2013.07.12
商品カタログが出来るまで
こんにちは、デザインのKOFUです。
今回は商品カタログが出来るまでをお話しします。
大阪の某クライアントさんから商品カタログ制作の依頼がきました。
ちなみにこのお仕事は今年で8年目になります。
こんなに長くデザインの制作をさせていただいて、感謝!
制作1-商品カタログの表紙とコンセプトページの制作
今回の表紙イメージは、1.写真を使用(表裏表紙全面) 2.人物はシルエット 3.かっこいい 4.きれい
等々でした。う~ん、かなり・・・
このイメージを頭の中にインプットして、まずクライアントさんのWEBサイトに直行です。
頭の中に少しずつクライアントさんの情報をインプットしていき、
競合他社のWEBも調べたりしてイメージの方向性を固めていきます。
それを一通り調べたら、イメージにあてはまる画像をさがす「旅」にでます。
この旅がなかなか大変なのです。
あるサイトで画像を検索すると件数が1000とか2000件。
それを色々絞り込んだり、別のサイトで検索したりして画像を見つけていきます。
その間、マウスを何回クリックしたりスクロールしたりしたでしょう?
人指し指が・・・
そこで見つけた画像を表紙用にレイアウト。
表紙はカタログの顔なので、商品カタログのデザインの中でも一番チカラの入る所です。
表紙はほぼフォーマット化しているのでガンガン表紙と次のコンセプトページを制作していきます。
今回は少なめでしたが、良い感じのデザインが出来たかな~ と、思っています。
この出力を持ってクライアントさんと打合せです。
いろいろな意見が出る中、クライアントさんの中で人気投票が行われ、数点に絞り込まれていきます。デザイナーが思っていないものがセレクトされることもあったりドキドキしたりホッしたりする楽しい瞬間です。
今回は意見が割れたようですが、なんとか決定することが出来ました。
制作2-ページネーションの決定
ページネーションとはページに入れる内容や順番を決めていく物で、
商品カタログの骨組みの役割で、これをしっかり制作することが大事な部分なので今回は3回位変更していきました。
こんな感じで、写真の点数やスペックのボリューウムをイメージして制作します。
このページネーションをクライアントさんと打合せを重ねて、全ページ分決定していきます。
ちなみに今回は68ページの商品カタログになりました。
制作3-<ここからがいよいよ本番>商品カタログの制作
中面の商品レイアウトやスペックのデザイン、背景のイメージ画像をページネーションに合わせて制作していきます。
たとえばこのページネーションが
背景のイメージなど色々な画像を合成して制作しました。
中面はこんな感じで商品がいっぱい掲載されています。
ちなみに、商品ラベルのデザイン制作も弊社のデザイナー達が頑張って制作しているんですよ。
これが、最初にお話した人気投票で決まった、表紙とコンセプトページのデザインです。
ウェアページもこんな感じで制作しています。
制作している時は、しんどいこともありますが、印刷して商品カタログの出来上がりを見ると疲れもどこかに飛んでいく感じです。
これで、商品カタログ制作の話を終わります。いかがでしたか?
それでは、最後まで読んでくださってありがとうございました。
またお会いしましょう!
「さいなら~」。