波動とひとつになれ‐Close to Nature!!
2009年3月26日
大変なことに、すっかり、広告会議が延期になっておりました。
年度末で、会議をする時間すらない程、忙しい毎日。
会社的には、会議をするより、目の前の仕事という訳で・・・・。
前置きはさておき、早速、今回の広告会議に突入したいと思います。
私の一番の趣味は、釣りである。およそ、釣りというジャンルは節操なく、
何でも好き。海でも、磯でも、餌釣りだろうが、ルアーだろうが、何でもやる。
しかし、周期があり、チヌ(落とし込み、前打ち)に凝った時期、
ハネ(いわゆるスズキ)のエビ撒きに凝った時期、
果てしなくシーバスを大阪湾中ボートで追いまくった時期(これはルアーで)。
そして、この4年間は、ブラックバスである。琵琶湖で毎週ボートで出撃である。
しかし、自然は手強い。3児のパパである私は、土曜日以外釣りにいくことはできないのである。
寒かろうが、暑かろうが、強風であろうが、雨であろうが、お構いなしにバスボートで出撃する。
その中で、どんなに自然環境が千変万化しようとも、バスを釣り上げるためには、
刻々と変化する自然に対して、自分自身をアジャストしていくしかないという事実を
嫌というほど、叩き込まれた。
日本一の湖-琵琶湖が僕に教えてくれたは、「釣りたければ、風を読め!釣りたければ、地形を読め!釣りたければ、変化する自然に自分をアジャストさせろ」。
まるで、ダーウィンの進化論よろしく湖上で生き残るには、
めまぐるしく変化する自然に自分を適応させるしかないのである。
アメリカのバスプロの神様であるリック・クランは言った「Close to nature」。
そう、勝つためには、自分自身が「自然に近づく」しかないのである。
自分自身が「自然の息遣い、自然の鼓動が聞こえてくるまで、
自然に近づく」しかないのである。
これは、全くExactlyな真理である。ビジネスも結局、同じである。
刻々と変化を遂げる気まぐれなマーケットの中で、生き残り、
商品やサービスを売るためには、自分自身をマーケットにアジャスト
させるしかないのである。さらに言えば「Close to Market」である。 「市場の息遣い、鼓動が聞こえるくらい、マーケットに近づく」以外にないのである。株の取引も同じである。どうしたら、投資で勝利できるか。それは、絶えずマーケットに関与し、もっと、もっと株式市場の息遣いが聞こえるまで、
マーケットに近づくしかないのである。自然も、ビジネスも、
株式市場も人間も波動を持っている。
自分自身が、その波動と一つになるとき、
見えないものが見え、ありえない判断が自分を勝利へと
導いてくれると私は考える。
マーケットであり自然であれ、その波動と自分が同期する時、
勝利がある。私は、本日の広告会議で、
マーケットに深く関わる皆さんに敢えて言えば、
はじめは釣れなくても良い。初めは売れなくても良い。
しかし、あきらめずに湖にそして市場に挑み続け、立ち続けることである。
その失敗の繰り返しの中から、自分と自然そして市場が近づき、
その波動がリンクするのである。