2015.04.20
誌面デザインとコピーライター
コピーライターのヒラリです。
今回は、チラシや通販カタログの誌面デザインを行うにあたってコピーライターがどんなお仕事をしているのか、すこしその舞台裏をご紹介したいと思います。
はじめにメーカの担当者さまとの打ち合わせの中で、どんなチラシをつくりたいのか、その意向をお伺いします。そのなかで、手書きのラフをご用意頂いている場合もあれば、意向をお伺いしながらその場で簡単なラフを描く場合もあります。この作業を行うことで「いざ出来上がってみたらイメージが全然違う!」といったロスがかなり減ります。
次にこの資料を社内に持ち帰り、実際の商品情報等と照らし合わせながら詳細な「サムネイル」を描いていきます。この際にコピーライターはこのチラシに入る全ての文言を書きおこしていきます。この段階でもう一度担当者の方と打ち合わせをしておけば、より細やかなイメージの共有が行えます。
今度はこれをデザイナーに渡して実際にデザインを起こしていってもらいます。サムネイルの段階では気軽に描いていても、実際にデザインに起こすとなると思いがけず非常に時間のかかる作業であったりする場合もあります。そのあたりも見越してサムネイルをかくことも大切です。
そうしてデザインが出来上がっていきます。
修正も何度か行いましたが、担当者様もご満足頂けた様子♩
ではもう一例ご紹介しましょう。次は通販カタログのとあるページです。
100ページ近いカタログになるので、ページネーションというものを用意して進めていきます。
ページネーションとは、どのページにどんな内容が掲載されているのかを示した、一覧表のようなものです。
これもまたラフを見ながらやりとりして進めて行くのですが、時にこちらから提案を行う場合もあります。
今回は連続する4ページ、スポーツ系のソックスを各2Pずつ紹介するページです。既存の商品でしたので、商品についてはこちらも良く知っている商品です。こちらの商品はそれぞれの靴下が持っている機能が最大の特徴なので、左ページ大きく取り扱い、右のページには機能の詳細な説明とともにそれぞれのスポーツを行っている人物写真を大きく印象的に配置。ページレイアウトを揃えることで、連動した商品であることも伝わるようにしました。
そして出来上がった誌面がこれです。
もちろん、誌面上のコピーもより印象的に、わかりやすくを心がけました。手前味噌ではありますが、大体の場合弊社のデザイナーはサムネイルよりも数倍素敵な感じに仕上げてくれるんです(笑)!スタイリッシュに仕上げてくれたデザイナーに感謝!もちろんこの工程はデザイナーが主導で行われる場合も多々あります。
コピーライターもずーっと文字だけをうっている訳ではないんですねー!
それでは今回はこの辺で、ご清聴ありがとうございました!