮れない場合が多いです。

撮影

・妥協はしない

撮影が終わってしまうと撮り直すことはできません。
途中で噛んだりノイズが入ったりした場合はリテイクすることをお勧めします。
また、とても重要なことを話されているポイントで、上手く話せてなかった場合は、その場で一度整理して、リテイクしましょう。

・質問から話始めるまで2秒ほど間をあける、回答後は一拍待つ

編集してみると、この余白がないと、唐突感が出てしまします。

まとめ

インタビュー撮影と言えど、ちゃんと撮影するにはこのように注意すべき点がたくさんあります。
初めから完璧にやることは難しいですが意識をするだけでも、精度はあがります。
ひとつひとつ丁寧にやることが、もっとも重要です。

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