会社案内パンフレット制作事例－創業100周年記念

企業を創業して50周年、100周年という節目に『周年広告』を展開される企業様は多いのではないでしょうか。

周年広告は通常の広告ツールとは異なり、企業の長い歴史を祝い、ブランドの価値を再確認し、将来の成功に向けての基盤を固める重要な役割を担います。重ねてきた歴史は他社との差別化や信頼性のアピールとなり、ブランドイメージの向上や新しい顧客層へのアプローチにも繋がります。

特に、企業の周年のタイミングと合わせて、周年記念誌を作ったり、会社案内のパンフレットを一新したりする企業様も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今回のブログでは100周年を迎えた企業様からご依頼いただいた会社案内パンフレットの制作について、ご紹介いたします。このプロジェクトでは、会社案内パンフレットに加えて、特設WEBサイトや動画も100周年に合わせてまとめて制作され、全てJPCで対応させていただきました。

周年広告を考えられている企業様はぜひ最後までご覧ください。

会社案内パンフレット（周年記念誌）制作の概要

まずは今回の案件のご依頼内容の概要についてご紹介します。

ご依頼主 – 大阪の水中ポンプメーカー様 －

ご依頼いただきましたのは、大阪市に本社を構える水中ポンプや関連機器を世界的に製造・販売されている企業様です。

同社は、優れた技術力と革新的な製品開発を通じて、社会基盤を広く支え、世界中で水に関わる暮らしの安全を守られていらっしゃる企業様です。

これまでにも、新製品のカタログや会社案内、WEBサイト制作など、多岐にわたる広告媒体の制作をご依頼いただいております。

ご依頼内容 － 100周年を記念した記念誌兼会社案内 －

ご依頼企業様は2024年に創業100周年を迎えられるにあたり、以下の制作物の作成を予定されていました。

• 周年記念パンフレット
• 特設WEBサイト
• 動画制作

これらの多岐にわたる制作をまとめて依頼できる制作会社を探されており、JPCにお声がけいただきました。

周年を迎える3年前からご依頼をいただき、長期スパンでのプロジェクトとなりました。

パンフレットは12ページ構成で、日本語版・英語版を予定しており、取引先や求職者に向けて100周年の節目を通じて事業への理解を深め、会社への信頼を高めることを目的としています。

このブログでは、主に100周年記念パンフレットの制作についてご紹介します。

デザイン制作時のポイント－100周年をどうデザインするか－

今回制作したパンフレットでは100周年記念の社史や事業案内、そして未来への展望などを紹介しました。

デザインに関しては以下のご希望をいただいており、それらを実現させながら、いかにお客様らしい周年記念の会社案内パンフレットを制作するかがポイントとなりました。

• 100周年を記念するとともに、明るく未来志向のイメージを持たせること
• シンプルな構成や統一した色を使いながら、明るく未来を感じさせるイメージに仕上げること
• 社史ページを見やすくレイアウトすること

次章より、実際の流れに沿って、詳しい制作過程をご紹介いたします。

会社案内パンフレット（周年記念誌）制作の流れ

100周年プロジェクトとして時間をかけじっくり完成まで突き詰めた本ご依頼。
その流れを今回の事例に沿ってご紹介いたします。

デザイン提案～ご発注まで

2021年の春に今回の周年プロジェクトの広告制作のお話をいただきました。

2024年の100周年に向けて、お客様の方でもまだ具体的な内容は決まっていない状態で、まずは、パンフレットのページネーション（各ページの割り付け）と表紙デザインを複数案ご提案。

他社と比較ご検討の上、最終的にパンフレット・WEB・動画全てを手掛けているJPCにまとめてお任せしたいと大切な100周年の記念プロジェクトをご依頼いただけることとなりました。

社史デザイン案のご提案

受注時は「100周年記念誌」という立ち位置のパンフレットをご希望されていたため、まず特に大切にされている“社史”部分のデザイン案を複数案ご提案しました。

100年という長い歴史を数ページにわたってどのようにまとめ、ビジュアルとして魅力的に見せるか、じっくりと時間をかけてお客様と検討を重ねました。

また後半では社員様のインタビューを載せるなど、社外だけでなく社内でも企業の歴史を振り返ることのできるコンテンツを企画していました。

表紙と中面のデザイン制作

制作を進めるにつれて「100周年社史」+「会社案内」を組み合わせた会社案内としても使える100周年パンフレットというコンセプトに変更されました。

過去を振り返るだけでなく、現在の事業や未来への展望を乗せることで、100周年を過ぎた後も長く使っていただけるようなパンフレットへと舵を切り、構成を再度ご提案しました。

各ページに盛り込む構成内容が固まってきた段階で、全体のテイストを決めるために再度表紙デザイン案を複数制作し、ご提案いたしました。

イラスト案、ロゴ案、写真案などお客様のイメージとリンクさせた表試案を制作。

ご提案時の社史に寄せた記念誌風のデザインからトーンを変え会社イメージを立たせる方向でバリエーションを持たせました。

最終的にお客様にご納得いただけるデザインが決定し、表紙と合わせて中面のデザインへと着手しました。

「100周年記念誌」と「会社案内」という2つの側面を併せ持ったパンフレットの制作となったため、両コンセプトをどうバランス良くデザインへ落とし込むか、何度も試行錯誤を重ねながら完成に向け進行していきました。

会社案内パンフレット（周年記念誌）の完成

お話をいただいてから約2年の時間をかけ、
日本語版の100周年記念会社案内パンフレットが完成しました。

表紙は今後力を入れていくサステナブルなイメージを取り入れ、社史以降のページは未来を想起させる明るいデザインに落とし込んでいます。

日本語版パンフレットの完成後、英語版のパンフレットも制作し、さらにパンフレットデザインを活用した紹介映像や、特設WEBサイトの制作まで、100周年プロジェクトをワンストップで担当させていただきました。

会社案内パンフレット（周年記念誌）制作でお客様にご満足いただける理由

JPCが周年広告のデザイン制作でお客様にご満足いただいている理由をご紹介いたします。

コンセプトをデザインに落とし込む

JPCのデザインはコンセプトを大切にしています。

ただかっこよく、明るく等のテイストだけで走り出しては、デザインも表面的なものに落ち着いてしまいます。その一歩奥の“軸”を持って制作することで、コピー、デザイン、映像、Web、一貫した広告を実現することに繋がっています。

コンセプトはお客様が考えられたものを展開させていくこともあれば、JPC側でコンセプトを一緒に考えご提案することもあります。

周年プロジェクトなどは特にベースとなるコンセプトやコピーを決めてから走り出すとぐっと内容が深まりますので、イメージが浮かばずに悩まれている企業様はコンセプトから一緒に考えてくれる制作会社を選ぶこととおすすめします。

周年記念広告もワンストップ

JPCでは周年事業に関わる広告制作を幅広くサポートしております。今回のような周年パンフレット、特設サイト、映像制作のほか、周年イベント配信やグッズ・キャラクター制作、ロゴ作成などもワンストップでご提供。

大切な節目に社外への企業価値PRや社内ブランディングを強化するきっかけとして、ぜひ周年プロジェクトをご検討ください。サイト掲載以外の実績もございますので、お気軽にお問い合わせください。

【周年記念事業のトータルサポートはJPCへ】

会社案内パンフレット（周年記念誌）制作についてのまとめ

今回の事例では、企業様の100周年記念の会社案内制作についてご紹介いたしました。

周年広告は節目までに企業が辿ってきた道のり、そしてこれから向かう行先を社内外全体で共有する大切な広告です。

紙・Web・映像と複数の媒体で展開される企業様が多いため、

軸となる“コンセプト”から話し合いを重ね、じっくりと時間をかけて制作を進めることが成功のカギとなります。

JPCではお客様の周年事業を各部門でサポートし、コンセプトに合ったビジュアルで表現させていただきます。

京都・大阪・神戸はもちろん、東京営業所もございますので、関東、首都圏のお客様も、こちらよりお気軽にご相談ください。