社長の広告会議

躍進の1年を振り返る

2014年9月16日

「電光石火」の一年と来期への展望
「ワンストッププロモーションは止まらない」


早いもので、8月31日を持って、今期が終了した。
一言で表現すれば、「電光石火」の如き一年。

9月1日より、「新しい期」を迎えたJPC。
その目指すべき方向性を前期の動きと併せ、ご報告申し上げたいと思います。



Ⅰアベノミクス 第三の矢「日本再興戦略」への呼応
映像×スチール複合型スタジオ「ワンストップスタジオ」建設と一括償却への挑戦


「産業競争力強化法」の活用-ワンスタ投資計画書の承認へ

弊社は、予てから、アベノミクス 第三の矢「日本再興戦略」に注目。
日本経済の弱点でもある「過少投資」×「過当競争」の呪縛を解き放つという安倍政権の考えに共鳴し、平成25年12月4日「産業競争力強化法」法案が可決されるやいなや、「投資計画書」策定に着手。平成26年1月20日、同法案の施工と同時に、最新鋭のスタジオ「ワンストップスタジオ」の投資計画書を大阪経済産業局へ提出。
"いの一番"で、投資計画書への承認を受理した。その一連の動きはまさに「電光石火」。


総額1億3,000万近い一括償却をわずか1年で果たす

投資計画書の総額は約1億円。さらに、旧社屋を解体し、償却損2,500万円を計上。
この投資総額を1年で償却するということは、1億4,000万以上の経常利益をはじき出す必要がある。「果たしてできるのか!?」 この目標をクリアする営業上の「青写真」を前期出発の9月時点では、確信。結果的には、1億4000万円の利益を生みだし、1億3,000万近い、一括償却を予定通り1年で完了した。それ以外にも、加速する成長に応えるため、7月には電撃的に東京営業所の増床移転。わずか、一日で不動産下見-不動産契約-オフィス内装/レイアウトの決定を行った。


最新鋭のスタジオが建設期間6カ月で稼働開始へ

誰も考えたことがないコンセプトを持つ「ワンスタ」の構想と建設が年明けから始まり、わずか6カ月で建設完了。7月23日-24日の2日間で、70社を超える企業の皆様が内覧会に参加。総勢200名を超える企業の広報・マーケティング担当者に関西全域から集まって頂きました。7月28日のグランドオープン初日は、東京から予約を頂いた化粧品メーカ様の通販用映像収録でその「こけら落とし」が始まった。クロマキー技術を存分に駆使したその収録は、まさに「ワンスタの幕開け」にふさわしい内容となった。



Ⅱワンスタを核に「ワンストップソリューション」が止まらない
全ての広告は画像×コトバで創られる-広告基礎データへの追究


画像/映像を生み出すファクトリーとして

新しい期になり、映像×スチール複合型スタジオ「ワンスタ」がフル稼働を開始。
その意図がもはや誰の目にも明らかになってきた。JPCのコーポレートスローガン「デザインの領域を拡げ、ワンストッププロモーションを行う」-。その追究に欠かすことができないのが、ワンスタである。広告がコミュニケーションである以上、伝達はコトバと画像(動く画であれ、止まっている画であれ)で行われる。CM、WEB、カタログ、店頭ディスプレイ等全てのプロモーションは、「画×コトバ」の組合せに過ぎない。高次元で「画×コトバ」をデザインするために、究極の素材である「画」(動いている画も、止まっている画も)を生みだす工場=ファクトリーこそ、「ワンスタ」である。


ワンストッププロモーションの中核-その革新的な利便性

JPCはワンスタを全ての広告画像/映像のファクトリーと位置付け、撮ったらすぐに映像編集そして配信へ。撮ったらすぐに、WEB更新&カタログ制作、ディスプレイ制作へ。
その連動は、まさに味わった者だけが体感できるスピードとコストパフォーマンス。撮れば、CMもWEBも、紙媒体/店頭ディスプレイも同時進行で進むこの利便性は企業のプロモーション戦略を語る上で、なくてはならないチカラとなる。ぜひ、このチカラをまだ見ぬ企業様にも、ビルトインして頂きたい。この利便性の追求は、今期も数多くの企業様で採用され、前期以上に、新規取引数を伸ばし続ける力強い原動力になることは間違いない。



Ⅲ注目を集める「企業研修ソリューション」-映像×ITのチカラ
ビデオオンデマンド×e-ラーニングシステムが現場教育を変える


現場教育がCSを変え、企業業績を向上させる特効薬

次に、なぜ、ワンスタが同時録音にこだわるのか。完全防音スタジオとして、映像×音声を同時収録するだけでなく、クロマキー技術を駆使し、リアルタイム編集を行うその意図は。それこそ、現在、企業で注目を集める「企業教育/研修」システムの画期的な革新にある。美容/医療/家電/住宅設備/建築/飲食など、業界を問わず今、最も注目を集める分野が「現場研修」である。施術を行う美容師、医療行為を行う医師、住宅設備を設置する代理店、建築を代行する工務店、接客を担当するホールスタッフ・・・・。お客様の評価は全て現場スタッフの対応で変わる。施術や施工、正しい設置方法そして機械の扱い。現場スタッフが高い知識を有し、接客を行えば、必ずCS(顧客満足度)は向上する。CSが向上すれば、必ず店舗等の売上は上がり、企業業績は改善する。つまり、最も教育の徹底が行われる必要があるのは、顧客と接触する「現場スタッフ」である。しかし、無数に全国に散らばった現場スタッフをどうやって研修/教育するのか。その画期的なメソッドが「映像×IT」のチカラを駆使した「企業内e-ラーニングシステム」である。


映像一括収録×配信システム完備-現場教育をビデオオンデマンドでフルサポート

JPCでは、教育コンテンツをワンスタの同録機能×リアルタイム編集機能を駆使し、収録そして配信まで一括受託しております。配信/システムに関しましては、現存する最高レベルの映像/教材の配信プラットフォーム準備しております。ホテルや会場を借り、DMを作成・郵送し、会場の準備をして、研修を行い、果たして効果は上がりますか?果たして全体対象者の何割が研修に参加しましたか?さらに、参加した何人が完全に理解しましたか?こう考えると、果てしなく低い確率の研修を膨大な予算を賭けて、行っていることが分かります。ビデオオンデマンドだと、「来る/来ない」「理解した/理解していない」というリアル研修の壁を一気にブレークスルーします。教育の基本は、「繰り返し学習」です。ビデオオンデマンド教育は繰り返し「テキスト×映像」で学習が可能。誰が、何分、どの教材/映像を学習したかを全て解析できます。JPCでは「教育×売上」の因果律を突き止め、強い自信を持って企業/現場教育を支える映像一括収録×配信システムの導入までをサポートします。今期は、この企業/現場教育のビデオオンデマンド事業で、2~3億の受注を全国で目指すことを目標にしており、ワンスタを収録プラットフォームにその体制は整ったと確信しております。


上記以外にも、複数の「コンテンツビジネス」をWEB媒体として、提供するビジネスが社内でスタートしており、新規事業を着実にインキュベートしております。内容は、未だ公開することができませんが、クライアント皆様のプロモーションを必ず成功へ導くチカラ強いパートナーとして、益々JPCが成長することをお約束いたします。


現在、OPENから、約1カ月が経過しようとするワンスタですが、この1年間でサービス内容/オペレーション技術を突き詰め、2年以内に東京にワンスタを出店する計画もスタートしております。


今期も皆様に喜びのサプライズを起こせるよう、社員一同、サービス革新とその投資に努める所存です。引き続き、倍旧のご愛顧を賜れますよう、何卒、よろしくお願いします。




JPC 代表取締役 山本修司