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入浴剤ディスプレイツール制作事例– 商品の魅力を総合的に伝える売り場づくり

今回は、京都に本社を構える入浴剤・化粧品等のメーカー様よりご依頼いただきました、店頭ディスプレイのデザイン制作についてご紹介します。

日々店頭には多くの商品が並び、その中でどの商品を手に取るかは、一瞬で判断されます。パッケージの印象はもちろん重要ですが、それだけでは商品の魅力が十分に伝わらない場面も少なくありません。そこで役割を果たすのが、POPやパネルなどを組み合わせた店頭ディスプレイツールです。商品の特長や魅力を総合的にアピールし、売り場で目立たせることで、手に取ってもらうための後押しにつながります。

本記事では、入浴剤商品のディスプレイツール制作事例に沿って、パッケージやWebで構築した世界観をどのように売り場へ展開したのか、その考え方やデザインのポイントをご紹介します。店頭ディスプレイツールの制作や新商品の売り場展開をご検討中のご担当者様の参考になれば幸いです。

店頭POP・ディスプレイのデザイン制作の概要

はじめに、今回の制作事例の概要をご紹介します。

ご依頼主-京都の入浴剤/化粧品メーカー様-

今回ご依頼いただきましたのは、京都に本社を構える入浴剤・化粧品等のメーカー様です。入浴剤をはじめとして、基礎化粧品やメイクアップ化粧品、ヘアケア製品など幅広いOEM製造を行っておられます。JPCにはこれまでもパッケージデザインや展示会関連デザイン、Webサイト制作などをご依頼いただいています。

ご依頼内容-入浴剤の店頭ディスプレイツールの制作-

今回ご依頼いただいたのは、入浴剤商品のディスプレイツール一式の制作です。クライアント様はこれまでにオリジナルの入浴剤シリーズを継続的に発売されており、JPCにパッケージデザインやWebサイト制作などを一式でご依頼いただいておりました。そのシリーズの新作として発売される入浴剤の販促一式として、店頭ディスプレイのデザインも担当することとなりました。単体のツール制作ではなく、「売り場でどう見せ、何を伝えるか」を意識したディスプレイ全体の設計が求められました。

デザイン制作におけるポイント -役割別の情報設計と売り場で埋もれないデザイン-

制作にあたっては、入浴剤のコンセプトである“おやすみ前のリラックスタイム”や“夢見心地”といった世界観を、店頭でも直感的に伝えられるよう意識しています。パッケージやWebで使用しているキービジュアルやトーンをベースに、ツールごとに情報量や役割を差別化。営業資料として使われるA4チラシ、商品横に設置されるPOP、売り場全体を印象づけるディスプレイパネルなど、それぞれの用途に合わせた見せ方を設計しました。また、実写ビジュアルの使い方や文字の可読性、色のメリハリにも配慮し、売り場で埋もれないバランスを細かく調整しています。

店頭POP・ディスプレイのデザイン制作の流れ

全体のコンセプトを決めるパッケージデザイン

本プロジェクトは、入浴剤のパッケージデザイン制作からスタートしました。

商品コンセプトである「一日の終わりにリラックスし入眠にむかう時間」を視覚的に伝えるため、やさしい色合いや幻想的なビジュアルを軸にデザインを構築しています。

また、湯色の特長であるクリーミー感を意識した色合いを使用し、入浴~睡眠の時間の流れを意識させるグラデーションデザインで、これまでのシリーズで一番「夜」を感じさせるデザインに仕上げています。

この段階で、商品の世界観やトーンを明確に定めたことで、後工程となるWebサイトやディスプレイ制作へもスムーズにつなげることができました。

Webサイト制作と商品撮影

続いて、商品Webサイトのデザイン制作商品撮影を実施しました。
Webサイトでは製品のコンセプトだけでなく、配合されている成分の特長や、入浴ポイント、香りの特長などをまとめています。湯色のクリーミー感を、夢見心地な世界とリンクさせ、幻想的な雰囲気でまとめました。

撮影ではキービジュアルとなるイメージカットや、製品単体カットを撮影しました。
キービジュアルは雲の上に製品が浮かぶ合成案もご提案したのですが、最終的には撮影案が採用となりました。小物やライティングなどにもこだわり、製品らしさが際立つ1枚を完成させることができました。

ここで制作したビジュアル素材は、Webだけでなく、その後の営業用チラシやディスプレイツールにも共通して使用しています。

営業ツール用のA4チラシ制作

パッケージやWebデザインがおおよそ完了した後に、A4チラシを制作しました。こちらは、主に営業活動や商談時の説明資料として使用されることを想定しています。

そのため、売り場で使用するディスプレイツールとは役割を切り分け、商品情報を整理して伝える構成としています。1点でコンセプトや特長などが網羅されている販促ツールとなっており、説明用資料としての分かりやすさを優先したデザインに仕上げました。

ディスプレイツールの制作:バックパネルやPOPなど

パッケージやWebサイトのデザインをベースに、入浴剤を店頭で販売するための複数のディスプレイツールを組み合わせた展開を行いました。それぞれのツールはサイズや設置位置、視認距離が異なるため、単体での役割を整理しつつ、セットで統一感が生まれるよう設計しています。

●ディスプレイパネル
ディスプレイ背面パネルは、商品の印象を決める重要な要素です。キービジュアルとコピーでシンプルに仕上げ、商品説明を細かく入れすぎず「どんな入浴剤なのか」というコンセプトが一目で伝わるデザインとしています。

対して前面パネルは商品の手前に掲げられるため、3つの特長を並列し、背面パネルへの情報を補足する役割を担っています。

●POP・カード
これらは商品により近い距離で見られるツールとして制作しました。サイズが限られている分、情報を絞り込み、商品の特長やコンセプトが短い時間で伝わる構成を意識しました。

A5POPは商品パッケージだけでは伝えきれないポイントや湯色、成分などをまとめており、A4チラシに近い役割になります。

その補足として、今回はシリーズ初となるディスプレイPOPを制作しました。こちらは香りのピラミッドとおすすめの入浴法でそれぞれ制作しており、組み合わせてディスプレイすることで、Webサイトの情報をしっかりと伝えられるブースが完成します。

また、カードははがきサイズの両面デザインになっており、展示会などで来場者に向けて気軽に配れる販促ツールとして活用いただけます。

入浴剤ディスプレイツールの完成

完成したデザイン一式がこちらです。

これらの販促・ディスプレイツールは、単体で完結するものではなく、組み合わせて使用することで効果を発揮します。
背景となるパネルで世界観を伝え、POPで商品理解を深め、カードで情報を拡散する。それぞれの役割を明確に分けることで、売り場に立った際の「見やすさ」と「分かりやすさ」を両立しました。
商品単体で陳列されるよりもディスプレイ効果で商品の世界観が直感的につたわりやすく、リラックスできる入浴剤や可愛らしいパッケージを好むターゲットが手に取りたくなる売り場づくりにつながったかと思います。

売り場で選ばれるためのディスプレイ設計の考え方

店頭には多くの商品が並ぶため、限られたスペースの中でいかに目に留まり、手に取ってもらえるかが重要になります。ディスプレイツールは、商品そのものの魅力を補完し、売り場での第一印象をつくる役割を担います。ここでは、売り場で選ばれるディスプレイ設計やデザインを行ううえで意識しているポイントをご紹介します。

売り場での「視線の流れ」を意識する

ディスプレイ設計では、どの位置で、どの距離から見られるのかを想定することが欠かせません。遠くから目に入る要素、近づいたときに伝える情報、その場で補足する説明など、視線の流れに合わせて役割を分けることで、自然な情報伝達が可能になります。背景となるパネルで全体の雰囲気を伝え、POPで視線を引き、カードなどで詳細を補うといった情報の導線を意識することで、売り場での商品PR効果を高めることが期待できます。

情報を詰め込みすぎない

ディスプレイを考える際は、どの位置から、どの距離で見られるのかを想定することが大切です。遠くから目に入る要素、近づいたときに伝えたい情報、その場で補足する説明など、視線の動きに合わせて役割を分けることで、内容が自然と伝わりやすくなります。1つのデザインですべてを説明しようとするのではなく、「気になった人が次へ進める」流れをつくることがポイントです。

世界観をそろえて印象を強める

複数のディスプレイツールを使用する場合、色使いやビジュアルのトーンがバラバラだと、売り場に統一感が出にくくなります。商品コンセプトやブランドイメージがしっかりと確立され、デザインに落とし込まれていることで、シリーズとしての印象が強まり、店頭に来られたお客様に商品自体も覚えてもらいやすくなります。
今回の案件でも、パッケージやWebで整えた世界観をベースに、各ディスプレイツールのトーンを統一しました。売り場全体をひとつの空間として捉え、商品がより魅力的に見えるよう設計しています。

店頭ディスプレイのデザイン制作まとめ

今回は、京都に本社を構える入浴剤・化粧品等のメーカー様よりご依頼いただいた店頭ディスプレイツールの制作事例をご紹介しました。

入浴剤のパッケージやWebサイトの世界観をそのまま売り場に落とし込むことを意識し、「夢見心地」「おやすみ前の」というコンセプトをビジュアル化した幻想的なデザインで統一しました。背景パネルではシリーズ全体の空気感を伝え、POPやカードでは商品ごとの特長や魅力が直感的に伝わるよう情報を整理しています。各ツールが主張しすぎることなく、売り場全体で商品イメージを印象づけられるディスプレイが完成いたしました。

JPCでは、店頭ディスプレイツールをはじめ、パッケージ、販促ツール、Web制作までを一貫して対応しています。イメージカットの撮影や、販促ツールの印刷、什器の制作まで幅広くサポートいたします。関西・関東に営業所があり、お見積もりは無料で承っておりますので、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせ下さい。

そのほかの店頭POP・ディスプレイデザイン制作ついては、こちらのページもご覧ください。

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