2019.05.07
【デザインの裏側】企業の周年記念誌のデザイン制作について
今回は、私が手がけさせていただいた大阪に本社のある企業さまの
周年記念誌についてご紹介します。
ご依頼いただきましたのは、入れ歯や差し歯、インプラントといった歯科技工製品で
業界シェア国内トップクラスのメーカー様です。
会社の創立60 周年を記念して発行される記念誌をつくりたいとご依頼いただきました。
【1. 準備】
まずはどんな冊子を作るのか基本方針を話し合っていきます。
・冊子のボリューム
・内容の見せ方 など
今回は、8 ページのタブロイド紙タイプの記念誌にすることに決定しました。
【2. 企画】
基本方針を元に、具体的な企画を立案。
どんなコンテンツが必要か話し合って決定していきます。
<コンテンツ例>
・年表・代表のご挨拶やメッセージ・これまで開発した商品
・サービスの開発秘話・歴史の振り返り…etc.
社史や記念誌をつくる場合、たくさんの資料を収集して整理し、
それに基づいて様々なコンテンツを作成します。
先方のご担当の方にもたくさんの情報をご提供いただきながら、内容を検証して、
同時に必要な写真や図版を集めて、それをもとに正確で質の高い
原稿をまとめなくてはいけません。
ここでは弊社のコピーチームも原稿をまとめる作業にあたりました。
先方のご担当者様も古い資料を探したり情報を収集したりと
社内を巻き込む体制作りが必要不可欠でご苦労も一入です。
【3. 制作】
一通りの素材が集まったら、企画ごとに誌面を作成します。
デザインは一定のルールに沿って行うと進行がスムーズになります。
また、発行前にデザインや原稿のチェックは入念に行います。
完成した紙面がこちらです。
年表は左端に寄せて、同じ見開きにその時々のトピックスを配置するレイアウトとしました。
また、広告枠のように見せた社内の取り組みアピールも今回のデザインのこだわりです。
JPC では、このような紙面ザインはもちろん、
動画・キャラクター制作・グラフィックデザイン・3DCG デザイン・コピー・撮影など、
すべての領域におけるプロフェッショナルが社内にそろっており、
ワンストップで様々な制作物を高品質にお届けすることが可能です。
京都、大阪、関西のお客様はもちろん、東京営業所もございますので、
東京都内、関東のお客さまもお気軽にご相談ください!