社長の広告会議

我々にも走れと言っている

2011年2月18日

今日の朝日新聞の朝刊に、日本が中国にGDPを抜かれた際の中国商務省報道官の談話が載っていました。

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要は、今の中国の経済成長の原点として、故・訒小平氏が1978年の来日の際に、新幹線に乗った際の印象深い感想を掲載している。

搭乗中の彼のインスパイヤーされたコメントが「新幹線は速い、我々にも走れと言っているようだ」。

昨日、私たちも社内の商品企画会議で、あまりにも目まぐるしく技術、媒体(特にSNS系やアプリのこと)が進歩するので、「毎日が走っているようだ」と笑っていた矢先の今日の朝刊でしたので、なんとなく感慨深く読んでしまいました。

昨日も、お客様より、双方向性に欠けるWEBサイトの補完としてSNS系「フェイスブック」内にいわばセカンドサイトを作りたいというご相談を受けており、「ファンサイト」を早期に立ち上げるということで、制作を開始しました。

WEBサイト自体はどうしても、情報が一方通行で、コミュニティ形成には向かないので、流行りではあるが、「フェイスブック」内に、双方向性の高い「ファンサイト」を作るというのが、ここ数カ月、何件か問合せが入り、目新しい制作案件として、社内でも検討/勉強を重ね、制作中である。

外資と技術、そして安価な労働力を切り札に世界の工場として、経済発展の基盤を作ったように、同じ「走る」でも、何に向かって「走る」かをしっかりと見定め、会社を走らせることが経営者にとって重要な課題だと思います。

私も、自社の事業ドメイン/事業ボートフォリオをしっかりと見定め、成長に向かって「走りたい」と考えています。

訒小平氏のコメントにグッジョブ!マークです。