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2026.03.19

Webデザイン依頼の進め方ガイド|費用相場・準備・失敗しないポイントを解説

Webデザイン依頼の進め方ガイド|費用相場・準備・失敗しないポイントを解説

Webサイト(ホームページ)の制作を検討する際、最初に気になるポイントの一つが「デザイン」です。「おしゃれなサイトにしたい」「ブランドイメージに合ったデザインにしたい」「競合に負けないデザインにしたい」といった思いで、デザインの依頼先を探し始める方もいるでしょう。

しかし実際にWebサイトを制作する際、Webデザインだけを切り離して依頼するケースは稀です。一般的には、Webデザインからコーディング、各種機能実装、保守運用まで、まとめて制作会社に依頼する形が主流となっています。

本記事では、Web制作会社の視点から、Webデザインの依頼方法を軸にWebサイト制作の進め方をわかりやすく解説します。初めてWebサイトの制作を外注する方から、依頼先の見直しを検討している方まで、ぜひ参考にしてみてください。

Webデザインとは

Webデザインとは

そもそもWebデザインとは、Webサイトの見た目を設計・作成する作業のことです。レイアウト(情報の配置)や配色、フォント、画像・アイコンの選定など、Webサイトのビジュアルに関する要素を決める工程を指します。

なお、Webデザインはあくまでも見た目の設計工程であり、それをブラウザ上で動くWebサイトにするためには、別途「コーディング」という工程が必要です。実際の制作現場では、デザイナーとコーダー(エンジニア)が分業で対応するケースも珍しくありません。

しかし「Webデザインを依頼したい」という場合、実際にはデザインだけでなく、コーディング・機能実装まで含めた「Webサイト全体の構築」をイメージしている方が多い傾向にあります。。

このように「Webデザイン」は、制作会社とクライアントで認識がズレやすい言葉です。そのため外注する際は、具体的にどこまでの工程を任せたいのか整理し、制作会社へ明確に伝えるようにしましょう。具体的な外注方法については、後ほど詳しく紹介します。

Webデザインを外注するメリット

デザインだけなら社内で対応できると考える方もいるかもしれません。しかしWebに特化したデザインには、UI/UXの専門知識やデザインツールの操作スキルが求められます。慣れていない担当者が対応すると時間がかかるうえ、クオリティの担保も難しくなりがちです。

プロのWebデザイナーに任せれば、見た目の完成度が上がることはもちろん、ユーザーが使いやすいレイアウト・導線設計も実現してくれます。また、スマートフォン・タブレットへの最適化(レスポンシブデザイン)やSEOを意識した構成など、集客面まで考慮した設計が期待できる点も大きなメリットです。

デザイン業務を外注することで、社内の担当者はコンテンツの企画やマーケティング施策など、コア業務にリソースを集中させられます。結果的に、プロジェクト全体の進行がスムーズになり、費用対効果の高いWebサイトに仕上がりやすくなるでしょう。

見た目の美しさだけでなく、使いやすさや集客力を兼ね備えたWebサイトを制作するなら、プロへの外注が安心な選択肢といえます。

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Webデザインの外注方法

さて、Webデザインを外注する方法としては、次の3つの選択肢が存在します。

  • Webデザインのみを依頼する
  • Webデザイン+コーディング(実装)を依頼する
  • 企画・構成からWebデザイン・実装まで丸ごと依頼する

記事冒頭で触れたとおり、実務ではWebデザインだけを依頼することは少なく、コーディングまで一貫して発注するケースが主流です。しかし、Webデザインだけをピンポイントで依頼することができないわけではありません。

ここからは、Webデザインの外注方法それぞれのメリット・デメリットについて、詳しく見ていきましょう。

Webデザインのみを依頼する

コーディング(実装)は社内で対応する場合、デザインデータの作成だけを外注することも可能です。社内にエンジニアやコーダーが在籍している企業にとっては、このようなピンポイントでの外注も選択肢になるでしょう。

Webデザインのみの依頼であれば、コーディングまで一貫して依頼するケースと比べて外注費用を抑えられます。一方で、デザイナーと社内のコーダー間でコミュニケーション工数が増える点には注意しなければなりません。

たとえば、デザインデータ上は問題なく見えるレイアウトでも、実際にコーディングすると不具合が生じることがあります。デザイナーとコーダーが同じ会社で動いている場合は、社内での細かな調整が可能ですが、別々の組織に分かれていると、不具合の解消に時間がかかりやすくなります。

また、社内にある程度のWeb知識を持った人材がいることが前提となるため、Webデザインのみの外注でWebサイトを制作できる企業は限られるでしょう。

Webデザイン+コーディング(実装)を依頼する

サイトの目的や掲載内容、ページ構成などをある程度社内で決めたうえで、「Webデザイン」と「コーディング・実装」の工程をまとめて外注するケースは非常に一般的です。

たとえば社内にマーケティング担当者がいて、「何を伝えるか」「どんな構成にするか」を自分たちで整理できるものの、デザインやコーディングの知識が不足している場合に適した方法といえます。企画構成からまるごと外注する方法よりも費用を抑えやすく、デザインからコーディングまでの工程がスムーズに進みやすいため、コストと品質のバランスが取りやすいことがメリットです。

一方、社内での事前整理が不十分なまま依頼すると、制作途中で構成変更やページ追加が発生し、追加料金がかかるケースもあります。スムーズに進めるためには、依頼前にサイトの目的やターゲット、必要なページ数などを明確にしておくことが重要です。

企画・構成からWebデザイン・実装まで丸ごと依頼する

社内にWebやマーケティングに詳しい人材がおらず、Webサイトの制作をどう進めればよいかわからない場合は、企画・構成からWebデザイン・実装まで丸ごと外注するのがおすすめです。

プロが全工程をディレクションするため、デザインと実装を同じチームが一貫して担当でき、認識のズレや手戻りが起きにくい点が大きな強みです。品質の高いWebサイトをスピーディーに仕上げたい企業にとって、有力な選択肢となります。

ただし、ここまで紹介した外注方法の中で、もっとも費用が高くなる傾向があります。また、制作会社に丸ごと任せる場合でも、サイトの目的やターゲット、自社のブランドイメージといった最低限の情報は依頼前に整理しておくことが大切です。

Webデザインの依頼先

Webデザインの依頼先

Webデザインの依頼先としては、「Web制作会社」と「フリーランス」が挙げられます。それぞれ特徴が異なるため、予算や依頼内容、求めるサポートレベルに合わせて選ぶことが重要です。

  • Web制作会社
  • フリーランス

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

Web制作会社

Web制作会社にはWebデザイナーだけではなく、ディレクターやコーダーなど複数の専門家が在籍しています。
プロがチームで対応してくれるため、企画・構成からデザイン・実装・公開後の保守運用まで、一貫して任せられる点が大きな特徴です。はじめてWebサイトを制作する場合にも丁寧にサポートしてくれますし、規模の大きいプロジェクトでも安心して任せられます。
ただし、複数の専門スタッフが稼働する分、フリーランスへの依頼と比べると費用が高くなる傾向があります。

このような特徴をふまえると、はじめてWebサイトを制作する場合や、企画から運用まで幅広く任せたい場合は、Web制作会社に相談するとよいでしょう。

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フリーランス

個人で活動しているフリーランスに依頼すれば、費用を抑えられるケースが多いです。デザイン担当者と直接やり取りできるため、細かいニュアンスが伝わりやすい点もメリットといえるでしょう。

ただし、実力・対応範囲は個々人によって大きく異なります。制作会社と比べると、保守・サポート体制が手薄になりやすい点には注意が必要です。さらに、担当者が体調不良や急な都合で対応できなくなった場合、制作が止まってしまうリスクもあります。

上記のようなメリット・デメリットをふまえると、小規模なサイトやランディングページ(LP)を制作したい場合や、費用をできるだけ抑えたい場合は、フリーランスへの依頼も選択肢となるでしょう。依頼前にポートフォリオや過去の実績を確認し、対応範囲をすり合わせておくことが大切です。

Webデザインの依頼先の選び方

Webデザインを外注する場合、なるべく費用が安い制作会社・フリーランスへ依頼したいと思うかもしれません。しかし、費用だけで判断してしまうと、クオリティや対応範囲が期待を下回り、結果的に作り直しが必要になるケースもあります。

このようなトラブルを防ぐためにも、Webデザインの依頼先を選ぶときは、次の4つのポイントを意識してみてください。

  • 制作実績・ポートフォリオを確認する
  • 対応範囲を確認する
  • 複数社から見積もりを取って比較する
  • やり取りのスムーズさを確認する

それぞれ詳しく解説します。

制作実績・ポートフォリオを確認する

依頼候補の制作会社・フリーランスの実力を見極めるためには、過去の制作実績や、ポートフォリオ(作品集)を確認することが大切です。

自社と同じ業種・業界の制作事例や、希望に近いテイストのデザイン実績がある場合は、安心して任せられます。実績の数だけでなく、デザインの幅やクオリティにも注目すると、より的確に実力を判断できるでしょう。

多くの制作会社・フリーランスは、公式サイトやSNSで実績を公開しているため、問い合わせ前に一度確認してみてください。

対応範囲を確認する

繰り返しとなりますが、Webサイトを公開するためには、Webデザインだけではなく、コーディング工程も必要です。また、Webサイトを集客目的で制作する場合、SEOを考慮した設計設計も求められます。

:SEO(検索エンジン最適化)

「Search Engine Optimization」の略称。検索エンジンで上位表示を目指すための施策全般を指す用語。

また、Webサイトは公開後も情報の追加や画像の差し替えといった、更新作業が発生するケースが大半を占めます。

管理の手間を省くために窓口を一本化したい場合は、Webデザイン・コーディング・SEO設計・公開後の運用などに一貫して対応できる依頼先を選ぶ必要があります。契約前に、Webデザイン以外の対応範囲もあわせて確認しておきましょう。

複数社から見積もりを取って比較する

相場感を把握し、自社のニーズに最適な依頼先を見つけるためには、複数社から見積もりを取得して比較するのがおすすめです。

このとき、ただ費用を比べるのではなく、見積もりの内訳や、対応業務の範囲についてもチェックしましょう。たとえば、同じ30万円の見積もりでも、含まれる作業内容は依頼先によって大きく異なります。

A社30万円内訳:構成・デザイン
B社30万円内訳:デザイン・コーディング・公開作業

A社に依頼した場合は、デザインデータの納品後に、別途コーディングや公開作業を自社で対応するか、別の業者に依頼する必要があります。一方、B社であればデザインからWebサイトの公開まで一貫して対応してもらえるため、追加費用はかかりません。

このように、見積もりの金額が同じであっても、実質的なコストが大きく異なるケースもあるため注意してください。

やり取りのスムーズさを確認する

Webサイトの制作期間中は、デザインイメージの共有や各種要件のすり合わせ、修正依頼など、依頼先と頻繁にやり取りが発生します。そのため、コミュニケーションのスムーズさも、依頼先を選ぶうえで重要な判断材料のひとつです。

具体的には、問い合わせへの返答速度や、商談での説明のわかりやすさが参考になります。になります。依頼前の段階で「返答が遅い」「説明がわかりにくい」と感じた場合は、制作開始後もコミュニケーションに苦労する可能性があるため、依頼先の候補から外すことも検討すべきでしょう。

Webデザインの費用相場

Webデザインの費用相場

Webデザインにかかる費用は、サイトの規模(ページ数)や外注先によって大きく変動します。いくつか費用例を紹介するので、依頼先を選ぶときの参考にしてみてください。

ページ別・サイト規模別の費用目安

Webデザインの費用は、サイト制作費全体の40〜50%程度を占めるケースが一般的です。サイトの種別やページ数別に、デザイン費用とトータルの制作費用の目安を見てみましょう。

サイトの種別・ページ数デザイン費用の目安トータルの制作費用の目安
ランディングページ
(1ページのみ)
数万〜20万円程度10~60万円程度
コーポレートサイト
(10ページ程度)
15〜50万円程度40〜150万円程度

1ページあたり数万円~20万円程度が相場ですが、テンプレートを使用する場合、もう少し費用を抑えられるケースもあります。一方、アニメーションなど複雑なデザインを取り入れたい場合は、単価が上がります。

なお、1ページのボリュームが大きくなりやすいLP(ランディングページ)を制作する場合、1ページのみの制作でも、20万円程度のデザイン費がかかることがあります。

外注先別の費用感

先述したとおり、外注先の規模や体制によっても費用感は異なります。
フリーランスは経営に固定費がかからない分、制作会社と比べて費用を抑えやすい傾向にあります。デザインのみを依頼する場合、1ページあたりの単価は数万円が相場です。

一方、Web制作会社では複数の専門スタッフが分業で対応するため、フリーランスより費用が高くなるのが一般的です。1ページあたりのデザイン費用は、5〜10万円程度を見込んでおきましょう。なお、中小規模の制作会社より、大手制作会社のほうが単価が高く設定されているケースが多いです。

いずれの場合も、金額だけで比較するのではなく、対応範囲やサポート体制を含めたトータルのコストパフォーマンスで判断することが重要です。

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Webデザインを依頼する前に準備しておくこと

「期待していた通りのデザインにならない」といったトラブルの多くは、事前準備が不十分なことに起因します。

そのためWebサイト制作に失敗したくない場合は、デザインを外注する前に、次のようなことを準備しておきましょう。

  • 目的・ゴールを明確にする
  • 依頼範囲を決める
  • 予算・納期を設定する
  • デザインイメージ・参考サイトを整理する
  • 素材(テキスト・画像・ロゴ)を準備する
  • 確認者・決裁者を決めておく
  • 納品データの形式・著作権の取り扱いを確認する

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

目的・ゴールを明確にする

Webサイトを制作する目的は、「問い合わせを増やしたい」「採用候補者に自社を知ってもらいたい」「ブランドイメージを刷新したい」など、さまざまです。目的が異なれば、必要なデザインの方向性やページ構成も大きく変わります。
目的が曖昧なままデザインを進めると、デザイナーも適切な提案が難しくなり、完成後に「思っていたものと違う」という事態に陥りがちです。

こうした失敗を防ぐためにも、外注前にWebサイトの目的・ゴールを明確にしておくことが欠かせません。「サイト経由の問い合わせを月○件に増やす」のように、できるだけ具体的な数値目標を設定しておくと、デザイナーとの認識も合わせやすくなります。

依頼範囲を決める

繰り返しとなりますが、Webデザインだけを依頼するのか、コーディングや企画・構成まで含めて依頼するのかによって、依頼先の選び方も見積もりの内容も変わります。
Webデザインだけを依頼するのか、Webサイトの公開までを依頼するのか、依頼範囲は外注前に必ず明確にしておきましょう。

予算・納期を設定する

自社に最適な提案を受けるためには、予算・納期を設定し、Webデザイナーへ伝える必要があります。
デザインには、シンプルなものからこだわりの強いものまで幅広い選択肢がありますが、予算・納期によって、実現できるクオリティや対応範囲が大きく左右されるためです。

とくに予算については、上限額を伝えておきましょう。「予算を伝えると上限まで請求されるのではないか」と不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、Webサイトの目的を達成するために効果的かつ現実的な提案を受けるには、予算感の共有が不可欠です。

また、希望する公開日が明確なら、早い段階で伝えておくと、逆算したスケジュールを提案してもらえます。納期に余裕を持たせることで、修正対応にも十分な時間を確保しやすくなります。

デザインイメージ・参考サイトを整理する

デザインの希望は、どうしても抽象的になりがちです。「おしゃれな感じ」「シンプルで清潔感がある」「カッコよさを重視したい」といった言葉だけでは、デザイナーとの間でイメージの共有が難しいケースも少なくありません。

そのため、打ち合わせの前には、自社のイメージに近いWebサイトをいくつかピックアップしておくことをおすすめします。参考サイトのどこを魅力に感じるかも整理しておくと、デザイナーが方向性を把握しやすくなります。

なお、認識のズレを防ぐためには、避けたいデザインも例示するといいでしょう。競合企業のWebサイトなど、類似を避けたいデザインを共有しておけば、認識のズレを防ぎやすくなります。

素材(テキスト・画像・ロゴ)を準備する

Webデザインの工程から外注する場合、Webサイトに掲載するテキスト(会社概要・サービス説明・スタッフ紹介など)や画像、ロゴデータは、基本的に依頼者側で用意します。素材の準備が遅れると、制作全体のスケジュールが後ろ倒しになるため、あらかじめ整理しておきましょう。

なお、企画・構成から丸ごと依頼する場合は、テキストライティングや写真撮影にもワンストップで対応してもらえるケースが多いです。

確認者・決裁者を決めておく

Webデザインを外注する場合、配色やレイアウト、全体的な方向性など、社内での判断が必要な場面が繰り返し発生します。このとき、確認者や決裁者が明確になっていないと、「担当者はOKを出したが、上長に見せたらやり直しになった」という問題が起きるため注意しなければなりません。

担当者が承諾した後に依頼者側の都合で修正するとなると、追加費用がかかる可能性が高いです。また、修正回数が増えるほど、制作スケジュールが遅れてしまいます。コストと時間を最適化するためにも、誰が確認すれば次の工程へ進むのか、社内のフローを事前に決めておきましょう。

納品データの形式・著作権の取り扱いを確認する

見落とされがちなポイントですが、依頼したWebデザインを、どのような形式で納品してもらうのかも、事前にはっきりさせておきましょう。納品データの形式としては、次のような例が挙げられます。

  • デザインデータ(Figmaなどのデザインツールで編集できるデータ)
  • 画像データ
  • コーディングデータ(HTML・CSSなどのプログラムファイル一式)
  • 公開済みのWebサイト(コーディングデータをサーバーへアップロードした状態)

近年は、Webデザインの制作ツールとしてFigmaを使用するデザイナーや制作会社が主流になりつつあります。Figmaはブラウザ上でデザインデータを共有・確認できるため、制作中の進捗確認や修正依頼がスムーズに行える点が特徴です。

また、著作権の取り扱いも、必ず確認しておきたい項目のひとつです。Webデザインなどの制作物の著作権は、契約書に明記がない場合、納品後も原則として制作者(制作会社やフリーランス)側に帰属します。発注者が料金を支払って取得するのは「利用する権利」であり、著作権そのものではありません。納品後に自社で自由に改変・二次利用できるかどうかも含めて、契約前に確認しておきましょう。

Webデザイン依頼の流れと注意点

それでは最後に、Webデザインを依頼する流れについて見ていきましょう。

  1. 見積もり・契約
  2. ヒアリング・要件定義
  3. ワイヤーフレームの確認
  4. デザインカンプの作成・フィードバック
  5. コーディング・実装(制作込みの場合)
  6. テスト・修正・公開

各ステップごとの注意点も、あわせて解説します。

1.見積もり・契約

まずは制作会社やフリーランスに、Webデザインの見積もりを依頼します。このとき「Webデザインを依頼したい」とだけ伝えると、Web業界では「コーディングは含まない」と解釈される可能性があるため、依頼範囲を明確に伝えることが大切です。

たとえば、Webサイトの公開まで任せたい場合は「Webデザインとコーディングをあわせて依頼したい」と具体的に伝えましょう。逆にデザインデータの納品のみを希望する場合も、コーディングが不要である旨をはっきり伝えておくと、認識のズレを防げます。

また、契約する際は下記の条件をはっきりさせておくと安心です。

  • 修正対応の範囲(修正の無料回数)
  • 追加費用の条件
  • 著作権の取り扱い

2.ヒアリング・要件定義

契約後、制作会社からWebサイトの目的・ターゲット・必要なページ・機能などについてヒアリングが行われます。事前準備の段階で整理した内容を、この場でしっかり共有しましょう。

つづいてヒアリングの内容をもとに、次のようなデザインの要件を定義していきます。

  • サイトの目的(問い合わせ獲得、ブランディングなど)
  • ターゲットユーザー
  • 必要なページ数・各ページの構成
  • 必要な機能(お問い合わせフォーム、多言語対応など)
  • 対応デバイス(PC・スマートフォン・タブレットごとのデザイン制作の有無)

後工程の手戻りを防ぐためには、このタイミングで不明点・懸念点を解消しておくことが大切です。

3.ワイヤーフレームの確認

つづいて要件定義の内容をもとに、ワイヤーフレームの制作が進められます。ワイヤーフレームとは、ページのレイアウトや情報の配置を簡略化した設計図のようなものです。見た目ではなく、あくまでも「どこに何を配置するか」を確認する工程ともいえます。

ワイヤーフレームの確認時は、必要な情報が漏れていないかに注意してください。この後のデザイン工程は、ワイヤーフレームを前提に進められます。そのためワイヤーフレームにない情報は、デザインに反映されません。

デザインが固まった後に構成を変更すると、追加費用やスケジュール遅延につながる可能性が高くなります。そのため、ワイヤーフレームの段階で構成や情報の過不足をしっかり確認し、関係者全員の合意を取っておくことが大切です。

4.デザインカンプの作成・フィードバック

4.デザインカンプの作成・フィードバック

ワイヤーフレームで構成・レイアウトを固めたら、実際の見た目に近いデザイン案(デザインカンプ)の作成に進みます。配色・フォント・画像配置など、サイトのビジュアルが具体化される工程です。

近年はデザインツール「Figma」を使って、デザイナーと発注企業がリアルタイムでやり取りしながら制作を進めるケースが増えています。Figmaはブラウザ上でデザインを確認できるだけでなく、コメント機能で気になる箇所に直接フィードバック(修正依頼)を残せます。

なお、フィードバックする際は、「感想」ではなく「指示」を伝えることが大切です。たとえば「なんとなく違う」「もう少しおしゃれにしてほしい」といったベースの修正依頼をすると、意図と異なる修正が繰り返される可能性があります。

「このボタンの色を青に変えてほしい」「このテキストをもう少し大きくしてほしい」のように、具体的な指示をフィードバックすれば、スムーズに理想のデザインへ近づけられます。

もちろん、修正したいと感じるものの、言語化できないこともあるかもしれません。そのような場合は、率直に「うまく言語化できないが、違和感がある」とデザイナーに伝えましょう。優れたデザイナーなら、ヒアリングを重ねながら意図を引き出し、修正の方向性を探ってくれます。

5.コーディング・実装(制作込みの場合)

Webサイトの制作まで依頼している場合、デザインが確定したあとにコーディング(実装)工程に進みます。

コーディングの段階でデザインを変更すると、「デザインデータ」と「HTMLなどのプログラムデータ」の両方を修正する必要が生じるため、多くの時間とコストがかかります。追加費用が発生するケースも少なくありません。
そのため、全員の合意を取り、デザインを確定させた後にコーディング工程へ進むようにしましょう。

6.テスト・修正・公開

コーディングが完了したら、実際にブラウザやスマートフォンで表示を確認するテスト工程に入ります。誤字脱字・リンク切れ・レイアウト崩れなどをチェックし、問題がなければ公開です。

なお、Webサイトの公開作業まで依頼している場合は、公開後の表示検証や動作確認も制作会社が対応するのが一般的です。公開直後は想定外の不具合が見つかることもあるため、公開後のサポート範囲についても事前に確認しておくと安心です。

まとめ

Webサイトの目的達成に効果的で、なおかつイメージ通りのデザインを実現するためには、制作会社やWebデザイナーと密にコミュニケーションを取ることが大切です。また、デザインするだけではWebサイトとして公開できないため、コーディング対応や公開までの運用までを見越して、適切な依頼先を選ぶようにしましょう。

JPCでは、Webデザインはもちろん、マーケティング知識を取り入れた企画構成や、写真撮影、テキスト作成、コーディングまで、Webサイト制作に関わる業務全般を承っております。

見た目の美しさだけでなく、集客や問い合わせにつながる成果重視のWebサイトを制作したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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