2014.04.11
料理レシピのパンフレット
こんにちは~デザイン担当のヨッシーです。
早速ですが、今回は料理レシピのパンフレットについてお話しさせていただきます。
今回私が担当させていただいたのは、某調理器具メーカー様の商品『ハンドブレンダー』を購入した際に付属されるパンフレットになります。
料理レシピのパンフレットを作る上で、なにより重要なのは“料理の写真“です。
写真を見て美味しそうと思うことが「食べてみたい」→「作ってみたい」に繋がります。
その重要な料理の撮影ですが今回、私は撮影現場に立ち合うことが出来なかったため、当日ディレクションを担当するJPCの営業やフードコーディネーター、カメラマンを交え事前準備を密に行い、レイアウトやイメージを伝え、撮影に臨むこととなりました。
JPCの営業は撮影ディレクションができる人がほとんどで、デザイナーが立ち合うことができない場合でも安心して任せることができます!
とはいえ、その場での状況はスカイプや電話、メールでタイムリーに教えてもらい、その場にいなくても指示ができるようにさせていただきました。
ほんと便利な世の中ですね~w
特に、表紙のようにロゴやタイトルの位置が明確で、重要度の高い撮影は、
【東京】撮影→データをメールで送受信→【京都】レイアウトチェック
という流れで進めていきます。
では、実際撮影した写真で見ていきましょう!
STEP1
料理の入っていない状態の写真を送ってもらい、レイアウトをチェックし、修正点を伝えます。
▼
STEP2
こちらが完成版です!!
また撮影後、温かい料理には“できたての熱々さ“を表現するため画像合成で湯気を足しました。
ちょっとしたことで、料理はぐんっと美味しそうに見えます。
では、実際の写真を見てみましょう!
加工前
加工後
どうですか?
もちろん、写真が美味しそう!だけではなく、分かりやすく、読みやすいことも不可欠です。
今回のパンフレットは60ページもあるため、単調にならないようページのレイアウトも様々な組み方をとりいれ、飽きることなく見てもらえるよう心がけてデザインしました。
また、予算の兼ね合いが大きいですが、せっかくキレイに撮影した写真も裏移りするほど薄い紙だと思ったような仕上がりになりません。
しかし、今回は紙の厚みも十分あったことで、商品の付属でついてきたからといって捨てられることなく“取っておきたくなるパンフレット“になったのではないでしょうか。
母が十数年前に購入した電子レンジ付属のレシピパンフレットを、ボロボロになった今でも大事に使っている事を思い出し、私もそんな大切にしてもらえるパンフレットが作りたいと思っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。