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製品カタログ制作事例 – 3DCGで魅せる新製品の機能美

製品カタログ制作事例-–-3DCGで魅せる新製品の機能美

今回は、FA(ファクトリー・オートメーション)用のセンサ機器を手がける京都のメーカー様よりご依頼いただいた、製品カタログの制作事例をご紹介します。

製品カタログは、営業担当者の商談ツールから展示会での配布物、WEBでダウンロードできる資料まで、さまざまな場面で使われる販促の中心的なツールです。とりわけ新製品の場合、その特長をいかに正確に、そして魅力的に伝えるかが問われます。

本記事では、3DCGを活用した製品カタログの制作事例をご紹介します。ブランドガイドラインを守りながら製品の魅力をどう引き出したか、その過程で見えてきたCG制作とデザインを一社で手がける強みもあわせてお伝えします。新製品カタログの制作を検討されている方、製品の見せ方に課題を感じている方は、ぜひご参考ください。

製品カタログデザイン制作の概要

ご依頼主 – 京都のFA用センサ機器メーカー様 –

ご依頼主は、ファクトリー・オートメーション用の光電センサ関連機器や装置を、企画開発から製造・販売まで一貫して手がけるメーカー様です。
弊社とは長年のお付き合いがあり、毎年恒例の参加型の販促企画では、募集チラシや雑誌広告、結果発表のツールなどを継続的にご依頼いただいています。

ご依頼内容 – 3DCGを核にしたA4横・12ページのカタログ –

今回ご依頼いただいたのは、新製品を紹介する製品カタログ(A4横型・12ページ)の制作です。「3DCG制作からデザインまで一貫して頼める会社を探している」というご相談を受け、制作させていただきました。

デザイン制作におけるポイント – 3DCGで魅せる機能美とガイドラインの遵守 –

今回の制作では、大きく2つのポイントがありました。

  • 3DCGで魅せる機能美
  • ブランドガイドラインの遵守

新製品の特長を正確に伝えるため、表紙をはじめ随所に精巧な3DCGを配置しました。

同時に大きな前提となったのが、既存シリーズのブランドガイドラインです。マージンや配色、トンマナまで細部にルールが定められ、掲載する原稿もご依頼主から支給されました。限られた自由度のなかで、製品の魅力をどう引き出すかがこの制作の肝でした。

製品カタログのデザイン制作の流れ

3DCG制作

このカタログは、製品の3DCGが主役といっても過言ではありません。だからこそ、CGチームとの密な連携が仕上がりを左右する鍵となりました。ここが今回もっとも手間をかけた工程です。

3DCGの制作は、どの角度から製品を見せるかというアングル決めから始まります。まずは実物を手元で簡易的に撮影し、製品の機能や構造上の特長が一目で伝わる角度を基準に、大まかな見当をつけました。中面のページは、あらかじめ見せる角度が定まっていましたが、表紙は自由度が高く、アングルの提案から着手しています。第一印象を左右するため、表紙の構図検討にはとくに時間をかけ、表紙には細部までクオリティを追い込んだ3DCGを大胆に配置しています。

3DCG制作1

方向性が固まると、製品のCAD図をもとに3DCGを起こし、アングルを立体で再現しながら最終的な構図を確定させます。

製品単体だけではなく、工場の生産ラインやベルトコンベアといった使用シーンまで3DCGで構築し、製品が現場でどう使われるかという導入イメージまで立体で示しています。

3DCG制作2

テクスチャも作り込み、とくに表紙はCGチームと何度も打ち合わせて角度や見え方を微調整しました。立体にして初めて気づく違和感もあり、その都度アングルを調整しては確認を重ね、実物を見たときの印象に近づけて質感を仕上げています。

レイアウト作成

3DCGとあわせて力を注いだのが、誌面のレイアウトです。今回はマージンや配色、トンマナまで、既存シリーズのブランドガイドラインが細部まで定められていました。装飾で個性を出す余地は限られ、限られた自由度のなかで情報をどう配置するかが問われました。

掲載する原稿はご依頼主から支給されています。先方が伝えたい内容を過不足なく収めながら情報の優先順位を整理し、読み手が迷わず製品の特長を追える誌面構成に落とし込みました。

レイアウト作成

グラフィック仕上げ

できあがった3DCGを、今度はグラフィックチームが誌面に組み上げていきます。精巧な3DCGを、ブランドガイドラインの枠内でいかに美しく成立させるかが問われました。

マージンや色味のルールは厳格だったため、その制約を守りながら、3DCGと文字情報、余白のバランスを一つひとつ調整し、誌面としての完成度を高めていきました。CGの見栄えだけを優先すれば紙面から浮き、ルールだけを優先すれば製品の魅力が伝わりません。その両立点を探る作業です。

立体を「作る」CG制作と、それを誌面で「魅せる」グラフィック仕上げ。異なる専門性がかみ合って、はじめてカタログの完成度が高まります。

製品カタログの完成

完成したデザインがこちらです。

製品カタログの完成

表紙から中面まで、精巧な3DCGがカタログ全体に一貫したトーンを与えています。製品単体の機能美はもちろん、生産ラインでの使用シーンまでを立体的に描くことで、読み手は導入後のイメージまで具体的に思い描けます。ブランドガイドラインを厳守しながらも、新製品の特長がしっかりと伝わる一冊に仕上がりました。

完成したカタログは、営業担当者様の商談用資料や展示会での配布物、さらにはWEBサイトからダウンロードできるPDFカタログとしても活用されています。一つの制作物が、複数の販促の場面で使われています。

CG制作とデザインを一社に任せるメリット

今回の事例で成果を大きく左右したのが、CG制作とデザインを同じ社内で完結できる体制でした。ここでは、CGとグラフィックを別々の会社に分けず一社に任せることで、どのような違いが生まれるのかを紹介します。カタログや広告で3DCGの活用を検討されている方の、制作会社選びの参考になれば幸いです。

1. CGチームとデザインチームが密に連携できる

3DCGを使ったビジュアルは、一度で理想の形に仕上がるものではありません。アングル、質感、光の当たり方といった要素を、少しずつ調整しながら詰めていきます。この「往復」の回数と速さが、最終的な完成度を決めるといっても過言ではないでしょう。

CGとデザインの担当が別々だと、小さな調整でも一度やりとりを挟む必要があり、気軽に何度も、とはいきません。同じ社内であれば、気づいたその場で相談し、すぐに反映できます。この距離の近さが、細部まで妥協しない品質につながります。

2. 工程のつなぎ目で情報が抜け落ちない

制作物のクオリティを落とす原因の多くは、工程と工程のつなぎ目にあります。「なぜこのアングルにしたのか」という意図、ブランドのトンマナ、CAD図に含まれる仕様。こうした情報が担当者から担当者へ受け渡される際に、少しずつこぼれ落ちていきます。

一社で一貫対応する場合、これらの背景情報は分断されずに共有されます。アングルを決めた意図を理解したままCGを起こし、その狙いを踏まえてグラフィックが仕上げる。認識のズレによる作り直しが減れば、完成度と納期の両方に効いてきます。

3. 一貫したディレクションで全体を最適化できる

CG単体として美しいことと、カタログ全体として伝わることは、必ずしも一致しません。前者だけを追うと、紙面のなかで浮いてしまうこともあります。

制作を一社に任せれば、「このカタログにとって最適な見せ方は何か」という全体最適の視点で、CGからデザインまでを一貫してディレクションできます。今回も、CG制作のディレクションまでお任せいただいたことで、紙面全体の狙いに沿ったビジュアルへと迷いなく仕上げられました。発注者が二社のあいだに立って調整する負担がなくなるのも、実務上の大きな利点といえるでしょう。

製品カタログデザイン制作まとめ

今回は、JPCの製品カタログ制作サービスで手がけた、3DCGを軸にした製品カタログの制作事例をご紹介しました。ブランドガイドラインという厳格な制約のなかでも、CG制作とデザインの密な連携によって、新製品の魅力が正確に伝わる一冊に仕上げられたと考えています。

カタログ制作会社のJPCでは、製品の3DCG制作から、撮影、デザイン、印刷、加工、納品までをワンストップで対応しています。CGとデザインの担当が同じ社内にいるからこそ、細かなやりとりを重ねながら、スピードとクオリティを両立した制作が可能です。カタログやパンフレット、リーフレットなど、製品の魅力を伝えるツールの制作でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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