2024.11.15
採用動画で?イベントで?座談会形式の動画 活用方法と成功につなげる制作ポイントのご紹介
座談会動画は、参加者が自然体で会話を交わすため、視覚的にも感情的にも視聴者に強い印象を与えることができる動画です。そんな、座談会動画の活用方法と制作ポイントをご紹介します。
座談会動画 その活用方法
採用動画
なんと言っても昨今、座談会の動画で一番多く利用されているのは、採用動画での利用だと思います。
座談会形式を採用することで、企業の雰囲気や社員のリアルな声をより自然に、親しみやすく伝えることができるということがその要因かと思います。そのメリットなどについては、次のトピックでご紹介します。
Webinarやオンラインイベント
座談会をオンラインで実施し、その動画を後日、ウェビナーやオンラインイベントの資料として活用することもできます。オンラインイベントのコンテンツとして、過去に行われた座談会動画を活用し、視聴者に有益な情報を提供することができます。
他にも、専門家やリーダーが集まって業界のトピックについて議論する座談会は、視聴者にとって貴重な情報源になります。参加者がリアルタイムで質問を投げかけ、その場で答える形式を取り入れることで、双方向の交流を促し、視聴者との結びつきを高めることができます。
社内教育・研修
座談会で取り上げられたトピックや意見を、社員の教育や研修資料として活用できます。特に、企業文化や価値観、成功事例、課題解決のアプローチなどを社員に伝えるために有効です。座談会の内容が実際の社員の経験に基づいている場合、よりリアルで効果的な学びとなります。
SNSやYouTubeでのプロモーション
座談会動画は、SNSやYouTube、企業のウェブサイトでプロモーション素材として使用できます。特に「インタビュー」や「ディスカッション形式」の内容は視聴者との親近感を生みやすく、コンテンツとしての訴求力が高いです。製品やサービスについてのリアルな意見を求める消費者にとって、参考になる場合も多いようです。
ブランディング活動やPRイベント
座談会動画は、PR活動やキャンペーンに組み込んで、企業の取り組みや考え方を広く伝える手段としても有効です。例えば、社会貢献活動やCSR(企業の社会的責任)に関連する座談会を公開し、その動画を通じて企業の社会的意義をアピールすることなどにも有効的です。
座談会形式の採用動画 そのメリット
企業文化をリアルに伝える
社員同士の対話を通じて、企業の文化や価値観、職場の雰囲気が自然に伝わります。硬すぎず、フレンドリーでリラックスした会話の中で、企業の人間性や働きやすさが伝わりやすくなります。
社員の多様な声を紹介できる
異なる部署や職種の社員が参加することで、さまざまな視点から企業の魅力や仕事内容について語ってもらえます。これにより、求職者が自分の役割や働き方をイメージしやすくなります。
求職者に信頼感を与える
実際の社員が出てきて、リアルな意見を交わすことで、企業の透明性が高まり、求職者が安心して応募できるようになります。
双方向的な印象を与える
座談会形式は、単に企業が一方的にメッセージを発信するだけでなく、社員同士が対話をするスタイルなので、視聴者に「対話」を感じさせることができます。この「双方向的な印象」は、求職者にとって親しみやすさを生みます。
以上のことから、視聴者は、社員が自然体で話す内容に共感しやすく、企業の人間味や雰囲気を感じ取ることができるため、応募意欲を高めることができます。また、参加者が多様な視点や経験を持つことで、より多角的に企業の魅力を伝えられるのも大きなポイントです。
座談会動画を成功させる制作ポイント
座談会形式は、自由な対話と意見交換が特徴ですが、それを動画として魅力的かつ効果的に表現するためには、慎重な計画と準備が必要です。
以下のポイントを押さえることで、視聴者に響く座談会動画を作成することができるでしょう。
明確なテーマ設定
- 目的を明確にする:座談会の目的やテーマをしっかりと設定しましょう。たとえば、製品やサービスの紹介、業界のトレンド、社会問題についての意見交換など、テーマが明確であるほど視聴者の関心を引きやすくなります。
- ターゲットオーディエンスを意識する:テーマや話題がターゲットオーディエンスにとって価値のあるものであることを確認します。
参加者の選定とバランス
- 多様な意見を取り入れる:座談会の強みは、異なる視点を集めることです。専門家、業界関係者、一般の消費者など、さまざまな立場やバックグラウンドを持つ参加者を選ぶことで、議論に深みと広がりが生まれます。
- 参加者のキャラクターやスピーキングスキルを考慮する:動画では視覚的・聴覚的な要素が重要です。話しやすく、視聴者に引き込まれるような人物を選ぶと効果的です。
- 目的テーマに合った参加者の選定:例えば、新卒採用目的の場合、新卒入社した社員や若手社員などを選定すると求職者に近い目線で会社でのリアルな声や働いてる姿をイメージしてもらいやすくなります。
進行役(司会者)の選定
- 進行役の重要性:進行役は座談会の雰囲気やテンポを作る重要な役割を担います。参加者間のバランスを取る、話が脱線しないようにする、議論を深めるような質問を投げかけるなど、進行役のスキルが座談会の成功に直結します。
- リラックスした雰囲気作り:座談会は堅苦しくなく、リラックスした雰囲気が重要です。進行役はその場の空気を読み、参加者が自由に意見を言える環境を作ることが求められます。
録画環境の整備
- 音質・映像のクオリティ:音声がクリアでないと、視聴者は聞き取りにくくなります。マイクの配置や音声機材の確認を徹底し、映像も照明に気を付けてクリアに撮影することが大切です。
- カメラの台数:全体を撮る引きのカメラに加え、できれば出演者全員の寄りを撮れるカメラがあれば、映像の仕上がりは格段に上がります。
まとめ
ここまで座談会形式の動画について、その活用方法や制作ポイントを紹介しました。
座談会形式の動画には、広告動画などにはない魅力がたくさんあり、その活用方法も多岐にわたります。せっかく良いディスカッションの座談会であっても、、ある程度のクオリティで制作しなければ、視聴者は離脱してしまうかもしれません。自社で人材確保が難しい場合は、プロの動画制作会社に依頼するとよいでしょう。
我々JPCでは、さまざまな動画制作の実績があり、企画から制作後の運用まで幅広くサポートが可能ですし、目的・予算にあった動画をワンストップで制作させていただきます。高品質な座談会動画を制作したい場合は、お気軽にご相談ください。