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Graphicセクション-スタッフブログ

ロングセラー商品のパッケージデザインのお話し

2015年5月 7日

こんにちは、NISHI-YANです!

今日は、あるロングセラー商品についてのお話しをします。

沖縄県に行かれた方や、沖縄県の公式アンテナショップ「わしたショップ」を訪問されたことのある方ならたぶん目にしているかと思うんですが、ここで販売されている商品に、独自の製法技術で作られている「栄養補助食品《醗酵ウコン》シリーズ」というものがあります。実はこれ、誕生してから20年以上にもなるロングセラー商品なんです。

発売当初からこの製品のパッケージデザインを担当させてもらっていますので、この20年間を少し振り返ってみましょう。

《醗酵ウコン》シリーズの大きな特徴といえば、誕生以来ずっと基本的なデザインを変えずに続けてきたことにあるでしょう。

流行を意識した商品などでは、パッケージデザインを数年おきにごろっと変えてイメージチェンジさせるという手法をとる場合もありますが、この商品についていえばむしろ「変わらなさ」をきちんと守っていくというところにこだわりがあります。日常習慣として毎日口にしていただく商品だからこそ、大きく変わってしまってはいけないんですね。ある日突然まったく違うパッケージデザインになったらおそらくお客さまが混乱されることでしょう。他社製品との差別化をはかり、このブランドならではのアイデンティティを確立させるためにも、この基本スタンスは大切なポリシーだと言えます。

とはいうものの、実際には《醗酵ウコン》シリーズのパッケージは、幾度となく改訂を繰り返しています。

Teabag1994.jpg

たとえば「醗酵ウコン茶」ティーバッグ。上の写真は1994年の発売当初のもので、長々とした説明文が入ってますね。1999年には下のようにスッキリしたものとなり、以降の定型となりました。

teabag1999.jpg

コピー付きのティーバッグは試供品用やホテルの客室に置いてもらうサンプル品などで使われました。上の写真、キャッチコピーが入ったバージョンも、そのうちのひとつです。

tablet1994.jpg

ティーバッグ以上に変遷が目まぐるしいのがタブレット食品「醗酵ウコン粒」。こちらも上の写真は発売当初(1994年)のもので、下図は左から順に1999年、2000年、2002年、2005年、2006年、2011年のバージョンです。

tablet1999-2011.jpg

商品的には、2002年でタブレットの形状が三角形から円形に変わったのが大きいですね。

パッケージを細かくみていくと、製法特許番号が記載されたり「類似品にご注意ください。」の注意書きが加わったりしました。当時は《醗酵ウコン》シリーズのヒットにあやかろうとして他社が似たようなものを出していたことが、ここから読み取れます。正当性をアピールするために「琉球王朝 秘伝」の文言を登録商標にし、さらに沖縄県推奨の「優良県産品」マークや、JHFA(財団法人 日本健康・栄養食品協会)の認定マークなどもきちんと表示するようになりました。この商品はもちろん原料にもこだわっていますが「沖縄産ウコン100%」を強調するのは2005年から。この時には、商品名の書体まわりもリニューアルさせていますね。

また、上には出ていませんが、たとえばパッケージに必ず記載しなければならない「栄養成分表示表」も、公的機関によって定期的に試験しなおす必要があるので、分析データ部分のみを差し替えた改訂版も作っています。

このように、一見あまり変わっていないように見えて、時代に合わせて内容を見直したりデザインに細かな手を加えたりしているのです。

実はこの記事を書いている2015年現在も、全アイテムの改訂作業のまっ最中なんです。どういうものになるのか、ここではまだお見せできませんが、もし商品をどこかで見かけたらぜひ手にとっていただき、どこが変わったのかを確かめてみてくださいね。

ロングセラー商品でありながら、いやむしろロングセラー商品だからこそ、毎年のようにこまめな改良と改訂を繰り返す。それは、商品を手塩にかけて「育てていく」感覚であるとも言えるでしょう。

それでは、また!

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