2021.01.25
【デザインの裏側】体操着カタログのデザイン制作とモデル撮影について
こんにちは。
今回は、学生服や体操着を製造・販売されているメーカー様より
ご依頼いただいた体操着のカタログについてご紹介します。
ご依頼内容
クライアント様のオリジナルブランドの体操着のリニューアルに合わせて
ブランドイメージを一新したいといった内容のご依頼です。
前号までは中高生向けとして幅広い年代に向けたやわらかい印象のデザインでしたが、今回は高校生に対象を絞り、よりスタイリッシュでスポーティな印象にしてほしいとの要望がありました。
撮影
要望に沿うビジュアルを制作するために、重要となるのが撮影です。
撮影では以下のテーマを設けました。
1 実際の競技中のような緊張感
2 体操着の機能性を訴求するダイナミックなポージング
3 その2つをビジュアルとして成立させるための美しいライティング
上記のテーマを実現するためには、スポーツ経験が豊富なモデルが欠かせず、
今回は、野球・サッカー・陸上など様々なスポーツをやってこられた男女3人に依頼しました。
ライティングも背景の照明を落とし、モデルに強い光を当ててバチっと明暗のコントラストをつける手法を採用。
投球やシュート動作の一瞬の動きを切り取るような撮影を行いました。
レタッチとグラフィック要素を付け加えた仕上がりがこちらです。
体操着が暗い色が多く、若干の不安がありましたが、
光と影のコントラストが美しく出ており、狙い通りの仕上がりでした!
ハイレベルな競技にも対応できる機能性の高い体操着をイメージさせるビジュアルになったと思います。
表紙用のカットも少しチャレンジングな撮影を行いました。
スタジオに4mほどのハシゴを持ち込み、上からランニング中のモデルを見下ろすよう
なカットを撮影。
それにアスファルトとロゴマークを合成しました。
インパクトがあり、端的にブランドを認知させるビジュアルになったと思います。
デザイン・製本
撮影したイメージカットと商品ページをレイアウトし、製本・納品をいたしました。
納品後、クライアント様より大変好評であるとの反応をいただき、年刊のご依頼をいただきました!
大変うれしいフィードバックでやりがいを感じる瞬間でした。
JPCではデザイン、撮影はもちろんのこと、それに付随するイラストやWEB、映像への展開など様々なクリエイティブ表現も承っております。グラフィックデザイナーや、WEBデザイナー、映像ディレクター、コピーライター、プログラマー、システムエンジニアなど、専門的なスキルを持ったクリエイターが揃っているため、JPCではワンストップな広告制作を行うことが可能です。
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