2018.04.10
【デザインの裏側】展示会用カタログの制作
今回は、全国的に有名なウインドブレーカーメーカー様の
「展示会用のカタログ」の制作についてご紹介します。
わたしはコピーライターとして、一連の制作物の見せ方の提案から、
具体的な構成案、原稿までを担当しました。
■はじめに:製品について
クライアント様の主力製品であるウインドブレーカーは、主に中高生をターゲットとしたアイテム。こだわり抜いた生地と設計で、部活動の練習時や登下校の寒さから守ってくれます。
昨年もカタログ制作のご依頼をいただき、イラストやストーリー漫画を取り入れた製品パンフレットを制作させていただきました。
表紙はこちらになります。
今年版のカタログで紹介するNEWモデルは、温かさにプラスして「安全面」にも着目。
多数配置された反射板により、近年多発する夕暮れ時の事故からも身を守ってくれます。
さらに今回は、習い事やさまざまな団体で活動する「シニア向けのNEWライン」も登場予定とのことでした。
制作1:制作物の見せ方提案
今回は「雑誌風」の見せ方をご提案させていただきました。
担当者様から伺った話から、「老舗ブランド」であることも、
ウインドブレーカーの軸となる「暖かさ」も、
今年の推しポイントである「安全性」も「シニア向けラインの新登場」も、
どの情報も最大限まで推したい!という熱い想いをひしひしと感じたため、
デザインとして文字を最大限まで落とし込める雑誌風の案をご提案いたしました。
その時に書いたサムネイルの一部がこちらです。
スポーツ雑誌の表紙のような文字の入れ方をした表紙レイアウトをご提案
中のページは雑誌記事のように読み応えのある見せ方で商品の魅力をたっぷり伝えました。
また、こちらのテイストに合わせたパネルのサムネイルも、あわせてご提案いたしました。
制作2:原稿制作
雑誌風案をご採用いただけたので、ライティング作業にすすんでいきます。
コピーライターは、各ページの文字原稿と手書きのかんたんなラフ画を作っていきます。
昨年のカタログなどを参考にしつつの作業ですが、やはり一番大きいのは担当者さんの生の声。
「ここが推したい!」「ここを見てほしい!」という具体的なお声が、
コピーを形作るための一番の材料になります。
制作3:グラフィックデザイン
コピーライターが原稿とラフを制作したあとは、弊社のデザイナーにバトンパス。
JPCは同じ社屋内でデザイナーとライターが作業していますので、
随時見せ方やイラストのテイスト、細かい部分の文言調整などをMacの前で相談。
よりよいものを生み出せるよう、日々直接のやり取りで作り上げています。
そうして完成したものがこちら!!
完成したものが手元に届くと、やっぱりうれしいものです。
クライアント様も喜んでくださっているといいな…。
これからも制作物を通じて、想いをつなぐ架け橋になれますよう努めてまいります。
■JPCならコピーライティングからカタログ製作まで、すべてが自社内でワンストップ
JPCのスタッフは、男女比が半々、年齢もさまざま。
それぞれの得意分野を生かして、お客様のご要望に最適な制作が可能です。
今回のように担当営業を通じてやり取りさせていただくこともあれば、
コピーライターがインタビューや取材にうかがうこともしばしば。
お客様の想いをカタチにするために、コピーライター、グラフィックデザイナー、
Web、映像制作、3DCG、Web広告など、
約40名のあらゆる分野の制作エキスパートが全力でサポートいたします。
大阪・神戸・京都といった関西圏はもちろん、都内の皆さまも東京営業所もございますのでまずはお気軽にご相談ください。