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2026.07.09

会社案内パンフレット制作事例 – ブランドの世界観を引き継いだリニューアル –

会社案内パンフレット制作事例-ブランドの世界観を引き継いだリニューアル-

今回は、スポーツ用インソールなどの輸入・販売を手掛ける企業様よりご依頼いただいた、会社案内パンフレットの制作事例をご紹介します。

会社案内パンフレットは、企業の理念や事業内容、これまでの歩みを一冊に凝縮し、初めて出会う相手へ自社の姿を伝える「企業の顔」ともいえるツールです。ところが一度つくると数年単位でそのまま使い続けられることが多く、時間の経過とともに掲載情報やデザインが実態から少しずつずれていきます。事業が成長・多角化している企業ほど、そのズレは開きやすいもの。だからこそリニューアルの際には、情報の再整理と、企業らしさを表すデザインの設計思想が問われます。

本記事では、既存の会社案内を全面リニューアルした事例をもとに、製品ツールと世界観をそろえるデザインの考え方と、会社案内を見直すタイミングの見極め方をご紹介します。会社案内のリニューアルを検討されている方は、ぜひご参考ください。

会社案内パンフレットデザイン制作の概要

ご依頼主  – スポーツ用インソールなどの輸入・販売を手掛ける企業様 –

今回は、スポーツ用インソールをはじめ、ソックスやサンダルなどの輸入・販売を手掛ける企業様からご依頼いただいた案件です。近年はスポーツ専門店だけでなく、百貨店やシューズショップ、医療・リハビリ分野まで販路を広げていらっしゃいます。

弊社では、以前より製品カタログの制作に携わらせていただいており、そのご縁から今回の会社案内リニューアルをご依頼いただきました。

ご依頼内容 – 会社案内パンフレットのリニューアル –

今回ご依頼いただいたのは、会社案内パンフレットの全面リニューアルです。

現在お使いの会社案内は制作から相応の年月が経過しており、事業紹介の内容もデザインも当時のまま、という課題を抱えていらっしゃいました。そこで、最新の事業内容を正確に反映し、時代に即した洗練されたデザインへと全面的に刷新することになりました。

制作するのは、手に取りやすく、かつ十分な情報量を載せられるA3二つ折りのパンフレット。主な配布先は、新たにお取引を始める企業様や、新規に商品をお取り扱いいただく販売店様です。

デザイン制作におけるポイント – 製品の世界観との統一 –

デザイン制作にあたって、大きく2つのご要望をいただきました。

  • 既存のパッケージや製品カタログのビジュアルとの統一感
    すでに市場や取引先に浸透している製品イメージと、会社案内のトーンをそろえること。
  • 必要な情報を一目で伝える構成
    経営理念・事業内容・これまでの経歴、そして現在の強みや市場での優位性までを、限られた誌面のなかで直感的に理解してもらうこと。

すでに浸透している製品の世界観と重ねることで、製品への信頼感を、そのまま企業への信頼感へ。新規の販売店様に、貴社の信頼性と将来性が伝わる一冊を目指しました。

会社案内パンフレットのデザイン制作の流れ

構成・レイアウト設計

最初の工程は、コピーライターによる既存デザイン・掲載内容の精査です。
長年のあいだに変化した事業内容や、少し複雑になっていた情報をいったんすべて分解し、伝えるべき要素の優先順位を整理しました。

そのうえで、A3二つ折りという限られた面に最適な構成要素と、受け手がスムーズに読み進められるストーリー展開を組み立てていきます。

▼旧デザイン

構成・レイアウト設計1

▼新デザインのレイアウト案

構成・レイアウト設計2

この骨子をお客様にご確認いただき、ご納得いただいたうえで、次のデザイン制作へと進みました。

デザイン制作 – 4つの視点での世界観表現 –

固めた骨子をもとに、次の4つの視点を意識してデザインへ落とし込みました。

情報整理による読みやすさ

情報を詰め込むのではなく、見出しの大きさや余白のバランスを緻密に計算。流し読みでも重要なポイントが自然と目に入るよう、読み手を選ばないタイポグラフィ(文字組み)を徹底しました。

コーポレートカラーに沿った配色

企業のアイデンティティであるコーポレートカラーをベースに、製品カタログやパッケージともブレのないカラーパレットを構築。一目でその企業だとわかる一貫性が、ブランドとしての信頼感を支えます。

スタイリッシュでメリハリのある誌面

従来の古い印象を払拭するため、現代的で洗練されたトーン&マナーを採用しました。強調すべき実績や理念は大胆に、詳細な経歴はスマートに収めることで誌面全体に心地よいリズムを持たせました。

使用シーンを想起させるビジュアル

文字による説明だけに頼らず、実際に商品が使われている場面や、販売店での展開イメージを豊富に配置。読み手が導入後の姿を具体的に思い描けるよう工夫しました。

会社案内の完成

完成したデザインがこちらです。

会社案内の完成1

ブランドのキーカラーである「黄色」と「黒」のコントラストを大胆に活かした、スタイリッシュな一冊に仕上がりました。誌面全体にしっかりと余白を持たせたことで、文字情報もビジュアルもすっきりと引き立ち、読みやすさが格段に向上しています。

トーン&マナーから情報の配置に至るまで、ブランドの世界観を的確に表現できたことで、先方にも大変ご満足いただけました。デザインに関する修正はほとんど発生せず、非常にスムーズに校了(印刷可能な完成状態)まで到達。古くなった印象を一新し、新たな取引先へ自信を持って手渡せる会社案内が完成しました。

会社案内の完成2

会社案内リニューアルのパンフレット制作事例ページ

会社案内は「いつ」作り直すべきか – 見直しを判断する3つのサイン – 

会社案内は、一度つくると長く使い続けられるツールです。それだけに「そろそろ作り直すべきか」の判断は後回しになりがち。
ここでは、リニューアルを検討する目安となる3つのサインを挙げます。自社に当てはまるものがないか、確認してみてください。

1. 掲載情報が、いまの事業と合っていない

もっとも分かりやすいサインが、内容と実態のズレです。事業を多角化した、主力サービスが変わった、新しい実績が加わった。そうした変化が誌面に反映されていなければ、会社案内は本来の役割を果たせません。とくに成長中の企業ほど、数年で事業の姿は大きく変わります。「載っている情報が、いまの自社を正しく語れているか」が最初のチェックポイントです。

2. 他の販促ツールと世界観がそろっていない

会社案内は単体で存在するものではなく、製品カタログやパッケージ、Webサイトなど、他のツールと並んで相手の目に触れます。それぞれの色使いや雰囲気がバラバラだと、受け手は無意識に「まとまりのない印象」を抱いてしまうもの。逆に世界観がそろっているほど、ブランドとしての信頼感は積み上がっていきます。手元のツールを一度並べて見比べ、トーンが揃っているかを確かめてみるとよいでしょう。

3. 配布する相手・シーンが変わった

新規開拓を始めた、取引先の層が変わった、展示会での配布が増えた。渡す相手や場面が変われば、伝えるべき情報の優先順位も変わります。以前は詳しい沿革が中心でよかったものが、いまは事業の将来性を一目で示す構成が求められる、というケースは少なくありません。「誰に、どんな場面で渡すのか」が変わったときは、中身を見直す好機といえます。

これらのサインに複数当てはまるなら、部分的な差し替えではなく、情報とデザインを合わせて再設計するリニューアルを検討する価値があります。

会社案内パンフレットのデザイン制作まとめ

今回は、製品の世界観をそのまま企業の姿へと引き継いだ、会社案内リニューアルの事例をご紹介しました。ポイントは、情報の優先順位を整理する構成設計と、製品ツールとトーンをそろえるデザイン設計の両輪です。この2つがそろってはじめて、会社案内は「企業の顔」として説得力を持ちます。

JPCの会社案内デザイン制作サービス では、会社案内をはじめとする各種ツールを、撮影からデザイン、印刷、加工、納品までワンストップで対応しています。製品カタログとの世界観の統一や、既存デザインの刷新も得意としておりますので、まずはJPCのパンフレットデザイン制作サービスへ一度ご相談ください。

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