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2023.05.17

採用パンフレットのデザイン制作事例-食品系企業

企業の発展のために欠かすことのできない採用活動人材不足が叫ばれる昨今、これまで以上に採用活動に力を注がれる企業様が増えています。特に新卒採用シーズンには、「採用パンフレット」「会社案内パンフレット」など、会社の事業や魅力を紹介する冊子を学生に配るという企業様も多いことでしょう。
現在お使いの冊子で、学生の方々に御社の事業内容や魅力を十分に伝えることはできていますか?就職活動中の学生に会社の魅力を伝えるためにはどのような内容を掲載すればいいか、JPCでは、企画・構成やコピーライティングの制作からデザイン制作までトータルでお手伝いいたします。

今回は、食品関連のエンジニアリング企業様からご依頼いただきました採用パンフレット制作についてご紹介します。
採用パンフレット制作をご検討中の人事ご担当者様は、是非是非このブログを読んで参考にしてみてください。

新卒採用パンフレットのデザイン制作の概要

まずは、今回JPCで制作した採用パンフレットデザインのご依頼内容について詳しくご紹介します。

ご依頼主 – 大阪のエンジニアリング会社様 -

ご依頼いただきましたのは、大阪市に本社を構える食品系のエンジニアリング会社様です。

食品工場の冷却設備を中心とする、計画・設計、施工、アフターサービスまで一貫したトータルエンジニアリングを顧客に提供されています。 顧客のニーズを聞き取り、必要な設備・機器をオーダーメイドで設計され、電気回路やプログラムも自社の専門部署で設計。現場の指揮、監督、工程管理などを行い、稼働後のアフターサービスまで一貫して対応されています。

JPCには以前、採用動画をご依頼いただいたことがあり、今回は二度目のご依頼だったため、お客様の事業内容や採用活動で大切にされていること、学生の方々に伝えたいことが、JPCのクリエイターチーム内でもある程度理解できている状態から採用パンフレットのデザイン制作に着手することができました。

ご依頼内容 - 新卒採用パンフレットの制作 -

通年で採用活動をされており、今回は合同会社説明会で配布するための採用パンフレットを刷新したいとのご依頼でした。主なターゲットは技術職を目指す理系の学生で、お客様のことを何もしらない方々にも業務内容が直感的に伝わるようなデザインと紙面構成にしたいとご希望されていました。

デザイン制作時のポイント-オリジナルイラストを使ったレイアウト-

採用パンフレットを制作する際には、学生を惹きつけるキャッチーさと、情報を整理してわかりやすく伝えることが重要です。そのため今回は社内のデザイナーによるオリジナルイラストによる図解も盛り込み、よりとっつきやすくスムーズに伝わるようレイアウトを工夫しました。

採用パンフレットのデザイン制作の流れ

今回の事例の制作の流れに沿って、採用パンフレットのデザイン制作過程をご紹介いたします。
ヒアリングからはじまり、構成ラフの作成、コピーライティング、イラスト制作、デザインまで、全工程をワントップでお任せいただきました。

ラフの作成とコピーライティング

最初にお客様から今回の採用パンフレット刷新にあたってのご要望、現行パンフレットや採用活動において課題に感じておられることをヒアリングしました。
その上で社内の営業、コピーライター、デザイナーと打ち合わせを重ねて内容を固めていき、こちらから掲載するコンテンツや紙面構成をご提案しました。

今回は説明会参加までの入り口としての役割を想定されていたため、ボリュームのある冊子で全てを伝えるのではなく、気軽に手に取ってまずは目を通してもらうことを狙い、巻き3つ折りの以下のような構成をご提案しました。

ご提案後、お客様のご意見をいただき協議した結果、掲載するコンテンツは以下の項目で決定しました。

  • 仕事(エンジニアリング)の流れ
  • 製品の一部をピックアップして紹介
  • 製品・サービスがどんなところで使われているかをイラストで解説
  • 若手社員のホンネ(一言インタビュー)

構成が固まったら次に原稿に着手します。
今回は、ヒアリングさせていただいたた内容やWebサイト、若手社員様へのアンケートをもとに原稿を作成しました。

オリジナルイラストの作成

原稿がある程度固まったら、次はデザインに着手します。
今回の目玉は、学生の方々が普段目にする機会の少ない食品工場をオリジナルイラストで大きく紹介する中面です。お客様の製品がどのように食品工場で使われ、どのように活躍しているかをわかりやすく見せることに注力して描いていきます。
初期段階ではラフの状態でお客様にご確認いただき、その後、修正や追加指示をいただきながら細かい調整を重ねて完成させていきました。

詳しく見てみたい、解説文まで読んでみたいと思わせるよう、アイソメトリックなイラストを見開きで大胆にレイアウトすることでインパクトを与えます。

パンフレットのデザイン制作

イラストと並行して他のページもデザイン制作を進めていきます。

そうしてできあがった紙面がこちらです!

食品関係の業務内容のため、全体的に清潔感のあるさわやかなトーン&マナーを意識しました。またブルーを基調にすることで、扱っておられる“冷熱技術”をイメージさせることを狙いました。
食品工場以外のページでも部分的にアイコンイラストを効果的に使って全体の緩急をつけています。

就活中の学生に響く採用パンフレットデザインのポイント 

就活生の学生の方々に響き、説明会への参加やエントリーの増加につなげる採用パンフレットのデザインのポイントを、今回の採用パンフレットの事例をもとに、ご紹介していきます。

事業内容が伝わるページ構成

企業様の立場で考えると、会社の魅力をなるべくたくさん知ってほしい、どんな仕事を手掛けているかをしっかり伝えたいと思われるのは当然です。しかしながら、細かい情報が所狭しと羅列されているような読み物は、特に若者には好まれません。

そのため、訴求したい情報に優先順位をつけ、取捨選択をし、さらに掲載順やボリュームの強弱を検討しながら全体を構成することが大切です。また、すべての原稿をくまなく読んでもらえるとは限らないため、キャッチコピーや見出しなどを適度に配し、まずはそれを見てもらうだけである程度どんなことが書かれているかが伝わるようにします。

クライアントが伝えたい内容をベースにしながらも、ターゲットの視点を十分に考慮して構成されたパンフレットは、見る人を飽きさせず、採用活動に役立つ“伝わる採用パンフレット“になり得るでしょう。

インパクトのあるレイアウト

就活中の学生の方々は、短期間で多くの企業にアクセスし、膨大な量の資料を手にしています。そんな中で目に留まり、詳しく見てみたいと思ってもらうためには、何よりもまずインパクトが重要です。
また、ただ単に見てもらえただけでは不十分で、目を通したあとまで学生の印象に残すことも大切です。そのため、表紙のデザインはもちろんのこと、中面を開いたときのレイアウトにも注力します。
先ほども述べたように、細々とした印象の読み物は若者に敬遠される傾向にあるため、強弱のあるレイアウトで何をまず見てほしいのか、誘導する必要があります。
今回の事例では、何よりも「食品工場のどこで使われているかを知ってほしい」というお客様の意図があったため見開きを使った大胆なイラストの配置になりました。
全体を俯瞰で見られるイラストにしたことで、学生の方々にも伝わりやすい図に仕上がったと、お客様にもとても喜んでいただくことができました。

採用パンフレット制作のまとめ

JPCでの採用パンフレットのデザイン制作について、ご理解いただけましたでしょうか。
JPCでは、ヒアリングから企画構成、原稿作成、デザインまでワンストップで採用パンフレットのデザイン制作が可能です。
また、必要であれば社屋や社員の皆様のお仕事中の様子の撮影、インタビューもお任せいただけます。
採用パンフレットの新規作成、刷新をご検討中の企業人事部ご担当者様は、ぜひご相談ください。

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