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製品カタログ制作事例-企業の信頼性を高めるデザイン

日々新製品を開発されている企業様は、総合カタログとは別で製品単体をPRする販促ツールを制作されているところも多いかと思います。
シンプルに情報がまとまった数ページ程度の製品カタログは、社内外の製品理解に役立てたり、展示会などで気軽に配ったり、他の販促物へデザインを流用できたりなど、マルチに使えるメリットがあります。
さらに、新製品ごとに製品カタログが増えていく中で、表紙を見ただけで「○○社さんの冊子だ」と分かってもらえるほどデザインに統一性があれば、数多くある競合カタログの中で一歩リードしたブランドイメージを訴求できているといえます。

今回は、そうした製品カタログデザインの事例をご紹介します。以前JPCにて制作した製品カタログをご好評いただき、同じデザインで新製品のカタログをご依頼いただきました。新製品プロモーションを展開される企業様や、製品カタログ制作に興味のある企業様は、ぜひ参考にしていただければと思います。

製品カタログのデザイン制作事例の概要

まずは、今回ご紹介する制作事例の概要をお伝えします。

ご依頼主 –大阪のセンサや光データ装置など開発されている企業様 –

今回のプロジェクトは、大阪に本社を構えるセンサや光データ装置を開発されているメーカー様よりご依頼いただきました。各種センサ・通信機をメインに、カウンターや自動ドアなど、安心・安全で利便性の高い生活環境につながる製品の開発から販売までを手掛けておられます。JPCではこれまで、製品カタログや動画制作などをご依頼いただきました。

ご依頼内容 -新製品3Dセンサのカタログ制作-

今回は、物流オートメーションなどに貢献する新製品3Dセンサの製品カタログ制作をご依頼いただきました。1年前にJPCにて制作した製品カタログをご好評いただき、新製品カタログも同様のテイストでご希望されました。カタログ制作では製品撮影もJPCで行い、完成後はカタログデザインをベースに、チラシや映像制作へ展開いたしました。

デザイン制作時のポイント-信頼性を高めるシンプルで統一感のあるデザイン-

デザイン制作で意識したポイントは3つあります。

1つ目は、製品の機能や活用イメージをきちんと伝えられる冊子にすることです。今回取り扱う製品は、周囲の障害物を検知したり、形状を認識してデータを取得したりするセンサです。例えば倉庫内で稼働する「配送ロボット」にこのセンサを取り付けることで、周囲の状況を的確に認識し、障害物などを回避できるようになります。ロボットの四隅に取り付けることで、ロボットが自動で動きながらも周囲との衝突を最小限に抑え、安全かつ効率的な運用につながります。カタログは動画と違い静止画で製品説明を行うため、こうした新製品の機能をいかに正確に分かりやすく伝えられるかがポイントとなります。

2つ目は、「信頼できる製品」イメージを訴求することです。精密機器だからこそ、製品写真の質感や冊子デザインを通じて「誠実さ」「信頼感」を与えることを意識してデザインに取り組みました。

3つ目は、クライアント様の販促物としての統一感です。1年前に制作した冊子とトーンを合わせ、同じ企業としてシリーズ感のあるカタログに仕上げました。

製品カタログのデザイン制作の流れ

今回の製品カタログは、前回デザインに合わせ表紙をご提案し、それから中面の制作に取り掛かりました。掲載用の製品撮影は自社スタジオで行っています。次節より制作の流れに沿って詳細をご紹介いたします。

表紙制作

初めに表紙のデザインをご提案いたしました。
今回は、1年前に制作したカタログがベースとしてありましたので、同じレイアウトでご提案し、クライアント様からもこのデザインでOKをいただきました。
左が1年前に制作した別製品のカタログ、右が今回デザインしたカタログ表紙です。

大まかなレイアウトは統一していますが、今回は高さが無い製品でしたので、上部分が寂しくならないよう製品名を中央上部に配置いたしました。また、今回はWebサイトの製品ページへ遷移する二次元コードを右下に新たに配置しております。

写真や線画イラストを用いた中面デザイン

続いて、中面のデザインに取り掛かります。中面は、1年前の冊子と同一のカラーパレットやレイアウトを使用しました。読み手が欲しい情報にたどり着きやすい構成となっており、この製品がどういった設計で、どのようなシーンに活用されるのかを、テキスト・イラスト・写真を用いて分かりやすく伝えています。

ページ内にある線画のイラストは、支給いただいた資料を元にデザイナーがトレースし、全体で統一感のあるトンマナにしました。イラストは写真などにある背景情報を無くし、見せたい対象をシンプルに解説できるので、今回のような製品の機能説明におすすめです。
全体としては信頼性と精密さを感じさせるブルーとライトグレーを採用し、白をベースに落ち着きと安定感のあるすっきりとしたデザインに仕上げました。

自社スタジオでの製品撮影

今回のカタログ制作でも、前回同様にJPCにて撮影からデザインまで包括的に担当させていただきました。制作当初は支給画像で対応する予定でしたが、製品の質感やディテールをしっかりと伝え、製品や企業への印象を高めるために、製品撮影を行うこととなりました。

撮影は、自社で保有する「ONE STOP STUDIO KYOTO」にて、高解像度の撮影機材を用いて行いました。今回はクライアント様立ち合い無しで、製品をJPCへお送りいただき、担当者とカメラマンで撮影しています。製品をお送りいただければ、クライアント様はリモートで確認しながら撮影が進められ、限られた制作時間の中でも効率的に撮影が可能です。

高解像度で撮影された製品は、よりリアルに製品の質感を訴求し、細部まで美しく見せられるため、製品自体の魅力を引き立てるだけでなく、クライアント様の誠実さや信頼性を底上げする効果が期待できます。写真や製品画像の質感で印象がガラッと変わりますので、製品カタログは素材撮影にこだわることをおすすめしています。

製品カタログの完成とデザイン展開

撮影画像を反映し、修正やり取りを重ね、完成した製品カタログがこちらです。

前回制作したカタログとデザインに統一性を持たせたことで、ブランディング形成エンド顧客への認知の面で貢献できたのではないかと思います。製品が異なっても販促カタログのデザインが揃っていることで、「どの製品にも一定の品質が保たれている」という安心感につながりやすくなります。

製品カタログ完成後は、内容を流用してA4両面チラシを制作いたしました。

さらに、同内容を展開して映像も制作いたしました。

あくまでカタログを映像化するということで、比較的シンプルな構成となっておりますが、カタログでは静止画で訴求するのみだった計測シーンや点群計測イメージを動画で伝えることができました。
カタログと動画を組み合わせて活用することで、より深い製品理解につながります。

▼動画はこちら

商品・製品カタログをJPCにご依頼いただける理由

JPCでは、BtoBからBtoCまでさまざまな商品・製品カタログを制作しています。JPCに商品・製品カタログを依頼いただくメリットをご紹介いたします。

多彩なデザイナーが在籍している

1つ目のメリットは、得意分野の異なる多彩なデザイナーが在籍している点です。
スタイリッシュ系、シンプル系、ポップ系など、クライアント様の希望するデザインテイストに合わせてデザインをご提案できます。カタログの制作経験が豊富なデザイナーも多く、見開き冊子から100ページ以上のものまで幅広く対応しております。デザイナーのほかにコピーライターも在籍しておりますので、原稿づくりからお手伝いさせていただくことも可能です。

▶製品カタログ実績一覧

京都と東京に自社スタジオがある

2つ目のメリットは、京都と東京に自社スタジオを保有している点です。
製品カタログのクオリティを高める要素として、使用する写真は非常に重要です。「製品写真が少ない」「写真が古い」「撮り方がバラバラで統一感が無い」といった製品カタログは、売り上げにつながらないだけでなく、企業イメージもぼんやりとした印象を抱かれてしまう恐れがあります。
JPCは広告における写真素材にこだわっており、京都と東京に自社スタジオを設けています。販促物に合わせて自社で撮影を行うため、デザイナー自身も撮影を見据えてカタログデザインを進めることができ、ハイクオリティなカタログ制作が実現します。自社保有スタジオのためスケジュール調整もしやすく、今回のように立ち合い無しでコンパクトに撮影しそのままカタログへ反映することもできます。
クライアント様にとって、自社スタジオを持つ広告制作会社に依頼することは、クオリティ・コスト・スケジュール効率においてメリットがあるといえます。

カタログからWebサイトや映像制作までワンストップ

3つ目のメリットは、広告制作に関わることをワンストップで提供している点です。
新製品発売時は、多くの販促ツールが必要になります。総合プロモーションの計画を立てて、実際に制作会社に依頼する際、カタログはA社、WebはB社、展示会はC社…というように業者を分けたことで、スケジュール管理が煩雑になり進行に苦労した経験はございませんか?さらに、“A社で作ったデザインをB社に展開したいけど、デザインデータを渡してもらえずデザインが統一できなかった”というケースも起こりうるかもしれません。
JPCはグラフィック、ディスプレイ、Web、映像、SNSなど幅広い広告制作を自社一貫で承っています。クライアント様は窓口となる担当者に連絡いただくだけで、複数の販促物を一括で進行でき、総合プロモーションを効率的に行うことができます。

製品カタログデザイン制作のまとめ

今回は、新製品のカタログデザイン制作についてご紹介いたしました。

1年前に制作したカタログとレイアウトやカラーリングを統一させることで、クライアント様らしさを印象付けることができるカタログが完成いたしました。外部PRやブランディングはもちろん、新製品の社内理解促進にも活用しやすい冊子となりました。

新製品カタログをコンスタントに制作したい企業様や、一貫した販促物でブランドイメージ定着につなげたい企業様などは、幅広い広告をワンストップで制作しているJPCへぜひお気軽にご相談ください。

商品・製品カタログの制作については、以下のページもぜひご覧ください。
商品・製品カタログ制作

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