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2021.06.28

【デザインの裏側】多言語展開した製品カタログ

今回は、多言語の製品カタログの制作についてご紹介します。

わたしはデザイナーとして、アートディレクションとレイアウトを担当しました。

はじめに:クライアント様について
クライアント様は、取出ロボットを中心にプラスチック射出成形工場の合理化、FA化を推進する機器、システムの開発、製造、販売を行っている会社です。

<クライアント様の要望>
新製品の大型製品取出ロボットの製品カタログのご依頼です。
ビジュアルイメージは、表紙にはフォーマットがあり製品画像をカッコよくトリミングするレイアウト。中面はいかにシンプルにレイアウトすることでした。
日本語版制作後に英語版、韓国語版の制作です。

制作1:原稿の確認、デザインの方向性の検討
今回新製品の掲載内容は先方の担当者様からかなり詳しくいただくことができました。
いかにシンプルでスッキリしたレイアウトができるかがテーマでした。

genkou1.png

 

制作2:日本語版のレイアウト
表紙は担当者様がイメージした画像がなく別アングルの画像でどうトリミングをしてバランスを整えるかがポイントでした。
中面は担当者様のイメージに近くなるように、製品を広い空間に設置したイメージで背景画像制作。
シンプルな書体をセレクトしスッキリと見えるレイアウトにしました。

ysn_LA_layout_JPN-1.png
ysn_LA_layout_JPN-2.png

 

制作3:英語版と韓国語版の制作
日本語版が出来上がってから、文書を翻訳し英語版のレイアウトを制作していきます。

・日本語=大型製品取出ロボット
・英語=Large-product take-out robot
・韓国語=대형 제품 취출 로봇

実際、上のように英文でレイアウトしていくと文字量が日本語より多くなり、まとまっていたレイアウトが崩れてしまったりするのが英語版の難しい部分です。
韓国語版は日本語版とほぼ同じような文字量なので比較的レイアウトしていきやすいです。

ysn_LA_layout_ENG-2.png
ysn_LA_layout_KOR-2.png

 

バランスよくテキストを配置し、別の言語でもすっきりとしたレイアウトにすることができました。

JPCなら各クライアント様の制作物を、担当したグラフィックデザイナーが継続して別の案件も担当させていただくことも多く、製品やクライアント様の想い、各業界の動きなども随時把握して制作を行っています。
撮影、コピー、グラフィックデザイン、Web、映像制作、3DCG、Web広告など、約40名のあらゆる分野の制作エキスパートが全力でサポートいたします。
大阪・神戸・京都といった関西圏はもちろん、首都圏の皆さまも東京オフィスがございますのでまずはお気軽にご相談ください。

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