2025.12.15
Webサイトの種類一覧【2025年最新版】種類ごとの機能や費用相場を紹介
デジタル化が進んだ現代社会において、どのような事業であっても「Webサイト」の活用は欠かせません。しかし、一口にWebサイトといっても、目的やターゲットによって最適な種類や構成、掲載するコンテンツは大きく異なります。
そのため、目的に合ったサイトタイプを正しく選ぶことが、集客や売上アップ、採用強化などの成果を最大化するための第一歩となります。
そこで本記事では、代表的な11種類のWebサイトを取り上げ、それぞれの特徴・役割・主な機能・制作費用の相場を、Webサイト制作会社が詳しく解説します。「どのようなWebサイトを作るべきかわからない」「自社に最適なサイトタイプを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
Webサイトの種類ごとの特徴・費用相場
まずは、11種類のWebサイトを一覧表で比較してみましょう。
各サイトの特徴や主な機能、掲載すべき情報、制作費用の目安を把握することで、検討がスムーズになります。
| 種類 | 特徴 | 制作費用相場 |
|---|---|---|
| コーポレートサイト | 会社の看板となるWebサイト | 50~300万円前後 |
| ECサイト | eコマース(電子商取引)用のWebサイト | 10~1,000万円以上 |
| サービスサイト | 特定のサービス(商品)に特化したWebサイト | 30〜150万円前後 |
| キャンペーンサイト プロモーションサイト | 新製品・季節限定・イベントなどに特化したWebサイト | 30〜150万円前後 |
| ブランドサイト | ブランディングに特化したWebサイト | 50〜200万円前後 |
| オウンドメディア ブログサイト | 企業が運営する情報発信Webメディア | 50〜200万円前後 |
| 採用サイト (リクルートサイト) | 求職者向け情報に特化したWebサイト | 50~300万円前後 |
| IRサイト | 投資家向け情報に特化したWebサイト | 100~300万円前後 |
| 会員制サイト (ログイン型) | 会員のみがログインできるWebサイト | 100~500万円前後 |
| 多言語サイト | 海外展開を目的としたWebサイト | 300~800万円前後 |
| ランディングページ (LP) | コンバージョン獲得に特化したWebサイト | 10~60万円前後 |
各種類のWebサイトについて、さらに詳しく解説します。
コーポレートサイト
コーポレートサイトは、その会社の基本情報、たとえば事業概要や沿革、製品・サービス情報、プレスリリースなどを網羅的に紹介するWebサイトです。名刺代わりのWebサイトともいえるでしょう。
顧客はもちろん、取引先や求職者、上場企業なら投資家などを含む、さまざまなステークホルダー向けの情報を発信することが特徴です。
機能面では、更新しやすいCMS投稿機能と問い合わせフォームが中核。採用やIRを同居させる場合は、カテゴリやテンプレートの設計で情報探索性を高めることが重要です。
費用相場は、小規模の情報公開中心なら50万円前後〜、ブランド表現や撮影・コンテンツ制作を含むしっかりした構成で200〜300万円程度が目安です。
関連記事:コーポレートサイトの役割や目的とは?必要なコンテンツも徹底解説
ECサイト
ECサイトは、eコマース(電子商取引)をするためのWebサイトです。オンラインショップ、ネットショップ、ショッピングサイトなどとも呼ばれます。Web上で商取引を完結させるために、決済機能を持たせることが特徴です。
なお、ECサイトもその特徴によって、さらに次のような種類に細分化できます。
| 販売形式 | 特徴 | 制作費用相場 |
|---|---|---|
| モール型 | 楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのモールへ出店。 モールの機能を使えるため、制作費用を抑えやすい。 ※別途、出店費・広告費が必要 | 10~100万円 |
| 自社EC型 | 自社でゼロから構築。 デザイン・機能の自由度が高く、ブランド戦略に合わせた構築が可能。 こだわるほど費用は高額に。 | 100~1,000万円 |
| 単品ECサイト | 1商品に特化したECサイト。 規模が小さく制作費を抑えやすい。 ※集客には広告がほぼ必須。 | 100万円~ |
| 越境ECサイト | 海外ユーザー向けECサイト。 多言語・多通貨・海外配送などの対応が必要。 | 300万円~ |
| オムニチャネルEC | オンライン・オフラインの販売を統合。 店舗在庫連動や顧客情報統合などが必要。 | 100万円~ |
| O2O型サイト | オンラインで集客し、オフライン店舗での購入を促すWebサイト。 | 100万円~ |
本格的にECに取り組む企業は、自社EC型を育てていくケースが多く、最も自由度と拡張性が高い選択肢です。
なお、自社EC型も、その構築方法によって、さらに次のような種類に分類できます。
| 構築方法 | 特徴 | 費用相場 |
|---|---|---|
| オープンソース | EC-CUBE・WooCommerceなど、無料・高自由度。 カスタマイズしやすいが、開発・運用には専門知識が必要。 | 300万円~ |
| ASP | Shopify・BASEなどの提供サービスを利用。 運用しやすく低コスト。拡張性は限定的。 | 100〜300万円 |
| クラウド型 | makeshopエンタープライズ・ebisumartなど。 ASPより高機能で自由度も高いが、費用は高め。 | 500万円~ |
| パッケージ | Shopify Plus・ecbeingなどの高機能パッケージ。 自由度が非常に高い反面、高額になりやすい。 | 500万円~ |
| フルスクラッチ | ソースコードから完全オリジナル開発。 もっとも自由度が高いが、専門技術が必要で費用も最大。 | 500~1,000万円以上 |
このように、ECサイトには非常にさまざまな種類が存在します。どの種類のサイトにすべきかは、プロの制作会社と相談しながら決めるといいでしょう。
関連記事:ECサイト制作費用の相場はいくら?構築方法・販売形式別に解説!
サービスサイト
特定のサービス(商品)に特化したWebサイトは、サービスサイトと呼ばれます。コーポレートサイトやECサイトがさまざまな情報を扱うのに対し、サービスサイトは訴求内容を尖らせることができる点が特徴です。
また、一つのサービスに特化するためWebサイトとしての規模は比較的小さく、必要な機能も、投稿機能・お問い合わせ機能などに限られます。そのため制作費用を、30〜150万円程度に抑えやすいこともメリットといえるでしょう。
キャンペーン・プロモーションサイト
サービスサイトの中でも、さらに「新製品」「季節限定」「イベント」などに特化したWebサイトは、キャンペーンサイト・プロモーションサイトなどと呼ばれます。
サービスサイトは中長期的に利用するのに対し、キャンペーンサイトは短期間しか使わない点が特徴です。そのためお問い合わせ機能さえあれば、目的を果たせるでしょう。他の機能を追加するケースもありますが、費用対効果を考え、必要最低限に絞った構成にするのがおすすめです。
ブランドサイト
ブランドサイト(ブランディングサイト)は、「ブランディング」に特化したWebサイトです。
ブランディング
自社にとって望ましいイメージを形成していく活動のこと。「~といえばコレ」といったイメージを作り、競合優位性を築くための活動ともいえる。
コーポレートサイトやECサイトでもブランディングすることは可能ですが、これら汎用的なサイトは情報量が多すぎて、ブランドイメージが伝わりづらい点がネックです。
そこで「価値観」「ブランドメッセージ」「コンセプト」などに特化したブランドサイトを構築し、ブランドの価値を正しく伝えようとする企業が増えています。
必要な機能としてはブランド情報を発信する「投稿機能」や、「お問い合わせ機能」が挙げられ、制作費用相場は50〜200万円程度です。
関連記事:ブランドサイトを制作する目的とは?役割や参考事例をご紹介
オウンドメディア・ブログサイト
Web上の検索結果での存在感を高め、見込み顧客(リード)との接点を増やすために構築されるのがオウンドメディア・ブログサイトです。有益な情報を発信し続けることで、自社のファンを増やす効果も期待できます。
なお、オウンドメディアは「記事」が主たるコンテンツとなるため、Webサイトを構築するだけではなく、継続的に記事を投稿できる体制を整えることが重要です。
また、検索結果からの集客が必要なため、SEO対策にも力を入れなければなりません。
SEO
検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)のこと。検索結果で上位表示させるための施策全般を指す。
オウンドメディアそのものを構築する費用は50〜200万円程度ですが、記事制作費用が中長期的に必要なことは知っておきましょう。
採用サイト(リクルートサイト)
求職者向けの情報、たとえば職種紹介や福利厚生、募集要項などに特化したWebサイトが「採用サイト(リクルートサイト)」です。
コーポレートサイトには載せきれない、求職者が求める情報だけを集めた採用サイトを開設し、競合他社との差別化を図る企業が増えています。これによって応募者数の増加が見込めることはもちろん、ミスマッチを防ぐことで新入社員の離職率低下が期待できる点がメリットです。
簡単な採用サイトなら50万円程度で制作できますが、写真や動画をふんだんに使ったリッチな採用サイトを制作する場合は、200万円〜300万円程度の予算を見込んでおきましょう。
関連記事:採用サイトの目的・制作のメリットとは?効果的なコンテンツや事例も解説
IRサイト
投資家向けの情報、たとえば中長期計画や財務情報などに特化したWebサイトが「IRサイト」です。こちらもコーポレートサイトでは伝えきれない投資家向け情報を一つのWebサイトにまとめることで、投資家からの評価を獲得することを目的としています。
シンプルなサイトなら100万円程度、アニメーションや動画なども使ったリッチなサイトなら300万円程度の予算を見込んでおきましょう。
会員制サイト(ログイン型)

会員のみがログインできるWebサイトは、「会員制サイト」と呼ばれます。主に既存顧客やファンとの継続的な関係構築を目的に運営され、購入した商品の情報を閲覧できたり、特別なサポートを受けられたりするケースが多いです。
会員制サイトでは個人情報を扱うため、とくにセキュリティ対策に注力しなければなりません。しっかりしたシステムを構築するためにも、100万円以上の予算は確保することをおすすめします。
多言語サイト
日本語以外の言語に対応したWebサイト全般を、「多言語サイト」と呼びます。ここまで紹介したコーポレートサイトやサービスサイト、ブランドサイトなどを、海外向けに横展開したWebサイトだといえるでしょう。
多言語サイトで成果を出すためには、日本語サイトをただ翻訳するのではなく、海外現地ならではのニーズに合わせたコンテンツに作り替えたり、多言語SEOに対応したり、さまざまな点に留意する必要があります。
Webサイト制作費用だけではなく、翻訳費用・多言語SEO対策費用なども必要なため、予算は300万円以上を見込んでおきましょう。
関連記事:多言語対応Webサイトの作り方とは?制作のメリットや注意点を徹底解説!
ランディングページ(LP)
ランディングページ(LP)とは、特定のコンバージョン(CV)獲得を目的とした、縦長のWebサイトのことです。
コンバージョン
ユーザーの購入・資料請求・申し込みなど、Webサイト運営の目的のこと。キーイベントとも呼ばれる。
LPはその目的によって、次の4種類に大別されます。
- リード獲得(問い合わせ)用LP
- 商品・サービス販売用LP
- 予約・イベント集客用LP
- 企業・ブランド認知用LP
いずれのLPを制作するとしても、コンバージョンを効率的に獲得できるよう、構成を工夫することが重要です。
関連記事:LPの種類が丸わかり!目的別の制作ポイントと効果的な活用法まとめ
なお、LP1枚の制作費用相場は10万円~60万円程度ですが、原則として広告で集客することになるため、広告費用も予算に組み込んでおきましょう。
Webサイトの種類を選ぶときに意識すべきこと
ここまで紹介した11種類のWebサイトのうち、どれを制作するか決める際は、次の4つのポイントを意識してみてください。
- Webサイト制作の目的
- 事業の成長段階・フェーズ
- 集客チャネル
- 必要な機能・運用体制
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.Webサイト制作の目的
まずは、どのような目的のためにWebサイトを構築するのか、はっきりさせることが重要です。
たとえば以下のように、目的によって選ぶサイトは大きく変わります。
- 商品の売上をアップしたい
→単品ECサイト/サービスサイト/LP - 会社全体の売上を伸ばしたい
→自社ECサイト/オウンドメディア - 採用を強化したい
→採用サイト - 企業の信頼性を高めたい
→コーポレートサイト
目的が曖昧なままでは、サイトの種類や必要機能とコンテンツ、予算配分が定まらず、成果が出にくくなるため注意が必要です。
2.事業の成長段階・フェーズ

次に、絞った選択肢の中から、事業の成長段階・フェーズに適したWebサイトはどれなのかを考えます。
そもそも企業には創業期 → 成長期 → 拡大期 → 安定期といったフェーズがありますが、それぞれ適したWebサイトが異なるのです。フェーズに合わないWebサイトを作ると、費用対効果が合わなかったり、機能が不足してしまったりするため注意しなければなりません。
先述した「商品の売上をアップしたい」という目的を例に考えてみましょう。
選択肢は『単品ECサイト』『サービスサイト』『LP』に絞られますが、創業期なら費用を抑えやすい『LP』がおすすめです。
一方、成長期で人手が足りていないなら、決済までWeb上で完結できる『単品ECサイト』を制作するといいでしょう。
安定期で予算に余裕があるなら、凝った『サービスサイト』で競合と差別化するのもおすすめです。
事業の成長段階・フェーズに合わせたWebサイトの例は、下記の表を参考にしてみてください。
| 創業期 (事業立ち上げ段階) | ・コーポレートサイト ・ランディングページ →信頼性の確保と問い合わせ窓口の設置が目的 |
| 成長期 (顧客獲得・事業拡大期) | ・サービスサイト ・ECサイト ・採用サイト →事業拡大に直結するサイトづくりが重要 |
| 拡大期 (ブランド確立期) | ・ブランドサイト ・オウンドメディア ・多言語サイト →認知拡大・海外展開などマーケティング領域を広げる |
| 安定期 (成熟期) | ・IRサイト ・会員制サイト →専門性の高い情報発信・既存顧客の育成へシフト |
3.集客チャネル
Webサイトは、「どこから人を集めるか」によって、適した構成やページ量が変わります。
| SEO (検索エンジン流入) | ・CMS導入が必須 ・記事を増やせる構造 ・内部リンク設計が重要 →オウンドメディア・サービスサイトと相性が良い |
| SNS (X、Instagram、TikTok など) | ・ビジュアル訴求が鍵 ・シェアされやすい構成 →ブランドサイトやLPと親和性が高い |
| Web広告 (リスティング・ディスプレイ) | ・CTAと問い合わせ導線が最重要 →シンプルでCV特化のLPが最適 |
| オフライン施策 (展示会・紙媒体など) | ・“受け皿”としてわかりやすい情報整理 →コーポレートサイトや特設サイトが適している |
チャネルごとに「適したサイト設計」があるため、集客方法を先に決めてからサイト構成を考えるのが理想です。
4.必要な機能・運用体制
目的を達成するために、Webサイトにどのような機能が必要なのかも考慮しなければなりません。
目的に応じて必要となる機能の例を、いくつか紹介します。
| 目的 | 特徴 |
|---|---|
| 記事を誰でも更新できるようにしたい | WordPressなどのCMS機能ブログ型サイトやオウンドメディアには必須 |
| ユーザーからの問い合わせを獲得したい | フォーム機能・チャットボットサービスサイトやコーポレートサイトに必須 |
| Web上で購買を完結させたい | EC機能(カート・決済)ECサイトや会員制サイトに不可欠 |
| 複数の国のユーザーにアプローチしたい | 多言語切替・通貨対応グローバル展開する企業の多言語サイトでは必須 |
| 既存顧客とのつながりを強固にしたい | 会員ログイン・マイページ機能会員制サイトに必須 |
さらに、サイト運用には、記事投稿体制、更新担当者の有無、管理画面の使いやすさ、保守費用なども影響するため、運用できる体制に合わせてサイト種類を選ぶことも重要です。
Webサイトを制作する流れ
それでは最後に、Webサイトを制作する流れを見ていきましょう。
- Webサイトの目的整理と種類選定
- 機能要件の定義
- 構成・ワイヤーフレーム作成
- コンテンツ準備(テキスト・写真・動画など)
- デザイン・コーディング
- テスト・公開
- 公開後の運用・改善
各工程ごとに、ポイントを紹介します。
1.Webサイトの目的整理と種類選定
まずは、サイトを制作する目的を明確にすることが最重要です。
売上向上、採用強化、問い合わせ増加、ブランド構築など、目的によって作るべきWebサイトは大きく変わります。目的が整理できない場合は、制作会社に相談しながら方向性を固めるのも効果的です。
それぞれの目的や自社の体制にあわせて、最適なWebサイトの種類を選定しましょう。
2.機能要件の定義
つづいて、Webサイトに必要な機能を定義します。これは制作費・工数に直結する重要な工程です。
主な検討項目は以下の通りです。
- ページ数
- CMSの有無(WordPress など)
- 投稿機能の種類、数
- デザインテーマ(オリジナル or テンプレート)
- ドメイン・サーバーの構成
- リダイレクト設定(旧URL→新URLの移行)
とくにCMS(更新システム)や機能追加は費用と密接に関係するため、本当に必要な機能かどうかを制作会社のエンジニアとも相談しながら精査しましょう。
3.構成・ワイヤーフレーム作成
ページ数などが固まったら、Webサイトの構成を決めていきます。ページの親子関係は、下記のような「サイトマップ」を作って可視化してみてください。

また、各ページのデザインは、簡略化されたレイアウト設計図である「ワイヤーフレーム」で具現化します。ワイヤーフレームに沿って写真・テキストなどを用意していくため、必要な要素が網羅されているか、よく確認してみてください。
4.コンテンツ準備(テキスト・写真・動画など)
ワイヤーフレームに沿って、Webサイトに掲載するテキストや写真、動画などのコンテンツを具体的に準備していきます。
制作会社がライターやカメラマンを手配する場合、専門的な制作作業自体は任せられますが、依頼者側にも重要な役割がいくつか発生します。企業情報の提供や文章の事実確認に加え、既存の写真・資料など自社が持つ素材の整理・提供も必要です。
また、取材・撮影の段取りやスケジュール調整を行うことで、制作がスムーズに進みます。
制作会社と連携しながら、必要なコンテンツを効率よく準備していきましょう。
5.デザイン・コーディング
各種素材が揃ったら、ワイヤーフレームをもとに正式なデザインを作成します。基本構成を大きく変えることは難しいものの、色味・写真の見せ方・余白バランスなどの調整は可能です。
デザインが確定したら、HTML / CSS / JavaScript などを用いてWebページとして実装(コーディング)します。レスポンシブ対応やアニメーション表現、CMS化などもこの工程で行われます。技術的な作業は制作会社へ一任できますが、進行中の確認やフィードバックは適宜行いましょう。
6.テスト・公開
コーディングが終わったら、Webサイトをテスト環境で表示し、以下をチェックします。
- レイアウトが崩れていないか
- スマホやタブレットで正しく表示されるか(レスポンシブ対応)
- リンク切れがないか
- フォームが正常に動作するか
- 表示速度は問題ないか
必要な修正を加えたら、ドメインを紐づけ、本番公開となります。
7.公開後の運用・改善
Webサイトは公開して終わりではなく、成果を出すために運用していく必要があります。
たとえばコーポレートサイトやサービスサイト、オウンドメディアなら、定期的にコンテンツ(ブログ記事、最新情報など)を更新し、情報の鮮度を保ちましょう。
ECサイトやLPなら、マーケティング施策(広告・SNSなど)でしっかり集客していくことが重要です。
これら施策の効果があったのか、アクセス解析などで検証し、PDCAを回していきましょう。なお、Webサイトの安全性を保つためには、セキュリティ保守やCMSアップデートに対応することも重要です。
まとめ
Webサイトにはさまざまな種類があり、目的はもちろん、事業の成長段階や集客チャネル、必要な機能・運用体制にまで配慮して、適切に判断することが重要です。
考慮すべき要素が多く、どの種類のWebサイトを選ぶべきか迷ってしまうという方は、ぜひ一度JPCへご相談ください。豊富なWeb制作経験をもとに、それぞれの企業に最適なプランをご提案させていただきます。
また、制作後の運用や改善まで見据えたサポート体制についても、お気軽にご相談いただけます。
Webサイト制作における株式会社ジェー・ピー・シー(JPC)の強み
目的や事業フェーズに合わせた最適なサイト選定と設計が可能
Webサイトの種類は目的や成長フェーズによって大きく異なります。
JPCでは、ヒアリングを通じて「何を達成したいか」「どの段階の事業か」を丁寧に整理し、コーポレートサイト・サービスサイト・ECサイト・採用サイト・LPなど、最適なサイトタイプを提案します。また、選定したサイトタイプに合わせて、必要な機能や構成を実現可能な設計へ落とし込み、成果につながるサイト制作を進められる点も強みです。
Web制作からマーケティング・広告運用までワンストップ対応
JPCでは、Webサイトを「作るだけ」で終わらせず、成果につながる運用までを一体で支援します。
Webサイト制作に必要なデザイン・コンテンツ制作から、公開後のSEO、リスティング広告、SNS広告などのWebマーケティング施策まで一社で一貫対応しています。そのため、制作と集客を別々の会社に依頼する手間がなく、目的達成に向けてスムーズな進行と統一された品質を実現します。
CMS構築・SEO・導線設計まで含めた成果重視のサイト制作
Webサイトは、更新しやすさや検索で見つけてもらえる仕組み、ユーザーが迷わず目的のページへ進める導線設計によって成果が大きく変わります。
JPCでは、WordPressをはじめとしたCMS構築による更新性の確保に加えて、SEOを意識した情報設計や、問い合わせ・購入につながる導線づくりまで含めてサイトを設計します。単にページを作るだけでなく、「成果につながる使われるサイト」を実現できることが強みです。